進化するチームK

夢の実現に向けて邁進する、個人と組織の成長日記

注文したくなる品書き

2008年01月27日 23時20分48秒 | Weblog
先日行ったお寿司屋さんで、
(今日も食べ物ネタでスミマセン)

若い女性スタッフが、カウンターでテキパキと作業
してました。
彼女は特別、お客にお料理を勧めるわけでもなく、
黙々とキビキビと自分の仕事をこなす姿は、
見ているこっちが気分がよくなる感じ。

気がつくと、彼女が作っているメニューを殆ど注文
してしまいました。

例の美容師さんにその話をしたところ、
「若手じゃないスタッフが良い仕事をするのは目に
入らないの?」
と聞かれ、
「ベテランの人は出来て当たり前だし…」
「そうよね~、うちも気ぃつけないと」

なんて会話をした後、
帰りに、デパートのお寿司屋さんに寄りました。

で、
ベテラン風の男性スタッフが注文を取りにきて、
しばらく待っても、注文したものがなかなか出
てこない…。

カウンターの職人さんに、再度伝えると、注文が
通ってなかったよう。
スタッフ同士で、
「おいっ、注文通っないよ」
と言った会話が聞こえてきますが、こちらへの
謝りや確認は無し。

そのせいか、注文したうち2品出てきませんでした。

お会計の時に、若い女性スタッフに、
「注文したものが出てきませんでしたよ」
と言ったら、
本当に申し訳なさそうに
「スミマセン、伝えておきます」
と言ってくれました。

ベテランだから仕事ができて当たり前!
なんて言った発言は撤回です。

こんな小さな事はクレームにもなりませんから
わざわざ言いませんが。
お客さんのテンションを下げたら売上は
上がりませんよね。

最も効果的なお品書きはやっぱり
「人」ですね。


理解

2008年01月27日 12時24分42秒 | Weblog
一度しか行ったことないのですが・・・、

私の地元に、かなり美味しいお魚が食べられる
お店があります。

東京からクライアントさんが来られた時、
美味しい魚が食べたいとおっしゃるので、行きつけの
美容師さん(かなりグルメ)に紹介して行ったお店です。

その店は、繁華街からはなれたとこにあり、
梅宮辰夫さんや食通の有名人がよくこられるそう。

店構えは、寂れた居酒屋風で、はじめ
「えっ?」
と思いましたが、
確かに、新鮮で美味しかったです。
ホントは酔っててよく覚えてませんが、
お土産にアジの開きをいただき、翌日家で食べたら・・・、

オイシイ~~。


で…、
そのクライアントさんが数ヵ月後にいらっしゃった時、
またあの店に行きたいとおっしゃるので、同じ美容師さん
に連絡しましたが、定休日!!
その時は仕方なく、違う店に行きました。

なぜ?またその美容師さんに連絡したかと言いますと・・・。

その店は、相手によって時価が異なると聞いていたから。
予め、紹介者から、
「とりあえずこのくらいでお願いします」
と、予算を言っておけば、その予算内で一通りお任せを出
してくれます。
が、それがないと、相手を見て結構吹っ掛けてくると
聞いてました。
恐っ!

確かにかなり美味しいけど、
嫌な店だな~と正直思っていました。

でも・・・、

先日、美容室に行き、その店の話題になったとき、
美容師さんが言うには、

  この辺で、あの店ほど、全部の魚を天然もの使う
  とこはないし、あの内容で高いのは正当な金額。
  でも、頑張っている若者には、とことんサービス
  してくれる。
  以前、日頃キツイ仕事を頑張ってる部下達に、
  忘年会としてたまには美味しいものを食べさせて
  あげたいと、一人8000円のお任せをお願いし
  たら、凄い量が出てきた。
  大将が、自分の顔を立ててくれたとわかって嬉し
  かった。
  でも、取れる人からはしっかり取るみたい。
  お金持ち風で、いかにも奥さんじゃない女性を連
  れ、カッコつけてる人には思いっきり時価をつけ
  てるみたい。

なるほど。
そっか~。

その話を聞いて、
高くボッタクリしてるのではなく、気に入った人には
大将が男気でサービスしてくれてるんだ。
というのがわかり、またその店に行ってみたくなりました。

お金を同じ支払うのでも、
よく話を聞いて、より理解しているかどうかで、
動機付けが、変わりますね。
「嫌な店→行きたい店」に変りました。(単純)

良い仕事をしてると、人がいい噂を流してくれますね。


   

たまに、いいものに触れないと舌も退化するかな?
と勝手な言い分を作って、
この冬のうちに一度行ってみようと思ってます。