11月1日 夜の神戸便で茨城を出発し、3泊の予定で、秋の神戸・大阪の旅に出た。明日の晩、大学時代の寮の仲間と大阪で一杯飲むのが主な目的だが、その他の時間で西国巡礼の大阪・兵庫のお寺を巡る予定にしている。茨城空港の夜の最終便に乗るのは初めてで、空港までの夜間の車の運転も久しぶりだった。このところのアルバイトでCAD図面を書いたりしていたため、老眼が進んで夜間は見えずらくなっていた。運転するときは以前に作っていた乱視を強制した老眼鏡をかけて運転するのだが、たまにしか運転しないので緊張しながらの運転だ。いつものように無料の駐車場に車を止め、静かで人気の少ない空港のターミナルに入った。
機内の搭乗客はほぼ7割程度の乗車率だった。1時間15分ほど、ちょうど夜の9時に神戸に到着した。神戸空港では、これから飛び立つANA機や一晩過ごすSky機がハンガーに駐機していた。
11月2日 今日も朝からいい天気になった。何度か宿泊している三宮駅の近くのビジネスホテルを出て、駅の北口界隈を散策した。駅北側の細い路地沿いは歓楽街で、夜はいい雰囲気になる感じだが、早朝の道路脇は中身のなくなった生ごみのバケツが並んでいた。ぶらぶら歩いてゴシック建築の山手迎賓館のそばに出た。現在は結婚式場ということだ。西に向かって歩くと生田神社に着いた。
神社内の生田の森は、源平合戦時に主な戦場となった地のようで、平知盛・重衡軍が陣を構え、源範頼軍と戦ったとされている。その生田の森のたもとには「さざれ石」が大事そうに置かれていた。
