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全国一般東京東部労働組合の記録

東部労組メトロコマース支部 裁判結審!座り込み行動貫徹!

2016年12月16日 14時23分47秒 | 東京メトロ売店

写真=裁判所前で歌をうたう東部労組メトロコマース支部組合員ら(2016年12月15日)
 


動画=寒風・冷雨 ! 座り込み3日目 メトロコマース支部 全編版(1時間6分) 

裁判所は非正規差別を許すな!正義を示せ!
裁判所前連続座り込み行動を貫徹したぞ!
判決日は来年3月23日(木)午後1時10分に決定!

東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判の第17回口頭弁論が12月15日午後に東京地裁で開かれ、4人の原告組合員が最後の意見陳述を行い、裁判は結審(弁論終結)になりました。判決は来年3月23日(木)午後1時10分、東京地裁709号法廷で言い渡されることが決まりました。

この日の法廷での意見陳述で、瀬沼組合員は「理由なき差別は人間の尊厳を傷つけます。制度では到底おしはかれない実態を理解してください」、加納組合員は「会社の顔として責任感をもって毎日仕事に専念してきました。裁判所は、真剣に原告と向き合ってください」、疋田組合員は「法の下の平等は差別を許さないのです。法の番人として、良識ある判決を求めます」、後呂組合員は「全国にいる2000万人の非正規労働者が希望を持って働けるよう、こんな理不尽を許さない正義ある判決を」とそれぞれが訴えました。非正規労働者の真剣な声は傍聴席を埋め尽くした支援者の心を打ちました。

その後、弁護団を代表して意見陳述した青龍弁護士は「全く同じ仕事を長年続けているにもかかわらず、正社員の賞与と退職金を含む賃金全体を見たときに、契約社員Bとの格差は固定化し、拡大しているのです。格差是正を趣旨とする労働契約法20条に基づいて不合理であり、公序良俗に反することは明らかです」と述べました。

裁判後、支部組合員は120人集まった裁判所正門前で報告集会を開き、判決日の来年3月23日まで、さらに非正規差別を許さない世論を高める運動に力を尽くす決意を語った。

この日の裁判に先がけてメトロコマース支部は裁判所前で宣伝行動と連続座り込みを決行しました。

12月9日には東部けんり総行動の一環として160人の参加者で裁判所に「公正判決を出せ」とアピールし、「座り込め ここへ」をうたいました(下の写真)。

12月12~15日には午前8時半から午後5時過ぎまで裁判所正門前で座り込みました。寒風吹きすさび、3日目には冷たい雨が降り、支部組合員の中からも体調を崩す人が出ましたが、延べ300人を超える支援者とともに座り込みを貫徹しました。

下の写真=1日目

 

下の写真=2日目

 

下の写真=3日目

 

下の写真=4日目

 

裁判後の報告集会では、2014年5月1日に提訴してから約2年半、手弁当で粉骨砕身してくれた弁護団に拍手が送られました。そして、毎回の口頭弁論や証人尋問の傍聴席を埋め尽くし、座り込み行動をともに闘った仲間全員に拍手が送られました。よってたかってのご支援、本当にありがとうございました!これからも判決日に向けて、「裁判所は非正規差別を許すな!」の声をいっそう上げていきましょう!

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