じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

新人

2009年07月04日 | 会社

3か月の導入研修を終えて新人が職場にやってきた。
どんな方なのか楽しみ。
いきなり本社だから大変だろうと思います。
できればフロントの最前線で経験を積んだ方がいいけどなぁ。
そうすれば、お客様や現場の最新の生の声を聞いていることだけでも、本社に来たときの武器になるから。
でも、自分もそうでしたが、とりあえず目の前の仕事に一生懸命取り組んでいれば、なんとかなるかな。
最初から、「自分はこれが得意だ」とか「これをやりたい」とか「これが好きだ」と言ったり、決め付ける必要はないと思います。
そういう意味で言うと、「場馴れ」って重要だなぁと。
不得意なことでも場馴れするくらい数をこなすことである程度は克服できます。
そして、得意になる必要なんかない、と思っていることでも、場馴れすることでいつの間にか成長していて違う次元に入っていたりします。
ふと気づくとそれが「人生最大の得意項目」に変わっていることすらあります。
 ※私の場合あまりありませんが、強いて言えば宴会担当w
元々教員を目指していた自分が、縁あって今の会社にお世話になり、総務課に始まって色んな職場を経験してきました。
振り返ってみると、ある分野を強制的に「場馴れ」させてくれる会社員生活の良さに気づくわけです。
最近は色々会社側も配慮しているので、そうでもないようですが、強制的に配属されて、強制的に教育されて、「もしかすると興味なかったこと」についたとしても、これが思ったより人生を広げてくれます。
就職するまで、やるとは思ってもみなかったことをやらされ、場馴れし、得意になることで、思ってもみなかった自分の「向いている領域」が見えてきたりするんじゃないでしょうか。

途中で投げ出すより、必死で続けた方が得られるものは大きいなぁと思います。
よく「自分がやりたいことじゃない」とか言ってる新人がいるらしいですが、与えられた環境でちゃんと場馴れして成長することは結果的に他の分野にも多大なる影響を及ぼし、いよいよ「自分がやりたいこと」に取りかかるときの大きな大きな武器になると思うんだけどなぁ。
世の中で大成している方が、よく「自分にプレッシャーをかける」と言われる。
これは、閉塞してしまわないための一番の処方箋だということを身をもって経験されているからでしょうね。
なんだか書きながら、自分に言っているようになっちゃった。
頑張れ新人君!!
未来の社長を目指して・・・どこかで聞いたようなセリフ by チューボーですよ