3月1日、2日に堀越区の委員研修旅行が行われ、2日目に、兵庫県の淡路島にある北淡震災記念公園を見学しました。20年前に6千人余の犠牲者を出した阪神・淡路大震災、ここ兵庫県北淡町でも震度7の激震により40人近い死者を数えるなど未曽有の被害となり、その爪痕を後世に伝えるため、この記念公園に震災当時の状況が保存・展示されています。
委員一行は、館内に保存・展示された、地震の巨大なエネルギーにより発生した「野島断層」の地面の大きなずれの状況や破壊された建物などをつぶさに見て回りました。
震災体験館では、直下型地震と呼ばれる兵庫県南部地震と海溝型地震と呼ばれる東北地方太平洋沖地震のそれぞれ同規模の震度7の揺れを体験しました。二つの地震の揺れ方と揺れの長さは違いましたが、腰かけたいすが左右に激しくがたつきとても立ってはいられないだろうと思われる激しい揺れに思わず足を踏ん張り身構えてしまいました。この状況の中で周りの物が倒れたり落下れば間違いなくパニック状態になると思われました。
南海トラフ等の大地震が予想される中、堀越地区など山間地でこのような地震が発生すれば土砂災害などによる大きな被害が想定され、一層の防災・避難対策の重要性を痛感します。
研修の後は、日頃の労をねぎらい、また大いに懇親を深めた2日間でした。
投稿者 WIND