goo blog サービス終了のお知らせ 

自分自身で出来る危機管理

左サイドバー、表示順を変更しました。各項目クリックで過去記事等へ移動出来ます。検索エンジン対策放棄しましたm(_ _)m

感受性

2013年11月09日 | ひとりごと
昨日は、宗門に関係する高等学校の創立90周年の記念式典に出席させて頂いた。

圧倒的存在感の勧募委員さんが直々にお越しになり、
「○で、いい、ですかぁ~?」と「喜」んで「捨」てさせて頂いた記憶が懐かしい!

校舎が全面改築され、共学になり、学校のあり方・評価・実績など、
20年前と比しても多くの変化があったそうだ。

  tp://www.y-seifu.ac.jp/seifu90th/

神奈川の宗門関係が学園の運営に関わっている、とは知っていたが接点は「青年会員」の時、
行事に出仕した程度で、ほとんど関わりを持つことも無かった。

校内での式典開始前に、新校舎・諸施設の案内があるということで、
「公金」を寄進させて頂いた手前、末寺代表役員としては見届ける責務があろう、
という高尚な責任感からではなく、折角の機会でもあり興味本意で参加させて頂いた。

車を止め、受付へ向かうと、若々しい「おはようございますっ!」の嵐に恐縮しまくりである。
「改良服・折五条」の略儀とはいえ、生徒諸君は「失礼」の無いように、と徹底されているのであろう。

2名の生徒さんで、数人のグループを順次案内するようで、手にした「原稿」たどたどしく読み上げて下さった。
遙か30数年以上前の、高校生の頃の自分であったら・・・などと置き換えながら、ご案内頂いた。
ハコモノ施設的な比較したところで意味はない。羨ましい限りであるが、時代を感じながら案内は進んで、
生徒の初々しさと、きれいな建物で学生生活送れる嬉しそうな笑顔を見ただけで充分であった。

仕来りどおりの記念式典が始まり、終わりになりかけた頃、吹奏楽部の生徒さん達が入場してきた。
曲を披露してくれる様だ。


数曲演奏があり、レベルの高さ、完成度に正直度肝を抜かされた!スゴイ。

古関裕而氏の名曲を、数メートル目前で、ほぼフルバンドの生演奏があった。
「喜捨」の上に「御祝」の包みをど~するか?ご祝儀を真剣悩んだ前日が、アホらしくなった。


東京オリンピック ファンファーレ&マーチ 陸上自衛隊中央音楽隊 HD


会場が移動になり、「祝賀会」となった。
ご来賓の「鳥居本」の南東の大本山の「門跡」様は、この学園の教員をされておられたそうだ。
平成8年~13年までは学校長をなさった方の御祝いの言葉を頂いた。

我が宗の、新宗務総長さんのご挨拶が続いた。

式典会場では、Aー8に総長さん、Aー9に門跡さんが着座されておられたが、
門跡さんは、生徒の生演奏を聴きながら、数十年の教員生活をされたからでもあろうか、
万感の思いがこみ上げたのであろう。
その、微妙な機微に総長さんは気付き、挨拶の中で披露された。
「5分の1のジェラシーを感じております・・・」とウイットを交えながら。

教員という立場で「生徒」眺めるならば、1年毎に3分の1が入れ替わるもの、なのかも知れない。

生徒の側にしてみれば、僅か「3年間」を過ごす場が学校なのかも知れないが、
長い人生の中で、いろんな人と出会い、経験を重ね、いつの日か人生を振り返った時に、
良くも悪くも有り難さを感じるのものかも知れない。

「学校」が果たす役割を改めて感じさせて頂いたご縁に感謝したい。


コメント    この記事についてブログを書く
« 総長公室費!湯水の如く!! | トップ | 余程「名前」を残したいらしい »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。