マツダではSKYACTIV車を一日試乗できるキャンペーンをやっています。SKYACTIVテクノロジーで生まれ変わったマツダの車を存分に味わってもらおうという事でしょう。太っ腹ですね。
せっかくの機会なのでディーゼルエンジンの出来栄えが気になっていたCX‐5 XDを試乗させてもらいました。
ドライブコースは宮ケ瀬湖のワインディングを走って復路は有料道路を使って高速性能を確かめるプランです。
宮ケ瀬湖までの道のりは割と混雑している箇所が多く、CX5の持つポテンシャルを試す機会がありません。
この低速域で気になった点はディーゼル特有のガラガラ音。しかし2,000回転を超えてしまえば気にならないレベルです。営業さんは「慣れる」とおっしゃっていました。それと、istopをONにしておくとエンジンがかかる時に車体がブルンと揺さぶられます。信号待ちの度にそうなるのが気になったのでOFFにしました。
ワインディングではハンドリングが気持ち良かったです。ハンドルのきりはじめは軽いんだけど車の向きが決まるあたりからしっかり重くなる味付け。だから無駄に切りすぎて戻すみたいな修正を要さないので楽だし気持ちいい。
宮ケ瀬に来たら必ず立ち寄る「オギノパン」。
休日は駐車場に入る車が列をなすほどの人気店なだけに、昨日も平日の割に混んでいました。皆さん店先のベンチで焼き立てのパンを食べています。
帰りは有料道路で怒涛の加速を体感。
いやー、ディーゼルターボの加速性能はすごいです。有り余るパワーはこの日本ではほとんど使う機会がなくもったいないようにも感じました。
もっと運転していたかったけど幼稚園へ子供を迎えに行く時間が近づいてきたのでディーラーへ返却に。
営業さんは現在の車の下取り金額を提示してきて商談に持ち込みたいような雰囲気だったけど時間も買う気もないことを伝えCX-5をお返ししました。
じつは、乗る前に心配していたことがあるんですけど、それは試乗したらとても気に入って欲しくて欲しくてたまらなくなってしまうんじゃないか、ということ。けれどそうはなりませんでした。
SKYACTIVで生まれ変わったことに期待をしていたんだけど、やっぱり「ズレ」があるんです。なんのことかと言うと、例えば「アクセルをこれくらい踏んだ時にこれくらいのスピードが出て欲しい」そのような場面てありますよね、低速時でも高速時でも。
ここの感覚のズレが私とマツダの車の間にはあるんです。かくゆう現所有車もマツダ車でありますがこの溝はなかなか埋まらないですねー、相性が悪いのかなぁ。