デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー、海外旅行記、吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

かんわきゅうだい 18 ( 春・・・様々な意匠 )

2016-01-19 14:22:47 | かんわきゅうだい


 東京には雪が積もった由。昨年、元旦に雪が積もった大阪には未だ雪は降りません。ただこの数日、冷たい雨と風が庭の木々の残り葉を舞い散らせました。その空間にまさに蝋細工のような蝋梅が、まだ蕾が多いながらもしっとりと咲き始めました。春は、様々な意匠を纏いつつ動いています。



 朝刊第一面の広告
 朝刊の第一面の最下段。結構高い掲載料だと思いますが、書籍の広告が並びます。どちらかと言うと「硬い」書が主です。広告料の割に合うのか?と疑問に思いつつ、「佐藤優」の名には健在!を思い、「山本義隆」の名には時代錯誤!感が否めません。

 新聞の「読書」欄
 週刊誌は滅多に読みません。しかし週刊誌の新聞広告は結構!よく読みます。広告の見出しと中身に、たぶん大きな差はないと思います。「書評」欄もよく読みます。新聞社の「傾向」が社説以上に顕れ、朝日新聞は「お堅い傾向」が特に目立ちます。



 「不倫は文化」から 「安保法制反対」「原発廃止」へ
 そんな朝日も時に軟派な硬派?ぶり・・・「不倫は文化」で顰蹙を買った石田純一氏を取上げ、安保法制では国会に座り込んだ彼が「原発メルトダウンへの道」(NHK取材班著)について「原発行政を歴史的に解明」する本格的な問題提起の書!と語っています。

 『社会問題で発言し物議を醸したが、自分は何も変わっていない』と語る石田氏 
 石田氏が大切にしていることは三つ・・・過去に学ぶ「歴史観」、今起きている事象を見究める「社会観」、時に命を賭すことも辞さない「価値観」。『僕はただの役者。我々なんかが出る幕じゃない世の中になってほしいと願います』とは、なかなかニクイ!



 ブログを始めて2年半・・・
 新聞とは較ぶべくもないブログの世界。始めたわけはカテゴリー「ごあいさつ」に記しました。それから2年半、思いがけない出遭い歓びもあれば困惑し茫然とすることも。双方向性を有しつつ、歓喜感激、誤解落胆など・・・時に一方通行は避けられません。

 閉じられるブログ 閉じられないこころ
 亡くなられ閉じられたブログに幾度か心がちぎれました。何も語られず長く更新されないブログにはいつまでも心が空しく残ります。閉じられ休まれるブログの多くは理由を記されません。理由を記す義務も、ましてブログを続ける義務も・・・ありません。



 明日から例月の介護帰省します。帰省のたび、両親に大小の異変は避け難く少し息が詰まります。息子もまた来月初めの医師国家試験を控え息を詰めています。日本海側に今冬一番の降雪が報じられています。「春」は様々な意匠を装いつつ・・・それでも暖かな気配を宿していることを希いながら帰ります。

  たんぽぽ
 1.雪の下のふるさとの夜つめたい風と土の中で 青い空を夢に見ながら野原に咲いた花だから
   どんな花より たんぽぽの花をあなたにおくりましょう
 2.高い工場の壁の下でどれだけ春を待つのでしょう 数えた指を優しく開き空地に咲いた花だから
   どんな花より たんぽぽの花をあなたにおくりましょう
 3.ガラスの部屋のバラの花より嵐の空を見つめ続ける 貴方の胸の想いの様に心に咲いた花だから
   どんな花より たんぽぽの花を貴方におくりましょう
   どんな花より たんぽぽの花を貴方におくりましょう


 

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20 コメント

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たんぽぽ (六花)
2016-01-19 18:38:14
たんぽぽの唄は・・たんぽぽ文庫の唄でした。
何十回 何百回 この歌を唄った事でしょう!

