店には、誰もいなかった。
他に1組の客がいたが、その客が帰ったら、1人きり。
「ハーレム状態。」と言われるが、帰りにくくなるので、困る。
連休の間なので、予想はしてなくもなかったが。
12時で、「電車がなくなるといけないので。」と店を出て、ホテルに戻る。
6時前に目が覚める。
昨日買った新聞に、ゆっくりと目を通し、シャワーを浴びる。
8時過ぎに、チェックアウト。
近くの「すき家」で朝定を食べ、上野駅まで歩く。
時間に余裕があったので、山手線で新宿に移動。
新宿武蔵野館は、新宿駅近くだが、歌舞伎町に向かう。
2本目に観る映画を迷っていたのだが、決め、混雑して完売になるといけないので、チケットを買っておくことにした。
新宿武蔵野館に着くと、ロビーは混雑していた。
チケットカウンターの表示を見ると、「×」。
開場時の係員の案内だと、立見もいるようだ。
新宿武蔵野館1にて、「一献の系譜」、9:45の回を鑑賞(前売1400円、パンフ800円)。
満席で、立見も18、9名ほど。
「一献の系譜(15年No.120)」
《オープニング》
風音が聞こえる。
風に揺れる、一面の稲。
お供え物のアップ。
神棚。
右手に裃を着て座る男性。左手に神棚とお供え物。
木と供え物を持ち、玄関から雪道に出る裃の男性。一升瓶の清酒を手に、後に続く別の男性。
雪の積もる田に、木を植え、供え物をする。
清酒を木にかけ、田の神に豊作を祈る。
ナレーション(声:篠原ともえ)が始まり、清酒造りの工程が映る。
お猪口から盃に、酒が滴る。
揺れる盃の表面に、
=タイトル=
能登杜氏の人なりと、酒造りに向かい合う姿、自然との関わりを描いたドキュメンタリー。
2週間の限定上映でモーニングショーという情報があって、上映初日に観ておくしかないと考えていた。
杜氏や、清酒造りを描いたドキュメンタリーは、テレビなどで見ているだけに、個人的には表面的な感じがして、終わった後に、小首を傾げてしまった。
終わって、酒を飲みたいとか、能登に行きたいとか、そういう気が湧かなかった。
自然は美しいし、杜氏さんたちは魅力的だが、複数の杜氏を取り上げたオムニバス的作品だからだろうか。
或いは、好きで、いろいろ映像を観ているからかも知れない。
《エンディング》
雪の中。田の神への豊作祈願。
上映終了後の、監督の舞台挨拶が、20分ほど。
次の映画の上映開始まで、40分。
移動に10分はかからないが、あまり時間はない。
歌舞伎町に移動し、店を覗いて歩く。
大阪王将の店内に、客があまりいなかったので、入って五目炒飯を注文。
食べ終え、TOHOシネマズへ歩いて向かう。
着いたら、入場開始時間だった。
TOHOシネマズ新宿、スクリーン8にて、「ヴィンセントが教えてくれた」、12:30の回を鑑賞(当日1800円、パンフ720円)。
幅広い客層で、観客は70名ほど。
字幕は、石田泰子さん。
原題は、「ST.VINCENT」。その、タイトルの意味は、終盤に分かる。原題も、邦題も、映画を観ると、それぞれに味わい深い。
満足感の高い映画で、クライマックス、目頭が熱くなった。
「心が叫びたがっているんだ。」と、どちらにするか迷いながら、青春映画を観る年齢でもないかと、「ヴィンセントが~」を選択したが、良かった!!
