ガンバ大阪+北大阪の話などなど

Jリーグガンバ大阪の話題、北大阪の話題などなどをブログしています。

上海万博 入園者数

2010-05-30 12:34:17 | 上海万博
上海万博の入園者が昨日50万人を初めて超えました。

中国館の予約チケットを手に入れるには、朝の5時ごろから並ぶ必要があるそうです。茨木市では40年前に日本万国博覧会を経験していますので、茨木市にお住まいで当時の万博に詳しい方から、大阪万博も最初の2週間はガラガラだったけど、それ以降は毎日4~50万人の入場者で大混乱だったという話を以前から聞いていました。

そこで、私は5月1~3日に上海万博を訪れて無事に中国館も見ることが出来ました、これから上海万博を訪れて中国館を見る方法としては、一番確実な方法は「団体予約」です、入場ゲートで配られる予約券(約3万5千枚?)以外に団体旅行向けに予約券(約1万5千枚?)が確保されていますので、旅行代理店を経由して中国館を予約できれば待ち時間なく確実に入館できます。(この団体予約の話は中国で得た情報なので、日本の旅行代理店で予約が出来るかどうかは、ご利用の旅行代理店にご確認ください、スイマセン)

別の方法としては「朝5時から並ぶ方法」と「ベストシティー実践区スタンプラリー」に参加する方法がありますが、「ベストシティー実践区スタンプラリー」も参加者は1日1000人に限定されているようですので、スタンプラリー台紙を手に入れるのが大変なようです。詳しくは下記のホームページでご覧下さい。

上海万博公式HP「入園者推移」
 http://www.expo2010.cn/yqkl/indexn.htm
スタンプラリーについて
http://www2.explore.ne.jp/news/articles/14439.html?r=sh

上海万博 大阪万博

2010-05-09 23:00:33 | 上海万博
最近になって大阪万博と呼ばれだした、日本万国博覧会との比較です。

大阪万博の記憶は、熱狂と混乱です。その最大の原因は、350ヘクタールの会場に来場者3000万人を予想して準備した会場に、6400万人が来場した事だと思います。街路は狭く、行列は錯綜し、トイレは大行列で、飲食店は不足してました、またシャトルバスの運送能力が不足して最終バスに乗れなかった来場者が会場で一泊した騒動もありました。

上海万博では、328ヘクタールの会場に7000万人の来場を予想して7000万人規格の会場が準備されています。街路は十分に幅広く、パビリオンにはあらかじめ行列に対応してガイドロープが張り巡らされ、トイレ【写真】は7000万人規模に対応して、それ以上の来場者があった場合にも即座に仮設トイレを整備する体制が整っているそうです、飲食店は多くドリンクスタンドもあちこちに設営されていました、また来場者の送迎のために地下鉄が3路線も万博会場まで乗り入れています。そんな理由で、上海万博では、大阪万博と同じような熱狂と混乱は起きないような気もします。

また、万博開催中の上海から大阪へ帰ってきて感じたことは、日本の美しさです。そして、上海旅行中に中国のみなさんが、日本的なものに憧れを持たれていることをときどき感じました。

例えば、上海市内の外資系ホテルに泊まったのですが、バスルームの天井を見上げると最近ペンキを塗りなおした跡があったのですが、養生せずに手塗りした跡が残っていました。日本に帰ってきて感じた日本の美しさは、例えば道路工事の仕上げをコテと筆を使って仕上げていた職人さんとか、自動車のドアとフェンダーの面を出すこだわりとかなど、そういった細やかな気配りが積み重なって出来上がっているような気がします。

日本は最近少し「しょぼくれ」てますが、お隣の国に日本的なものにあこがれている13億人の人達がいるので、全然しょぼくれている必要はないんだと思って帰ってきました。ゴールデンウィークも終了して、いよいよ明日からは本格的に仕事です、活力満々で活動している上海の皆さんに恥ずかしくないように、日々の生活の場で活動したいと思います。

上海万博 ボランティアガイド

2010-05-08 11:25:22 | 上海万博
上海万博ではボランティアガイド【写真】のみなさんにお世話になりました。

ボランティアガイドは、大学生ぐらいに見える若い男性と女性で、なにかで見た情報では全員が英語を話せるそうです。十数人のボランティアガイドの方と話しましたが、私の場合は6割程度が理解できました。実際は、みなさん英語を話されるのですが、2割程度の方は話される中国語発音の英語は分かりにくかったです、また2割程度の方が話される完璧な英語はこちらが理解できませんでした。