閉じられるブログに対して michさんの
六花のブログの 返コメに書いてあります。
読んでみて下さいね。 勿論お暇なときに。六花がブログを閉じないと決心したきっかけを書きました。

mich さんのブログはコメントが書けないようになっていましたので。

大荒れは過ぎたのですね・・
ご両親様の笑顔が たくさん見られますように お気を付けて!したっけね~


返信する
デ某さん (リーのママ@電車)
2016-01-19 19:10:56
山陰は吹雪いていることでしょうね。運転は気を付けてください。
福岡も今日は吹雪いていました。職場の大きな窓いっばいに、降りしきる雪が映って、暖かな室内から時折ボンヤリと眺めていました。
あんなに降りしきったのに、屋根が白かったのも朝のうちで全部熔けてしまいました。
海に降る雪は、どんなに降っても積もることなく消えてなくなる。降る甲斐がないと思っています。
福岡の雪も、景色を白で覆ってはくれません。
朝起きて外を見たとき、何もかもが真っ白に覆われている様子に心踊るのは、やはり雪に苦労をしない土地に住んでいるせいでですよね。
でも、ニュースなどでたっぷり積もった雪を見ると、羨ましいと思ってしまいます。
札幌の雪まつりに、一度行ってみたいと思っても、行けば風邪をひいて帰って来るのが落ちのような気がします。
私は暖かい部屋から窓越しに降りしきる雪を見るのがお似合いです。
返信する
様々な 途上・・・ (デ某)
2016-01-19 23:41:39
六花さん
たいへんなときにコメントいただき恐縮しています
外はきっと吹雪・・・でも 心にしっかり明かりを灯していらっしゃることと思います。

> たんぽぽの唄は・・たんぽぽ文庫の唄でした。
> 何十回 何百回 この歌を唄った事でしょう!
「たんぽぽ」の唄は他にもたくさんありますね
いずれも素晴らしい唄ですが、やっぱりこの!「たんぽぽ」が私は一番好き!です。
春を待つ逞しく強いこころがリズミカルな響きとともに笑顔をはこびます。
たんぽぽ文庫の子どもたち、きらきら輝く笑顔で唄っていたことでしょう。

> 閉じられるブログに対して michiさんのへ・・・返コメに書いてあります。
> 六花がブログを閉じないと決心したきっかけを書きました。
読ませていただきましたし、以前桃さんへのコメントも読みました
私も ほぼ同様の考えです。
いただくコメントは どなたからであれ どんな内容であれ(ご批判でも)
私には人生における珠玉の言葉に映ります。

> 大荒れは過ぎたのですね・・
> ご両親様の笑顔が たくさん見られますように お気を付けて!したっけね~
人生の途上 様々な傷を負いますし それもまた勲章と思えなくもありません
父には いま殆ど表情がなくなりつつあります。
でもその無表情が なにごとか語りかけているようで・・・貴重な時間に思えます。
母にはまだ烈しい感情があり ある意味 それは救いかもしれません。
道路が少し心配ですが
当初予定になかった妻もシマジロウも同行しますので心強く運転できます。
六花さんも えぞをさんの運転する車で春の野を走れますよう 心より祈ります。
したっけねぇ~
返信する
群青の海に降る雪・・・ (デ某)
2016-01-20 00:03:11
リーのママさん
コメントありがとうございました

> 山陰は吹雪いていることでしょうね。運転は気を付けてください。
本当はもう2、3日先に予定していましたが、母の状況で予定を繰上げました
一番荒れているときに車を走らせることになりますが、甲斐はありそうです。

> 職場の大きな窓いっばいに、降りしきる雪が映って、
> 暖かな室内から時折ボンヤリと眺めていました。
雪景色には たとえ厳しい地域であれ 人のこころをときほぐす力がありますね
郷里にいた頃 雪を冠した大山を仰ぎ見ては 何がしか励みを頂いていました。

> 海に降る雪は・・・積もることなく消えてなくなる。
谷村新司さんの「群青」を想いますね。
 空を染めてゆくこの雪が静かに海に積もりて波を凍らせる・・・
 哭けと如く群青の海に降る雪・・・
https://www.youtube.com/watch?v=svVsV6hUqd4

