園内の池で、数日おきにギンヤンマなどの羽化殻を調べています。羽化は、翅を広げることができる空間のある場所で行われるので、ある程度目立ちます。しかし、見る方角にによっても見えやすさがちがうため、向きを変えて3回ほど池を回ることにしています。
この日の3回目の見回りで、羽化したばかりのショウジョウトンボを見つけました。こんなに大きなものが何故目に入らなかったのか、不思議です。午前7時40分ころでした。ショウジョウトンボの羽化は、「主に夜間から早朝にかけて水辺の植物や棒杭につかまって行われ」(『富山県のトンボ』)るそうです。
《羽化したばかりで翅を伸ばすショウジョウトンボ 2014/06/19》