◆中国館の横で話したボランティアガイド女性3人組の場合
3人揃って歩いていたので中国館の入館方法を質問したのですが、日本人だとわかるとその中の一人が日本語で話してくれました。あんまり普通の日本語だったので、てっきり日本人だと思って早口で質問していると。英語に切り替えて「私は中国人です、でもアメリカに住んでいました、日本語は大学で学びました…?」などと流暢な英語で話されました。その後詳しく英語で説明してもらったのですが、ほとんど理解できませんでした。

◆中国館の予約チケット確認ゲートの男性ボランティアガイドの場合
この方とは一番長い時間話しました。今度は初めから英語で話しかけました、そうするとこの方は私たちにも分かりやすい英語で「中国館は予約券がないとはいれません、今日の分の予約チケットは既に終了しました、すみませんが他のパビリオンを回ってください」と、私達が「明日も万博会場へ来るのですがどうすれば予約チケットが手に入りますか?」と聞くと、「それでは明日の朝早く入場ゲートへ来てください、各入場ゲートを入ったところのエントランスで3000枚の予約チケットを配布しています」と丁寧に教えてくれました。

◆横断歩道のところに立っていた女性ボランティアガイドの場合
英語で話しかけると「アイ カン カンキンコン・・・」と中国語発音の英語で、あんまり話されている内容は分かりませんでした。中国語の発音記号はピンインと言って、アルファベットで書く方式を取っているようで、英語をピンイン発音(日本で言うローマ字読み?)されると通じにくい気がしました。

ボランティアガイドのみなさんは、とても気持ちの良い人達ばかりでした。上海万博へ訪れる方は、ボランティアガイドのみなさんとの会話を楽しみに英会話の予習復習をしてからお出かけください。出発前に見た中国旅行のガイドブックでは、中国では英語はあんまり通じないと書かれていたので、英会話の準備は何もしないで出かけたので「プリーズ テル ミー」とか「アイ ウイル」とか「ウッジュー」とか、ちゃんとした英語が出てこずに、日本人の英会話能力の低さを広めたような事になってしまいました。


上海万博 雑感

2010-05-07 16:07:40 | 上海万博
上海へ一度は旅行したいと思われている方には今がお勧めだと思います。

上海万博の期間中は、万博会場内に「値上げ禁止令?」のようなものが出ていて、会場内に出店している飲食店も上海市内に既に出店しているお店に限定されて、価格も会場内と会場外を同じ価格にする必要があるそうです。それでも会場内は少し高いようですが、市内で3.2元(約45円)のペットボトル入りコカ・コーラが4元(60円)で売られています。

また、先日発売された堺屋太一さんの本に、現在の円と元の交換レートは、1元が13.7円程度ですが、10年後は1元70円になると書かれていました。そこまでには時間がかかるとしても、上海万博が終了してそんなに遠くない時期に1元が30円程度にはなるような予感がします?ちょうど、1ドルが360円だった時代が終わった当時の日本のような状況なのかな?

自分がアメリカ人だったと考えてみると、1ドル360円時代に日本を旅行したのと、現在の1ドル90円ほどで旅行するのとでは、旅行中の満足度が4倍大きかったような気がします。

それから、万博会場で感じたのですが、一眼レフのデジタルカメラを持った中国人来場者をたくさん見かけました。そういえば、日本でも遠い昔、ニコンの一眼レフカメラがあこがれの的だった時代があったのを思い出しました。上海の百貨店で、デジタルカメラ売り場を見たのですが日本と同じか、日本より高い価格で売られていました、唯一日本より売価が高い商品でした。

上海万博 物価事情

2010-05-06 13:19:29 | 上海万博
上海万博旅行中に上海でいろいろと買い物をしました

到着した日にはホテルの近くにあるファミリーマートに出かけて買い物をしました
※文中では1元を約15円で換算しています。実際のレートは13.7円ほどですが、円から元の交換手数料を含めると1元が15円程度になります。
 ◆コンビニで買った100円ライター…3元(日本円で約45円)
 ◆コンビニで買った600mlペットボトルのペプシコーラ…3.2元(約45円)
この日の買い物では、物価は日本の3分の1程度かな?

