川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

家庭連合問題とLRA

2024年03月11日 | 法律・海外法務
法曹には常識ですが、LRAの原則ってのがある。
Less Restrictive Alternative。

人権の制約は最小限に。
より制限的でない手段(必要最小限の手段)を探しましょう。
必要でやむを得ない制約だけを課しましょう。

これはすべての人権問題の基本。
憲法の一丁目一番地。

懲役5年が相当の人に、7年の罪を与えてはならない。
無期懲役が相当の人に、死刑の罪を与えてはならない。

人権制限は謙抑的に。
小学生でも分かる法理。

____________

だから、家庭連合問題も、「ほんとうに、解散命令が必要最小限なのか」を論じないといけない。

でも、安倍元首相暗殺から2年近く、だれも「家庭連合とLRA」を論じていない。

◆ (過去の)被害者救済のためなら、解散はむしろしないほうがいい。解散すると法人がなくなっちゃいますからね、、

東京地方裁判所も、平成29年に、「被害者救済と解散は別」的な判決を出している。被害者救済は不法行為。解散はそれとは別の話。ってね。

  ・平成29年東京地方裁判所判決(こちら

◆ 将来の被害者救済のためなら、以下の4つの法改正がある。
 これらの4つの法改正で十分ではないのか?
 これ以上に、宗教法人を解散させることが「必要でやむを得ない」のか?
 
 (1) 平成30年の消費者契約法改正で、霊感商法が禁じられた。こちら
 (2) 令和4年の消費者契約法改正で、さらに厳しく霊感商法が取り締まられた こちら 
 (3) 同じく令和4年の被害者救済法で、不当な献金も禁じられた。
 (4) 昨年12月、さらに、被害者救済特例法ができて、法令違反で解散命令を請求された宗教法人で、被害者が相当多数と認められる場合は「指定宗教法人」に指定し、法人の財産管理を強化した。

精神的自由の中でも、信教の自由は最も重要。表現の自由よりも。学問の自由よりも。

だからLRAの原則があてはまる。
LRAの原則からすると、今の政治で、たっくさん、家庭連合の権利を制限する法律が出来上がってますが、こういう法律を作れば作るほど、「これらの新法で十分だから、解散までは必要ないんじゃない?」ということになる。

つまり、新法を整備すればするほど、LRAの原則からすると、解散は遠のく、という皮肉なことになる。

この「皮肉」に、気づいている識者はほとんどいないはずだ。

大事な人権制約となる「法人の解散」を、だれもLRAから論じない。

日本のメディアと法曹会のリテラシーを思う。

 ◆ 過去記事
  ・法曹はLRAなのに、霊感弁連だけMRA(こちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選球眼ならぬ選「本」眼

2024年03月11日 | 
『CDO思考』が瀑売れしてベストセラー作家になっている、小林製薬の石戸亮さん。サイバーエージェントその他を経験した、今をときめくCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)。

 
石戸さんのこの本を読んで、彼にはこの本が刺さりそうだ、って思っておすすめしたのが、以下の『たった三行で会社は変わる』。

 
そしたら、さすが石戸さん、私がおすすめしたこの本を読んでくれて、すぐnoteに書評を書いてくださっている。


その爆速の仕事ぶりには感服する。

私の選球眼ならぬ選「本」眼に自信を持ちました。選本眼とは、「この人にはこの本が刺さりそうだ」と思って、自分の読んだことのある本から1冊を勧めること。

そういう「知のストック」「蔵書のストック」は、常に持ち合わせるようにしないといけない。

そのためには、最低でも月に数冊、絶えず、読書をする生活を送らないといけない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Every dog has his day. When is your "day"?

2024年03月11日 | 人生
Every dog has his day. 

誰にも得意な時代はある。 
誰にも一度は全盛期がある。

ってことわざです。

高校時代の英語の教材に書いてあった。なんだかよく覚えている。

みなさんのday 全盛期って、いつですか。

清原和博なら、高校時代。
イチローは、30歳くらい。
松井秀喜は、ヤンキース時代。

「十で神童、十五で才子、二十歳すぎればただの人」って言われるような人も周りにいませんか?
有名大学に入ったけど、、
司法試験に受かったけど、、
そんな人はたくさんいらっしゃいますね。

清原とイチローを比較すると、「早熟すぎるのは危険」って思いますね。

みなさんは、ご自身のday全盛期をいつだとお考えですか。

小学校? 中高生? 大学? 社会人? 今? 老後?

____________

私の day 全盛期は、、、

死後

を考えています。死後に光るような人生を歩みたい。kingdom of heaven に生き続けたい。

勝海舟が語っていた「知己に千載を俟つ」ってのはこういうことでしょう。
蓋棺事定(棺を覆うて事定まる)ってのはそういうことでしょう。

人を相手にせず、天を相手にせよ、ってのはそういうことでしょう。
今いる80億人を相手にするような、ケツの穴の小さい人生を歩んではならない。

これが僕らが海舟から受け取るボールです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生は◯◯を完成させる旅

2024年03月11日 | コーチング
人生は◯◯を完成させる旅である。

◯◯には何が入りますかね?

人生は愛を完成させる旅。
人生は魂を完成させる旅。
人生は自己実現を完成させる旅。
人生は野望を完成させる旅。
人生は自由を完成させる旅。
人生はワガママを完成させる旅。
人生は修行を完成させる旅。
人生は無私を完成させる旅。

いろんな答えがありますね。

私は、冒頭2つの、愛とか、魂、が好きですね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法律を数で枉げようとすると、あとで赤っ恥を掻く。

2024年03月11日 | 法律・海外法務
法律を数で枉げようとすると、あとで赤っ恥を掻く。

法律は論理です。
数ではない。

数は政治。政治は数。

法律を「数の論理」で枉げることはできない。
勝てない案件を、弁護士100人つけようが、勝てない。

法律は政治ではないから。

法律を、政治的に、数で動かそうとすると、後で、赤っ恥を描きます。

____________

実例を紹介します。

44年前の1980年、家庭連合信者の吉村正(まさし)さんが、京都で、拉致された。

セスナで、札幌まで運ばれた。そこで、手錠をかけられ、鉄格子の中に、監禁された。。。

 こちら(吉村正さんの記事)

セスナ、手錠、鉄格子って、、、 マンガか。さいとうたかをの戯画か。

その吉村さんの拉致監禁を救うために、家庭連合側は、人身保護請求を裁判所に申し立てた。

そしたら、共産党系弁護士が、196人、監禁側の代理人に… え、、196人って、、、

しかし、理のないことを悟った監禁側が監禁を緩め、吉村さんは無事脱走、、、

196人の弁護士は、赤っ恥を描きました。
共産党は、赤っ恥を描きました。

数で法律に対抗しようと思って、惨敗した、196人の、共産党系弁護士。

裁判所を、数で脅そうと思って、その目論見が見事に敗れ去った、196人の弁護士。

数で法律を枉げんとする者は、いずれ、しっぺ返しを食らう。
政治で法律を枉げんとする者は、44年後に、嗤われる。

今、スラップ的に家庭連合に対して「数」で対抗せんとしている、霊感弁連がいます。

数十年後には、物笑いの種になっている。

その頃、泉下の紀藤正樹弁護士は、どんな苦い顔をしていることやら。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の置き手紙

2024年03月11日 | 書道
朝3時に出勤!

今日も世のため人のために頑張ります‼️
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする