もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

旧水府村は今が桜の盛りでした。

2010-04-18 | 自転車

今日は久々の晴れ日。7:30に家を出て旧水府村を目指します。今でこそ「常陸太田市」に合併されていますが,やはり水府は水府。金砂郷は金砂郷。里美は里美なのです。それぞれに固有の歴史や文化があり,人の暮らしがある。僕はやっぱり山田川沿いの水府村が好き。山田川沿いのサイクリングロードから見える風景も好きだし,川沿いの狭い谷に広がる里山の風景も好きです。今更ながらですが,最近は水府村の郷土史を読んでいます。
   
今日は川沿いに平行して走る県道33号を時に外れて,谷に下りたり山の斜面を駆け上がったりしました。山田川や,名も無いであろう小さな瀬のせせらぎに身をゆだねていると,「もう自転車放棄して,この辺りをゆっくり歩いてみたいなあ」と思ってしまいましたよ。小さな段々畑や棚田が緑に染まる頃はさもっときれいだろうなあ。

水府ではまさに今ソメイヨシノが満開でした。なかでも水府小学校校門の桜は見事でした。幹が太くて枝ぶりも良し。傍にいた学校用務員さんと思しき方に挨拶をして,いっぱい写真撮らせて貰いました。時刻は9時を回った頃。青空も最高でした。今は「水府小学校」と書かれた石造りの門柱。それから校舎は,旧染和田小学校時代のものです。
   
狭い田んぼの畦道わきを流れる水。これが田んぼに引き込まれるといよいよ田植えの始まりですね。それから,ひとつの木に白とピンクの花が咲いてますけど,これは何の木なんでしょう?枝垂れ枝なのですが…。
天下野(けがの)を過ぎると東側の谷が広くなります。僕は見晴らしのいい高台に腰掛けて,下の田んぼで鍬を使って田起こしをしている人の動きや,遠くの風景を眺めました。顔に当たる風も心地良く,気分は最高でした。田植えが終わった頃にまた来よう。

   
個人的な感傷ではありますが,途中で懐かしい場所に立ち寄りました。しばらくそこにいると昔のいろーんな場面を思い出しました。今は天国にいる「あの人たち」のことも…。今年も桜がきれいに花を咲かせていました。「自分が小さかった頃にあった桜だよなあ」と思ったら胸がいっぱいになってしまって…。写真もいっぱい撮りましたが,ここには載せずにおくことにします。プリントして大切に保管します。

さて,実は今日の目的地は大子町の某所でした。県道33号は途中から国道461号が合流しますが,道幅は逆に狭くなるのです。アップダウンもきつくなり,大子町との境である「明神峠」はキツかった~。今日は脚の調子がイマイチで足付きをしてしまいました(恥)。
この項続きます。


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