阪急トラベルサポート第二回団体交渉
肝心の労働時間及び時間外労働に関しては、会社は「みなし労働」を主張し、厚生労働省の見解を待ちたいと繰り返しました。
私たち組合は、「すでに労働基準監督署の勧告がでているから従うべきだ。いつまで１５時間・１６時間などの長時間労働を放置するのか。このままでは、労働基準監督署に申告せざるを得なくなる」と主張し会社の猛省を求めました。
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阪急トラベルサポートの添乗員と全スタッフの皆さん！
全国の添乗員とその家族の皆さん！
３月１５日、全国一般東京東部労組ＨＴＳ支部は、阪急トラベルサポートと２回目の団体交渉を行いましたので報告します。
＜団体交渉報告＞
支部代表５名（添乗員女性３名男性２名）と本部役員３名が出席し、会社は上田支店長以下５名が出席。
最初に、前回支部側の要求に対する会社側の回答があり、その後質疑応答・討議を行いました。
その結果、
① 雇用保険加入については、国が定める加入要件（平均週２０時間、反復・継続勤務等、つまり現在の添乗員の多くが該当するはずです）に当てはまる人には加入手続きを行う。
② 有給休暇については、勤務実態に即して判断する事とし、労働基準法で定める発生要件（６ヶ月継続勤務の８割出勤）を満たしている添乗員には支給する。
③ 打ち合わせ・精算業務は、２時間とするが、会社側の都合で延長する場合は、１０分単位で従来の手当に加えて、その延長した時間分を支払う。
④ 「対客電話手当」を新設して時間分を支払う。額はこれから決めたい。
⑤ 空港での集金は、添乗員に大変な負担であることは承知している。やめる方向で派遣先と協議したい。燃油サーチャージの明細記入はやめる。
⑥ ＥＤカードは、やむなく書いた場合は、現状、一枚１００円支払っている。また入手できない国については、持ち帰ってくれれば一枚３０円を支払うこととしている。
⑦ ガイドについては、添乗員には「同時通訳」の役割は求めない。英語ガイドツアーについては、日当増額で考慮する。
⑧ アンケートの集計は、６月頃をめどに、派遣先で行う方向で派遣先と協議したい。
⑨ 車内販売・オプショナルツアー・旅日記作成の改善に向けて、派遣先と協議したい。
⑩ 安全管理については組合の要望を真摯に受け止めて派遣先と協議し、改善に向けて努力したい。
⑪ セクハラ防止を周知徹底し、相談苦情窓口の対応を強化したい。パワハラも同様。
⑫ 添乗員への損害賠償問題は、支部のおっしゃる通りなので、今後は添乗員から事情を良く聞き総合的に判断したい。
⑬ 深夜・早朝手当の増額のため、派遣先と協議し決定にむけ進めている。
⑭ 組合掲示板設置については、持ち帰り前向きに検討したい。
⑮ 日当の増額について検討しているので、まもなく回答したい。
等々が確認されました。
しかし、肝心の労働時間及び時間外労働に関しては、会社は「みなし労働」を主張し、厚生労働省の見解を待ちたいと繰り返しました。
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/4feaccc1653884efc6934b64e28bb25f
http://www.jata-net.or.jp/jata_n/070212/070212_tenjodemand.htm
私たち組合としては、「すでに労働基準監督署の勧告がでているから従うべきだ。いつまで１５時間・１６時間などの長時間労働を放置するのか。このままでは、労働基準監督署に申告せざるを得なくなる」と主張し会社の猛省を求めました。
阪急トラベルサポートの添乗員と全てのスタッフ皆さん！
添乗員の仲間の皆さん！
今こそ１人でも多くの仲間の力が必要です。
組合に参加しましょう。
あなたの力をかして下さい。
肝心の労働時間及び時間外労働に関しては、会社は「みなし労働」を主張し、厚生労働省の見解を待ちたいと繰り返しました。
私たち組合は、「すでに労働基準監督署の勧告がでているから従うべきだ。いつまで１５時間・１６時間などの長時間労働を放置するのか。このままでは、労働基準監督署に申告せざるを得なくなる」と主張し会社の猛省を求めました。