新宿駅に向かうとき、上映時間の表示を見たら、「ヴィンセントが~」の14:50の回は、完売になっていた。
新宿駅から、湘南新宿ライン快速で、小山に移動。
上映開始時間まで余裕がある。
終了時間を考え、観る前に夕食を取ることにした。
肉汁うどんにしようかと考えたが、「20分ほどかかる。」と言われ、変えることに。
ニンニクは嫌いなのだが、仕方ない。
「宇味家(うまいや)」で、焼餃子シングル(6個)とライスセットを注文。
皮は、モチモチ。
焼き面は、パリパリ。
噛むと、細かい刺激を感じるのは、ニンニクか。
ま、苦にはならない。
夕食を終え、隣のビルへ移動。
小山シネマロブレ1にて、
「靴職人と魔法のミシン」、17:25の回を鑑賞(当日1800円、パンフ720円)。
観客は、3名。
字幕は、石田泰子さん。
シネマロブレで予告編を見て、観たかった。
アダム・サンドラー主演で、ダスティン・ホフマンが父親役。
ヒューマン・コメディ、人間ドラマとの括りだが、ちょっと不思議なファンタジーという感じ。
「靴職人と魔法のミシン(15年No.122)」
《オープニング》
足音が聞こえる。
1903年のクレジット。
足元が映る。
ハットに、髭面の男。
「シムキンの靴修理店」に入っていく。
職人たちの会議。
シムキンの前に、一足の靴が置かれる。
ミシンで、靴を縫っているシムキン。
話しかけてきた息子に、そのミシンが店にある由来を話し始める父親。
電車に乗っているマックス・シムキン(演:アダム・サンドラー)。
街路を歩くマックス。
クレジットが始まる。
店に着き、シャッターを開ける。
靴を修理する模様が映る。
=タイトル=
エプロン姿で店の前で、カップコーヒー片手に立つマックス。
隣の理髪店のジミー(演:スティーヴ・ブシェミ)が出勤して来て、店を開ける。
挨拶を交わす2人。
マックスは、ストリート・ギャングのレオン(演:クリフ・"メソッド・マン"・スミス)からの靴修理の依頼を受け、修理中に普段使っているミシンが壊れる。 マックスは、店の地下に仕舞われていた、古いミシンを使う。
取りに来ると言ったレオンを、閉店後も待ちながら、退屈しのぎにレオンの靴を履くと、鏡に写った姿はレオンだった。
古いミシンで縫った靴を履くと、靴の持ち主に姿が変わるのだった。
詳しいストーリーは、説明しない方が良いと思う。
最初は、ミシンの力でイタズラしていたマックスが、クライマックスにはその力で悪い企みを打ち砕く。
そして、終盤に明かされるある事実。
《エンディング》
光瞬く夜の街。
店にミシンが来た由来が語られる。
ラストは、親子愛の物語になっていただろうか。
もっとコメディかと思っていたので、予想とは違った。
どちらかといえば、感動系。
ただ、…。
ダスティン・ホフマンは、さすがの演技力だった。
さて、宇都宮へ帰ろう。
明日、観ようと思えば、2本は観れるだろうが、完全休養日にしよう。
3本とも、観ていて、眠い瞬間があった。
睡眠不足は、歴然だ。
他に1組の客がいたが、その客が帰ったら、1人きり。
「ハーレム状態。」と言われるが、帰りにくくなるので、困る。
連休の間なので、予想はしてなくもなかったが。
12時で、「電車がなくなるといけないので。」と店を出て、ホテルに戻る。
6時前に目が覚める。
昨日買った新聞に、ゆっくりと目を通し、シャワーを浴びる。
8時過ぎに、チェックアウト。
近くの「すき家」で朝定を食べ、上野駅まで歩く。
時間に余裕があったので、山手線で新宿に移動。
新宿武蔵野館は、新宿駅近くだが、歌舞伎町に向かう。
2本目に観る映画を迷っていたのだが、決め、混雑して完売になるといけないので、チケットを買っておくことにした。
新宿武蔵野館に着くと、ロビーは混雑していた。
チケットカウンターの表示を見ると、「×」。
開場時の係員の案内だと、立見もいるようだ。
新宿武蔵野館1にて、「一献の系譜」、9:45の回を鑑賞(前売1400円、パンフ800円)。
満席で、立見も18、9名ほど。
「一献の系譜(15年No.120)」
《オープニング》
風音が聞こえる。
風に揺れる、一面の稲。
お供え物のアップ。
神棚。
右手に裃を着て座る男性。左手に神棚とお供え物。
木と供え物を持ち、玄関から雪道に出る裃の男性。一升瓶の清酒を手に、後に続く別の男性。
雪の積もる田に、木を植え、供え物をする。
清酒を木にかけ、田の神に豊作を祈る。
ナレーション(声:篠原ともえ)が始まり、清酒造りの工程が映る。
お猪口から盃に、酒が滴る。
揺れる盃の表面に、
=タイトル=
能登杜氏の人なりと、酒造りに向かい合う姿、自然との関わりを描いたドキュメンタリー。
2週間の限定上映でモーニングショーという情報があって、上映初日に観ておくしかないと考えていた。
杜氏や、清酒造りを描いたドキュメンタリーは、テレビなどで見ているだけに、個人的には表面的な感じがして、終わった後に、小首を傾げてしまった。
終わって、酒を飲みたいとか、能登に行きたいとか、そういう気が湧かなかった。
自然は美しいし、杜氏さんたちは魅力的だが、複数の杜氏を取り上げたオムニバス的作品だからだろうか。
或いは、好きで、いろいろ映像を観ているからかも知れない。
《エンディング》
雪の中。田の神への豊作祈願。
上映終了後の、監督の舞台挨拶が、20分ほど。
次の映画の上映開始まで、40分。
移動に10分はかからないが、あまり時間はない。
歌舞伎町に移動し、店を覗いて歩く。
大阪王将の店内に、客があまりいなかったので、入って五目炒飯を注文。
食べ終え、TOHOシネマズへ歩いて向かう。
着いたら、入場開始時間だった。
TOHOシネマズ新宿、スクリーン8にて、「ヴィンセントが教えてくれた」、12:30の回を鑑賞(当日1800円、パンフ720円)。
幅広い客層で、観客は70名ほど。
字幕は、石田泰子さん。
原題は、「ST.VINCENT」。その、タイトルの意味は、終盤に分かる。原題も、邦題も、映画を観ると、それぞれに味わい深い。
満足感の高い映画で、クライマックス、目頭が熱くなった。
「心が叫びたがっているんだ。」と、どちらにするか迷いながら、青春映画を観る年齢でもないかと、「ヴィンセントが~」を選択したが、良かった!!
