品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

自己診断機能と秤の定期検査

2009-04-29 22:35:02 | 品質計量管理
蜆取り(2009/04/29)

秤の検査は、使用、設置状態(載せ台付近の整理整頓、風、温度変化、汚れ、張り紙、架台など)、ディスプレイの表示なども考慮するので、精度の確認のみではない。従って、自己診断機能が定期検査の機能と同じとは思えない。

社説で主張するからには、現実にそれなりのデータがあってのことであろう。今後データを示してた説明に注目したい。

計量管理ビジネス:説明を期待する計量士
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社説・定期検査不要の主張

2009-04-28 09:21:49 | 品質計量管理

広辞苑によると、社説とは「新聞・雑誌などに、その社の主張として掲げる論説」とある。

計量新報社は、秤に自己診断機能が付いたので、秤の定期検査は不要ということを主張しているが、

「内蔵分銅の自己診断機能を付けることで、秤の定期検査は不要」という主張には賛成できない。

理由は、原子炉は特別としても、自動車など多くの機械設備には、安全装置(自己診断機能)が多くあるが、定期検査の不要説は聞かれないし、自己診断機能が定期検査の内容を実施しているとは思えない。

計量管理ビジネス:適正な計量管理の推進計量士
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最新科学機器とISO10012の運用

2009-04-25 08:39:42 | 品質計量管理
展示会カタログ(2009/04/24)

ISO10012の測定プロセスの設計を運用しようとすると最新の科学機器を管理する必要がある。当然のことであるがこの展示会に出ているような機器の情報を知っている必要がある。ところがそれは誰ができるるであろうか、個人ではこの膨大な計量機器の情報は管理できない。

協会でもそのような事業をするところは少ない。結論は、実現は非常に困難であるが、そのために不自由をするのは誰であろうか。一部の機器しか利用しない中小企業の計量担当者には大きな不自由はないであろう。総合的な製品を開発する大企業は不自由を感じであろう。ここに、大企業の計量計測管理の担当者が活躍する場面があり、現に展示会で詳細に調査している人が多くいる。

また、導入すみの機器をISO10012の方法で管理する場合には、導入されている機器の取扱説明書があれば、校正、検査はできるので、展示してある機器の情報の必要は少ない。

大企業といえども計量担当者は少人数であるから、計量管理で企業競争に関係のない分野のことの団体活用は効率的といえる。ところが、世界的な不況による経費節減で団体を退会することは、会社の都合で仕方がないがISO10012のの測定プロセスの設計の運用により、会社の業績の向上に貢献することは悪いことではない。

会社の業績の向上に貢献するために、団体への加盟の有無を問わずにISO10012の運用は積極的な計量管理の進め方といえる。従って、退会しても団体及び関係者が活躍しやすいように協力し、情報を共有化し、メリットを分け合うことが望まれる。

計量管理ビジネス:メリットを分け合う計量士
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計量ワークショップテキストの題名

2009-04-23 06:56:32 | 品質計量管理
(社)日本計量振興協会から、昨年に続いて実施されたISO10012を調査した報告書が発行された。継続調査であるから昨年よりも内容が大変充実している。

ISO10012が普及すると、従来の計量部門だけの計量計測から事業所全体に計量計測の対象が広くなる。

さて、広い対象に必要な測定の5Sがあると考えて測定の5Sを調査してきた。

その小冊子がまとまりつつあるので、その名称について考えているがまとまりがつかない。
1.計量計測のための5S技術
2.測定器の5S
3.測定の5Sガイド
4.作業と品質を向上させる測定の5S

計量管理ビジネス:ISO10012計量士
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山吹の花 計量第4の職域

2009-04-19 21:14:27 | 品質計量管理
山吹の花(2009/04/16)

縁起を担ぐと、山吹の花には実が付かないので、計量第4の職種は実らないか。

しかし、山吹は増えるので、根を下ろす工夫と努力は効果が出るであろう。

第4の”計量ワークショップ”は、適管に相性がよいと思えるので、計量管理ので効果が出る事業所へ働きかけをして、根を下ろす方法を始める。

計量、品質、生産性に興味のある経営者に働きかけて、経費はかかるが1回でも実績をつることにする。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ
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計量団体の退会対応のワークショップ

2009-04-18 08:43:51 | 品質計量管理
花園の中の雑草(2009/04/18)

輸送機器メーカーの計量団体からの退会が聞かれるが、世界的な不況であるから仕方がないことである。

計量という機能を行わない限り事業所の存続はないので、団体を退会しても計量管理の業務は継続する。

そこで、退会をしたために不足する計量管理機能を計量士が行うチャンスが出てきた。ここで、計量管理機能の探し方としてISO10012の要求事項が約180項目あるからその中から選ぶ方法がある。

事業所の希望する計量管理機能の計量機器の検査、使用者の教育、計量管理の情報提供などを”計量ワークショップ”として、事業所が必要とする時に、必要な量だけ提供するとよい。

ここで心配なことは、事業所が提供を希望する量、質と計量士の提供できる力量のバランスをどうして取るかである。提供を受ける側も提供する側も無責任な無い物ねだりをしないことである。

世界的な不況は、”無い物ねだり”から脱却できるチャンスとなるであろう。

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職域拡大のための具体的な方法

2009-04-15 19:42:24 | 品質計量管理
黒く見える矢作川の川面(2009/04/15)


計量関係者以外に計量の話を持って行くのは大変難しいが、職域の拡大のパイロット事業として挑戦している。

事例を示さないと理解されないので、事例作りを教育助成金がつくこの時期は計量管理の講習会を開催への理解が得やすいのでPRを始めた。まだ、チラシを配り始めたところであるから結果はわからない。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ
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第4の職域のネーミング

2009-04-12 11:57:17 | 品質計量管理
知多四国88カ所参り(2009/04/12)

この風景は何回見ても落ち着いていて飽きがこない。

第4の職域の内容は、3年かかったが固まった、
事業所が希望する内容の計量管理を、その内容が得意な計量士が担当する。ただし、1人の計量士では能力不足の場合は、複数の計量士がグループを作って担当する。
誤解の無いように、現在の計量士の職場替えを徳川時代のように行うということではない。これまで誰も担当していない事業所への展開方法である。


実施方法は、明日以降に述べる。

ネーミングは、どうしたらよいか。
募集しようかな。コメントをいただけるとありがたい。
計量関係者は、石橋を3度たたいてもわたらないから無理な話?
第1の職域は代検査
第2の職域は適管
第3の職域は材料試験機の検査
第4の職域は特別適管又はCKC又は計量ワークショップ

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 教育助成金利用の計量ワークショップ事業

2009-04-11 17:17:16 | 品質計量管理
ネギ(2009/04/11)

グローバル化時代計量管理を調べてきて、その結果として計量ワークショップという案がでてきた。

1.特徴
1)事業所の必要としていることに合わせやすい
2)計量士の得意とする能力が発揮できる

2.方法
1)目的とする事業所が必要と思える内容で、計量指導の内容の試案を計量士の得意とす  る方法で作成する。
2)事業所に計量指導の内容を提案して、指導内容に事業所の希望をとりいれる。
3.教育助成金を使用するように提案する。

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緊急助成金(教育手当)利用の研修会

2009-04-09 21:33:20 | 品質計量管理
コンサルティングのスタート(2009/04/08)

緊急雇用対策の教育助成金を利用して1年間のISO9001のコンサルティング(研修会)をスタートした。

ISO10012か、適正計量管理であると計量士らしいが、残念なことにそこまで準備ができていない。計量士会には情報を提供しているがまだ反響はない。

石橋をたたいても渡らないのが計量関係者でであるから、300%確実であるという情報を提供しないと動かないであろう。

「簡単な計量計測管理のガイド」A4版12ページの資料を4月の計量士会に配布したしたが、来月もさらに追加資料を提供する。

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