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阪急トラベルサポートの添乗員と全スタッフの皆さん！
全国の添乗員とその家族の皆さん！
３月１５日、全国一般東京東部労組ＨＴＳ支部は、阪急トラベルサポートと２回目の団体交渉を行いましたので報告します。
＜団体交渉報告＞
支部代表５名（添乗員女性３名男性２名）と本部役員３名が出席し、会社は上田支店長以下５名が出席。
最初に、前回支部側の要求に対する会社側の回答があり、その後質疑応答・討議を行いました。
その結果、
① 雇用保険加入については、国が定める加入要件（平均週２０時間、反復・継続勤務等、つまり現在の添乗員の多くが該当するはずです）に当てはまる人には加入手続きを行う。
② 有給休暇については、勤務実態に即して判断する事とし、労働基準法で定める発生要件（６ヶ月継続勤務の８割出勤）を満たしている添乗員には支給する。
③ 打ち合わせ・精算業務は、２時間とするが、会社側の都合で延長する場合は、１０分単位で従来の手当に加えて、その延長した時間分を支払う。
④ 「対客電話手当」を新設して時間分を支払う。額はこれから決めたい。
⑤ 空港での集金は、添乗員に大変な負担であることは承知している。やめる方向で派遣先と協議したい。燃油サーチャージの明細記入はやめる。
⑥ ＥＤカードは、やむなく書いた場合は、現状、一枚１００円支払っている。また入手できない国については、持ち帰ってくれれば一枚３０円を支払うこととしている。
⑦ ガイドについては、添乗員には「同時通訳」の役割は求めない。英語ガイドツアーについては、日当増額で考慮する。
⑧ アンケートの集計は、６月頃をめどに、派遣先で行う方向で派遣先と協議したい。
⑨ 車内販売・オプショナルツアー・旅日記作成の改善に向けて、派遣先と協議したい。
⑩ 安全管理については組合の要望を真摯に受け止めて派遣先と協議し、改善に向けて努力したい。
⑪ セクハラ防止を周知徹底し、相談苦情窓口の対応を強化したい。パワハラも同様。
⑫ 添乗員への損害賠償問題は、支部のおっしゃる通りなので、今後は添乗員から事情を良く聞き総合的に判断したい。
⑬ 深夜・早朝手当の増額のため、派遣先と協議し決定にむけ進めている。
⑭ 組合掲示板設置については、持ち帰り前向きに検討したい。
⑮ 日当の増額について検討しているので、まもなく回答したい。
等々が確認されました。
しかし、肝心の労働時間及び時間外労働に関しては、会社は「みなし労働」を主張し、厚生労働省の見解を待ちたいと繰り返しました。
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/4feaccc1653884efc6934b64e28bb25f
http://www.jata-net.or.jp/jata_n/070212/070212_tenjodemand.htm
私たち組合としては、「すでに労働基準監督署の勧告がでているから従うべきだ。いつまで１５時間・１６時間などの長時間労働を放置するのか。このままでは、労働基準監督署に申告せざるを得なくなる」と主張し会社の猛省を求めました。
阪急トラベルサポートの添乗員と全てのスタッフ皆さん！
添乗員の仲間の皆さん！
今こそ１人でも多くの仲間の力が必要です。
組合に参加しましょう。
あなたの力をかして下さい。
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ずっとどこかがおかしいと、思いつつも添乗員とはそういうものだと、会社から洗脳されておりました。
転職するしかないとあきらめていました。
この勤務状況が改善される希望があるなんて思ってもおりませんでした。
この件が突破口になり、正当な賃金と待遇を得られることになるのでは・・！と、本当に嬉しく思います。
ほとんどの派遣会社で同じことが行われています。今回の件がもっともっと公になってくれれば、きっと声を上げる添乗員さんも増えてくれると思います。
一人でも多くの添乗員が立ちあがらないと私たちの仕事はいつまでも地獄のままです。
地方ですので、中々動きがとれませんが、私も何かできないかと考える毎日です。
勇気ある阪急の添乗員さん、並びに東部労組さん、今後もがんばってください！
全国の添乗員は全員皆様方のお味方ですよ!
