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映画「ダ・ヴィンチ・コード」

2006-05-22 11:15:16 | 映画の話
映画「ダ・ヴィンチ・コード」観てきました。

わりと原作に忠実にそして変更できるところは映画的に変更して、ロン・ハワード監督の職人技で楽しめる映画になっていました。

関係ない話ですが映画が始まる前の予告編が「ポセイドン」「オーメン」「日本沈没」「007カジノロワイヤル」でした、長い間映画を観ていますが現在はハリウッド低迷期で映画界全体を見渡しても低迷期にあるんだなと再確認したような気がします。「ターミネーター2」で完成したCGでリアルな映像を作り出す技術を取り入れて、古い映画をリメイクして映画製作をするやり方は興行的には失敗の少ない方法なんでしょうがチョット食傷気味になってきました。

その点映画「ダ・ヴィンチ・コード」のようにいい小説を映画化した作品は良心的で、まったく新しい映画の誕生につながるような気もします。でもやっぱり映画のために書かれたオリジナル脚本を映像化した映画をたくさん観たいと思います。どうしても小説としての良さと映画の良さには違いがあるので、小説の良さを生かしながら映画としての面白さを加える作業は大変だったろうなと映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観ながら思ってました。

映画低迷期は以前もありました、1970年前後だったでしょうか、ほとんど名作といわれるような映画が生まれなかった時代です。そんな低迷期の中で突然公開されたのが映画「ポセイドン・アドベンチャー」でした、新しい発想で良く出来たオリジナル脚本で興行的にも大成功しました、この映画の後から少しづつ新しい動きが出てきて映画界が再生したのですが、また低迷期を迎えたような気がします。たぶん低迷期と隆盛期のサイクルみたいなものがあるんでしょうね、またこの低迷期も数年続くのでしょうが、新しい世代の製作者の手で新しい映画の楽しさが提案されれば、また楽しい映画がドンドン作られる時代がそのうちに来ると思います。

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