品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

工場火災と計量法の関係

2016-05-31 08:14:46 | 品質計量管理
この2~3年、工場火災、爆発が多いように思う。

50年前には計量思想という言葉を聞いたが、最近はほとんど聞かない。

計量法の適正計量管理事業所が、特定計量器の範疇に縮小されたのが工場全体から計量管理が消えて、日常的な関係が深い品質管理部門に計量管理技術が使われるようになったことが、工場火災、爆発事故の多発に原因があると感じている。

計量思想とは、仕事を科学的に運営するために、正しい計量器を正しく使って、正しいデータを取って、データを正しく使うことである。

現在の計量管理は、自然科学を基本にした方法である。温度が上がれば自然科学の法則で発火、爆発は起きる。発火、爆発は正しいデータの管理で防止できる。

自然科学を基本にした計量管理ビジネスの必要性を感じている。

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オバマ大統領に感謝

2016-05-28 08:50:05 | 品質計量管理
オバマ大統領の広島訪問の平和への貢献に感謝する。

先の戦争の思い出は、5才の子供のことであるが、周囲の大人は日本が戦争に負けてよかったと言っていたことである。

国民は戦争で苦しめられていたと思う。政治家が戦争起こして国民をいじめていたためと想像できる。

戦争法案?ができたり、武器輸出をしたり、最近の政治家はお金儲けに熱心であるが、仮に収入が2倍になっても戦争になっては地獄である。

各国のリーダには平和外交を期待している。

選挙では、戦争を呼びよせる政党には投票しない。

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データの不正使用を防止するゲームの検討

2016-05-19 17:05:05 | 品質計量管理
2016/05/17 ワークショップ風景

計量士という測定データに関係の深い仕事をしていると、最近頻発しているデータの不正使用を防止する責任を感じる。

データの不正使用には、根深い原因が多くあることは承知しておる。

大きなことはできないがワークショップの中で測定不正に気づき、その改善方法を気づくゲームを作りたい。

これまでの測定ゲームを改良すればできそうである。

1.サイコロ積み上げゲーム
最小目盛の1.0mmと、0.1mmのノギスを使って、平行度誤差が与えてあるサイコロの寸法を測定してサイコロの平行度を求めて、平行精度の良い面を用いてサイコロを5個積み上げる。
この場合に①測定器の定期検査が実地している正しい測定ノギスを使用する。②ノギスが正しく測定できる技能のある人、②データ計算の正しくできる人、③データを正しく使える人はサイコロを多く積み上げることができる。

このことは、「正しい測定器を正しく使い、データを正しく計算して、計算結果を正しく使えばサイコロを高く積み上げる」。これは計量思想の実施である。

この20年計量行政は、事後行政にになっているので計量思想の実施がおろそかになっている場合が多いが、このような測定ゲームを”西尾街のふれあい教室”でやって計量思想の実施を提案している。

2.測定の不確かさゲーム
これまでの「測定の不確かさゲーム」は、用具が複雑であったのでこれを「測定と品質をつなぐ測定技術」の用具に取り換えて、「新測定の不確かさゲーム」をつくる。
この測定の不確かさゲームは、カタヨリ精度、ばらつきの精度を合成して計量思想の実施を取り入れているので測定データを不正に使えば、たちどころに良くない結果が出るのでデータの不正使用が防止できる。

3.カタヨが理解できるゲームの内容
カタヨリを単独で理解できるゲームの内容にするためには、コストが掛かりゲームで作りにくい。当面の大きな課題である。


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プリウス45カ月の燃費と大企業のデータ不正

2016-05-12 16:20:24 | 品質計量管理
プリス46カ月の燃費 2016/05/12

今月も、無事故、無故障、無違反あった。

燃費もよかった。素晴らしいことである。

世界的な大企業が自動車の燃費データの不正で経営が揺らいでいる。悲しいことである。

計量計測の原理原則の活用にもう少しコストを掛けていれば、戦後の日本の計量行政のように計量思想の普及にコストをかけていれば防げたように思える。これには、現在の事後計量行政に遠因があると思う。

現在の職業計量士の多くは、秤の検査をやっている。これも当然必要であるが、企業の中で実施している計量計測の効率的な進め方を追求するために、計量士を活用していれば計量思想の実施が進んで燃費不正は起きなかったかもしれない。

問題は、企業の中で実施している計量計測の効率的な実施方法の研究がされていないことである。コストを掛ける手掛かりさえも研究されていない。何とかしないといけない。




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温度影響実験の準備/計量思想の具体化

2016-05-08 11:28:25 | 品質計量管理


度々、この数年計量思想の低下による事故が多いように思える。

免震ゴム、マンションのパイル、自動車の燃費におけるデータの不正利用など計量思想が欠如していると感じている。

測定データは、科学的なものであるからデータ正しく使わないと巨大な損失を作り、多くの関係者に迷惑をかけることになり、経済的にも精神的にも苦しむことになる。

では、計量思想の実現にはどうするのか。計量思想の実現をわかるようにするゲーム作りを進めている。

例:温度により製品は変化することを体験する簡単な実験を3~5個繋いで物語にする準備をしている。

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NHKの日曜討論会/良い憲法/良い製品

2016-05-04 14:34:19 | 品質計量管理

NHKの憲法改正についての日曜討論会を注意深く聞いた。

何をどうのうに変えるがわからなかった。

日本人の手で憲法をつくりたいという意見があった。

子供の頃のおよそ70年前のことである。

戦争から帰ってきた何人かの兵隊さんから日本人は野蛮な人殺しをしてきたという話を聞いたことが度々あった。戦争に負けてよかったとも聞いた。

日本人の手で作らなくても良いことは良いことだと思う。

外国製品でも良い製品は使えばよい。日本の製品も輸出先から見れば外国製品であるが非常に多く日本製品が使われている。

憲法と製品は違うが、製品も人が心を込めて作ったものであるから共通点はある。

つぎに、平和を作るために文化の力を使いたいという発言が女性の議員さんからあった。

はじめて聞いた話である。賛成である。できればスポーツの力、産業の力、それと国民の交流の力があったら成功すると思う。

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