新宿駅に向かうとき、上映時間の表示を見たら、「ヴィンセントが~」の14:50の回は、完売になっていた。
新宿駅から、湘南新宿ライン快速で、小山に移動。
上映開始時間まで余裕がある。
終了時間を考え、観る前に夕食を取ることにした。
肉汁うどんにしようかと考えたが、「20分ほどかかる。」と言われ、変えることに。
ニンニクは嫌いなのだが、仕方ない。
「宇味家(うまいや)」で、焼餃子シングル(6個)とライスセットを注文。
皮は、モチモチ。
焼き面は、パリパリ。
噛むと、細かい刺激を感じるのは、ニンニクか。
ま、苦にはならない。
夕食を終え、隣のビルへ移動。
小山シネマロブレ1にて、
「靴職人と魔法のミシン」、17:25の回を鑑賞(当日1800円、パンフ720円)。
観客は、3名。
字幕は、石田泰子さん。
シネマロブレで予告編を見て、観たかった。
アダム・サンドラー主演で、ダスティン・ホフマンが父親役。
ヒューマン・コメディ、人間ドラマとの括りだが、ちょっと不思議なファンタジーという感じ。
「靴職人と魔法のミシン(15年No.122)」
《オープニング》
足音が聞こえる。
1903年のクレジット。
足元が映る。
ハットに、髭面の男。
「シムキンの靴修理店」に入っていく。
職人たちの会議。
シムキンの前に、一足の靴が置かれる。
ミシンで、靴を縫っているシムキン。
話しかけてきた息子に、そのミシンが店にある由来を話し始める父親。
電車に乗っているマックス・シムキン(演:アダム・サンドラー)。
街路を歩くマックス。
クレジットが始まる。
店に着き、シャッターを開ける。
靴を修理する模様が映る。
=タイトル=
エプロン姿で店の前で、カップコーヒー片手に立つマックス。
隣の理髪店のジミー(演:スティーヴ・ブシェミ)が出勤して来て、店を開ける。
挨拶を交わす2人。
マックスは、ストリート・ギャングのレオン(演:クリフ・"メソッド・マン"・スミス)からの靴修理の依頼を受け、修理中に普段使っているミシンが壊れる。 マックスは、店の地下に仕舞われていた、古いミシンを使う。
取りに来ると言ったレオンを、閉店後も待ちながら、退屈しのぎにレオンの靴を履くと、鏡に写った姿はレオンだった。
古いミシンで縫った靴を履くと、靴の持ち主に姿が変わるのだった。
詳しいストーリーは、説明しない方が良いと思う。
最初は、ミシンの力でイタズラしていたマックスが、クライマックスにはその力で悪い企みを打ち砕く。
そして、終盤に明かされるある事実。
《エンディング》
光瞬く夜の街。
店にミシンが来た由来が語られる。
ラストは、親子愛の物語になっていただろうか。
もっとコメディかと思っていたので、予想とは違った。
どちらかといえば、感動系。
ただ、…。
ダスティン・ホフマンは、さすがの演技力だった。
さて、宇都宮へ帰ろう。
明日、観ようと思えば、2本は観れるだろうが、完全休養日にしよう。
3本とも、観ていて、眠い瞬間があった。
睡眠不足は、歴然だ。