> 札幌の雪まつりに、一度行ってみたいと思っても・・・
いつか 「札幌の雪まつりの取材」依頼がくることでしょう(笑)
その時まで 風邪をひかない体作りに励んでくださいね
返信する
どうぞ、お気をつけて! ()
2016-01-20 00:25:32
デ某さん

帰省されるのですね。
大変なお天気になってしまっているので
くれぐれも、お気をつけて...と思います。

お忙しい中、こうしてお時間を作って会いにいかれるデ某さん。
温かいお気持ちが、きっと、ご両親さまにも伝わることだろうと思います。

仰ぎ見る大山に
勇気や励ましを、たくさんいただいてきてくださいね。
どうぞ、本当にお気をつけて。


返信する
ありがとう (婆ちゃんねる)
2016-01-20 07:07:47
このたんぽぽのうたに長い間憧れています。
昔一回だけ聞いただけなのに心に残っていました。
保存しておきます。

今日お出かけなんですね。
西日本の方、大変な雪ですがどうかお気をつけていってらっしゃい。
返信する
校歌を口づさみながら・・・ (デ某)
2016-01-20 08:36:24
桃さん

コメントありがとうございます。

> 帰省されるのですね。
> 大変なお天気になってしまっているのでくれぐれも、お気をつけて...

大阪の今朝は薄い雪景色でした。
たぶん 大丈夫かなぁと思っています。

> お気持ちが、きっと、ご両親さまにも伝わることだろうと思います。

伝わればいいのですが・・・伝えようとすることが大事なぁと思っています。

> 仰ぎ見る大山に 勇気や励ましを、たくさんいただいてきてくださいね。
> どうぞ、本当にお気をつけて。

ありがとうございます。
母校の校歌に大山がなんどもでますので、口ずさみながら運転いたします。

ではでは 取り急ぎ・・・。
返信する
間もなく・・・ (デ某)
2016-01-20 08:40:42
ちゃんねるさん

コメントありがとうございました。

> たんぽぽのうたに長い間憧れています。
> 昔一回だけ聞いただけなのに心に残っていました。保存しておきます。

「たんぽぽ」の唄、たくさんありますからね。
でも このたんぽぽは ほんとうにあたたかくてやさしくてつよいです。

> 今日お出かけなんですね。
> 西日本の方、大変な雪ですがどうかお気をつけていってらっしゃい。

ありがとうございます。
大阪でも今朝は雪・・・ちょっと長いドライブになりそうですが、大丈夫てす。
ありがとうございました。
間もなく出発しますので、短いコメレスで失礼します。
返信する
Unknown (Anne)
2016-01-20 15:33:59
今日、出発されたんですね!
すっかり冬型になった日本列島!
山陰の運転は大変ですね。

以前、スキーに新潟の方に車で行った時、
雪が酷くて、前が見えなくて、運転にかなり緊張した記憶があります(・_・;)

奥様としまじろうちゃんも一緒なら、
降りしきる雪の中も孤独じゃないですね!

お気を付けて行ってらっしゃいませm(__)m
返信する
小林亜星 (こん)
2016-01-21 11:40:03
長女が幼稚園に時にこの「たんぽぽ」を聞いて感動しました。
小さな子供達が声を張りあげて歌ってる姿も素晴らしいものでした。
デ某さんの日記を読んで、おもわずオカリナで吹いてみました。

うちは新聞をとってないので、銀行などに行ったときに見ます。ハイ、わたしもつい下の本の宣伝が気になりみます。

最近、小林亜星さんの作曲量の多さにびっくりして、彼の言葉を読みたい!と調べました。そして図書館で借りた「世なおし直訴状」がとても面白いのです。又読み終わったら日記に書きますので、是非読みに来て下さいね。

出発の今日、寒いけど、いいお天気でよかったですね。
帰りもいいお天気でありますように…
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