12月25日 久しぶりで県民の森を散歩する。さすがに吹く風が冷たく、散歩している人もまばら。先日凍っていた池の氷はきょうは解けていた。この季節、山道を歩くと様々な鳥と出会う。きょうはメジロがコナラの木を突っついていた。普段メジロの動きは素早く、なかなかカメラに収めるの難しいが今日は機嫌が良かったようだ。
台南に残るオランダ統治時代の城跡。当時のレンガの城壁が残されている。1661年オランダを追放した鄭成功はこの城を中心に街づくりを行い、承天府と名付けた。この赤崁楼の周辺には祠典武廟、祠典大天后宮などの廟や史跡が集中している。
台湾のお寺と言えば儒教のお寺が有名だ。立派なのは「孔子廟」で、多くの都市に造られ多くの人々の崇拝の対象となっている。「忠孝」といった言葉も通りの名前になっている。そんな中で仏教のお寺を探すのは結構大変だ。台南の孔子廟の近くに「重慶寺」という仏教のお寺があった。1721年創建と書いてあったので、歴史のあるお寺だ。お参りのご利益が「縁結び」や「復縁」というのも興味深い。日本語の説明書きがあるのでありがたかった。
11月18日は朝早く台南駅を出発して、烏山頭、關子嶺温泉と訪れ再び台南駅に戻ったのが夕方の7時を過ぎていた。温泉でゆっくりしたせいもあって、幾分くたびれていた。翌日は高鉄で台北に戻る予定だったので、駅の壁に貼ってあった沙崙線の時刻表や運賃を眺めていた。すると若い娘さんが「メイアイヘルプユー」と言って近づいてきた。普通の美人の子だった。私はベトナムなど海外で何かを言って近づいてくる人には、条件反射的に「ノーサンキュー」という習慣があった。彼女はさりげなく去って行ったが、もうチョットやさしく断れば良かったかなと幾分悔いが残った。翌日の電車の予定を確認し、駅を出ようとしたらその子が隅のATMで何やら操作をしていた。彼女もこちらをチラッと見ていた。
