つまがリズム

きままな、ひとりごと

TV. 鬼平犯科帳スペシャル(後編)を見て

2016年12月08日 | テレビ メモ
平成28年12月8日(木)

TV、鬼平犯科帳スペシャル(後編)『雲竜剣』
を、みての感想。

1. 覆面をつけた刺客役者の方の、立ち姿、動作がきれいだった。
  誰かな?と調べてみたら、尾上菊之助さんでした。
  私の年齢になると、顔がどうのより、立ち姿が素敵な方が魅力。


2. 盗賊(といっても義賊なんだが)が、若い頃にライバルだった人とわかり、
  しかも、一度ピンチを助けてもらった。この人は逃げ隠れしないことは直観でわかる平蔵。
  
  盗賊は、「出頭するが、今しばらく待ってくれ」と頼んでいる。
  しかし、火付盗賊改め方の平蔵は、役目がら彼をこの場でとらえなければならない。
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  (現代)しばらく待ってやりたいのはやまやまだが、(ここで見逃して)何か問題が生じたら、
      自分も安泰ではないし、組織に迷惑をかけるので、
      「規則でそれはできないのです」

  (鬼平)「お主を取り押さえる役目である。
      しかしながら、お主には借りがある。
      借りを返さなかったら、男の恥である。
      行かれよ」

  こんなシーンをみると、自分がいかにルールに縛られているか思い知らされるね。
  「ルール」なんて、時代や場所や誰かの都合で変わるものなのに。
  ルールより、自分の判断の方が、価値あるって信じているのに。

  そこまでわかっているのに、
  ルールに自ら縛られる人生を、これからも生きていくんだろうか・・
      
  
  
  

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