森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

至福の谷山浩子コンサート

2017-12-11 22:44:43 | ドーデモ体験談

年末は “自分にご褒美” 谷山浩子コンサート。

毎年行っているのだが、今年ほど至福の気分を味わったことがない(o^_^o)。

ちょうど本ブログの5年も前の谷山浩子コンサート(神戸)の記事にコメントが付いた。これは30年ぶりぐらいに行ったコンサートだった。そこで今年の話も記したくなった。

実は2017年は大阪ザ・フェニックスホールで2夜連続あるのだが、私は発売時期を逃して、ようやく2夜目のチケットをゲット。ただし2階の隅だったのだが……。

風邪気味なのでポケットにのど薬を忍ばせ、お呼びのかかったセミナーをすっぽかし、いざ出陣! 早めに家を出て、谷町線に乗り換えようとしたら、なんと人身事故で全線不通。それでもJRルートでフェニックスホールに急ぐ。おかげで無事開催前に到着しました。

 

この日は、オールリクエストという趣向であった。しかもチケットの半券をくじ引きして決めるという。最初にそう言われたら、もし自分が当たったら何をリクエストするか考えるよね。。。v(^0^)。あれがいい、これがいい、あの曲も好きなんだが、と迷いつつ幾つかに絞る。徐々に固まってきた。

その間にも、リクエストは1曲、2曲と続く。なんか緊張する。ところが私のすぐ近くの席、それも左右で二人が当たった。もう当たらないだろうと緊張を解く(笑)。

途中休憩を挟んで後半に入ると、「このパートは通常なら新譜から選ぶのですが……」と暗に催促。たしかに「窓」や「カントリーガール」など代表的な、でも古い曲のリクエストが多いかもしれない。とはいえ「カントリーガール」は私の好きな4番まであって感激。いつも3番で終わるので、ちと寂しかったんだよ。。。

思わず新譜「月に聞いた11の物語」からならどれがいいだろう……と考えてしまった。

と、そこで次の指名が、なんと私の席だったのだ!!!

あっ、と頭が真っ白になった(°o °;)。でも、瞬時に手を挙げた(笑)。

新譜の中なら……と頭の中がグルグルねじれねじれてクラクラ(螺旋人形)と。いや、ダイジョーブ(白雪姫と七人のダイジョーブ)。

結局、すぐに新譜に切り換えられずに●■▲n をリクエスト。そんなに古くないし、森が登場する歌(やっぱりこだわったのです)の中でもっともロックで、もっとも難しそうな曲(~_~;)。

「私に楽をするな、ということですね」と言われた。もう、もう、頭がマトリョーシカ(無限マトリョーシカ)(笑)。

ほかにも30年間ぐらい歌ったことのない曲(北風南風)だとか、新譜からもちゃんと3曲出たし、その配列が抜群の妙。バラードあり、黒曲あり白曲あり、リクエスト大会とは思えぬバランスの良さ。そして私の好きな曲多数。初っぱなが「MOON GATE」で最後のダブルアンコールの曲が「MOON SONG」とピシッと決まってる。

しかし、数千曲の中からその場で指名のあったリクエスト曲を即ピアノで引いて歌えるというのはチョーすごいことだなあ。

頭がぼおっとして夢見心地だった。今年起きた出来事はよいことばかりではなかったけど、この至福の時間がすべてを洗い流してくれたかのように感じる。。。