行政指導が入ったとのことですが、まさに皆さんのおかげなのではと感謝しております。
ご参考になればと思い変更点をお知らせします。
① 夜間、早朝業務手当の導入。（８：００－２０：００間を基本労働時間とし、それ以前、以後の労働について時間外手当を支給する。スタンバイ、帰着を含む。）
② 法定休日手当の導入。（７日間以上連続で添乗した場合、一日分の休日手当を支払う）
③ ガイド無しツアー、対客電話手当の導入。（日当の８０％）
④ 打ち合わせ精算時間外手当の支給。（３時間を超えた場合に時給として加算。退却電話は除く。）
などです。尚、雇用保険については以前から全員に適用されています。
デリケートな問題なので会社名・ＵＲＬは伏せさせていただきます。どうかお察しください。
心あたたまるコメントありがとうございます。
「ずっとどこかがおかしいと、思いつつも添乗員とはそういうものだと、会社から洗脳されておりました。
転職するしかないとあきらめていました。」
本当ですね。多くの仲間がやめていかされました。
諦めてなくても辞めなくてもいい第三の道が私たちの労働組合です。
一緒に新しい添乗員の歴史を作るために頑張りませんか。
ぜひ、連絡下さい。
電話03－3604－5983(HTS支部担当者)
貴重な情報を教えて頂き、大変助かりました。
私たちの運動が影響しているとしたら、本当にうれしいです。きっとHTS支部の組合員もヤッターという気持ちだと思います。
私たちは、このように一歩一歩全体の労働条件が改善され、旅行業界で働く全ての人々の社会的地位が上がること、本当に心から今の仕事に誇りを持てるように、とりわけ、一刻も早い8時間労働時間の原則の実施を目標としてこれからも頑張ります。
これからもよろしくお願いします。
また、多くの方々にこのブログへのコメントを呼びかけて頂ければうれしいです。
私達HTS支部はHTSの添乗員だけの為に戦っているのではありません。全ての海外、国内添乗員の為に頑張っています。これが発端となって少しでも人間らしい職場になっていけるように願って止みません。見えない鎖に繋がれて「そんなことして何のメリットがある？会社にほされておしまい。私は面倒なことには関わりたくない。」と思っている人、「私は○○添乗員、会社にも良くしてもらっている。」と会社の思うつぼの人、本当に今のままでいいのですか？
変わらないと思うから何も変わらないんです。変えたいと思う気持ちを行動にしていくことで変わっていくんです。
「不満ならやめれば！」そうはいきません。辞めませんよ。私達はこの仕事が大好きなんです。だからこそ胸を張って続けたいのです。
才能ある添乗員の卵が経済的理由でどんどん辞めていきます。実力ある添乗員が一つのミスで矢面にされ耐え難い屈辱の中辞めていきます。人生の一番輝く時にボロボロにいいように使われ倒れて辞めていきます。
本当に今のままでいいのでしょうか？満足ですか？
全国の皆さん、一緒に頑張りましょう。HTSに留まらず広めていきたいんです。不平不満を愚痴で終わらせてはいけません。みんなの声がパワーになって人間らしい職場に変えて行きましょう。
今が まさに その時です！ 目覚めてください！
全国一般東部労組HTS支部のみなさん!
あこがれています
がんばってください
みなさんの要求は全国の添乗員の全員の気持ちです
私たちも必ず近いうちにお世話になるつもりです
全国一般東部労組○○○支部を目指します
その時はご指導よろしく!
そして添乗員がもらうべき手当てを含むツアー代金となり、薄利多売を目的とする激安ツアーがなくなって欲しいものです。
立ち上がってくれた組合員の方達ありがとうございます。
そして頑張って下さい。
みなさんは画期的な意義ある行動をなさっています。
それにしてもコナカも阪急も「みなし労働」繋がりですね。こんな非道をしていて、客商売に影響直結することがわからない両社の経営陣はアタマ悪すぎです。
両社への不買運動よびかけましょうか。
パートも社員も店長も添乗員も家族も、何十万人もの労組組合員と家族も、結局は、みなお客ではないですか。敵にまわしてどうするおつもりなのでしょうか。
商売人のやることではありませんよ。
それに、自分の世話をして頂くパートさんや添乗員さんが１２時間も働らいても残業代も支払われていないと知ったら楽しいショッピングも海外ツアーも全然楽しくありませんでしょ？近々そんな会社誰も利用しなくなりますよ。安売りツアーだけで客が付くと本当にお考えですか。私たちお客を馬鹿にしていると痛い目にあいますよ。私たちは添乗員さんたちを応援しますから。
コメントありがとうございます。
（同じ添乗員です）さんへ。ぜひ一緒にやりましょう。連絡お待ちしています。
（現役添乗員です。）さんへ。まだまだこれからですが、これからも応援してください。
（こみこみ）さんへ。本当ですね。「パートも社員も店長も添乗員も家族も、何十万人もの労組組合員と家族も、結局は、みなお客ではないですか。敵にまわしてどうするおつもりなのでしょうか。」
今、全国の労組員はみな旅行会社の姿勢に皆怒っています。
ＫＴＡＢＩＲＡさんへ
プロ野球選手会のストライキは全国の人々から熱い支持を受けて成功しました。
アメリカシカゴの労働者が、労働時間の8時間制を求めて始めてのストライキをしたのが120年も前の話です。
旅行業界の経営者は世界に恥ずかしくないのでしょうか。世界への旅行で利潤をあげている会社が、世界の歴史の流れに逆らい120年も前と同じでいいというのですから、世界中から間違いなく総すかんを喰うのは時間の問題ではないでしょうか。