ゴルフの打ちっぱなし練習では、毎回のように「スウィング・新発見」がある???
そもそも、練習は何のためにやるのか?・・・であるが・・・
大抵は「ラウンド時の反省」から「取組テーマ」が生まれる
「ダフ」れば、その原因と対策が練習テーマになる
「原因」と「対策」の『PDCA』(プラン・ドウ・チェック・アクション)のサークルを考えながら取り組むのだが・・・
そうこうしているうちに「おっ!これか!」に行き当たることがしばしばある
これを「開眼した!」・・・なんて表現することがあるわけで・・・
ゴルフ初めてかれこれ30年・・・何度「開眼」したことか、そして何度「奈落の底」に突き落とされたことか・・・
練習の度に「開眼」していたら、本当なら、今頃は「ゴルフの神様」になっていなくちゃいけないのに・・・
ところが「開眼」したはずのその「スキル」・・・いつの間にか打ち消され、忘れ去られて・・・いうところの「元の木阿弥」
次のラウンドで、相も変わらず「なんでこうダフるんだろう?」・・・と又しても練習テーマになってしまう・・・
この「堂々巡り」がアベレージゴルファーの「永遠の課題」
でも、不思議なことに、つぎの練習では「新発見&開眼」の夢を見ちゃうんだ・・・
こうして、どんどん「俺流」が「開眼」という得体のしれない魔物で深みの嵌っていくことになるわけだ
でも、ある時「あれっ!?構えおかしくないか???」と気付かされる
「開眼」によって「基本が変形」していったようなのだ
「グリップ」 「アドレス」 「スエー」 「起き上がり」 「上下動」 ・・・ 数え出したらきりがない・・・
そこで「基本の戻ろう、基本に・・・」で取り組むと”何だかいい感じジャン!”・・・と又一種の「開眼」となる
しばらくは「基本が一番大切」と真摯な気持ちで取り組むのだが・・・
そのうちに「もっと飛距離を!」 「もっと方向性を!」・・・と欲の皮がつっぱり、またぞろ「俺流」の進化(?)に突き進んで行く
ゴルフって、そうやってエンドレスな試行錯誤を繰り返すスポーツなのかもしれない
人はこれを「奥が深い」とおっしゃいまする・・・アハハ
そして人それぞれに「これぞゴルフの神髄」と誇らしげに信じて止まない
つまりは、プロは別にして、アマチュアゴルファーは、それぞれ、みんな違うのだが、みんな「これが一番!」と思っている
金子みすず の 詩のごとく 『みんな違ってみんないい!』 これがゴルフの面白さかも・・・