上海万博1日目は、万博会場でお土産を買ったり食事をしたりしました
 ◆万博ショップで買った海宝(ハイバオ)マスコット携帯ストラップ…10~28元(約150~450円)
 ◆万博ショップで買った海宝(ハイバオ)ぬいぐるみ30cm…50元(約750円)
 ◆少し高級なレストランのお昼のランチセット…50元(約750円)
 ※中華飯+鴨の燻製切り身20枚ほど+バドワイザー缶ビール1本
 ◆追加で注文したバドワイザー缶ビール…15元(約225円)
万博会場での買い物なので、市内よりは少し高いかな?

1日目の夕食は万博会場で食べました
 ◆ファーストフード店の水餃子+ラーメン+ドリンクのセット…一人分39元(600円)
水餃子はとってもおいしかったです、ただ餃子のたれは辛酸っぱくて苦手でした。ラーメンも燻製風の骨付きヒツジ肉入りで、たっぷりの香菜(パクチー)が乗り、ドリンクはオレンジジュースでした。上海では有名なファーストフード店(大娘餃子)のようでしたが、日本の旅行者にはなにもつけない水餃子がお勧めです。

上海万博2日目は、気温が30度ほどになり暑い一日でした
 ◆ワゴンで買った600mlペットボトルのコカコーラ製ミネラルウォーター…4元(約60円)
 ◆ワゴンで買った600mlペットボトルのコカコーラ製レモン入りミネラルウォーター…5元(約75円)
 ※会場内の飲み物は「コカ・コーラ」と地元メーカー「伊利」の売店で売ってます
 ◆日本料理店「小川屋」で食事【写真】…一人分90元(約1350円)
 ※ラーメン30元、おにぎり20元、キリン缶ビール20元、キリン缶チューハイ20元
日本の食べ物は全体的に高いようでした、会場内では吉野家の牛丼、道頓堀くくるのたこ焼きなど日本の飲食店の出店も多く見られました。だいたい1品30元(約450円)で、日本国内と同じような価格なので中国の方には高く感じるかな?

2日目は、上海市内でお土産を買ってから夕食を食べました
 ◆有名なお土産屋さんアナベル・リー本店の雑貨…30~90元(約450~1350円)
ガイドブックによると、中国人と日本人が共同経営するシノワズリーのお店です、フランス風の中国雑貨がたくさん並んでいて、携帯ケース、巾着、ブックカバーなど洗練されたデザインの刺繍や貝殻の飾りがついている絹やリネン製の小物をいくつか買いました。
 ◆地元の人気レストランの小籠包とラーメンと青島ビール中瓶2本で二人で食べてちょうど良い量で80元(約1200円)でした
この夕食は地元の人が食事をするお店でした、カニ肉入り小籠包12個入りも揚げ肉の乗ったラーメンもとっても美味しくて大満足の夕食でした。ビールは今回の旅行で食事をした何軒かの店では、青島ビールとバドワイザーが同じ値段で売られていました。

あと2日目の昼食では、焼うどんと緑茶のペットボトルを頼んだのですが、中国ではうどんを食べる習慣がなく、地元の名物料理で少し太い焼そばを使った上海焼そば風の香辛料とソースの辛い味付けでした。また、緑茶には砂糖が入っていて、甘いグリーンティーでした。また上海で食べた食事は、どの食事も量が多く旅行中に相当体重を増やしたような気がします。

それから、2日目の夜は、泊っているホテルの最上階にあるバーラウンジへ出かけました
 ◆ホテルのラウンジのジントニック…75元(約1100円)
 ◆ホテルのラウンジのカクテル…125元(約1900円)
外資系ホテルの中は国際価格のようで、結局支払いは3杯飲んでサービス料込みで340元(5100円)ほどでした。ちなみにホテルの部屋備え付け冷蔵庫のミネラルウォーター・エビアンは60元(約900円)でした、市内で買えばコカ・コーラ製ミネラルウォーターは2元(約30円)ほどなので、単純に比較すると30倍です。

3日目は、帰国する日で昼食を上海万博のケンタッキーフライドチキンで食べました
 ◆中国ケンタッキーフライドチキンのチキンバーガーセット39元(約600円)
 ※チキンバーガー1個+鳥手羽の空揚げ2個+ポテトフライMサイズ+コーラMサイズ
時間がないためにケンタッキーフライドチキンに入ったので、日本でおなじみの味が出てくると思っていたら、チキンは軽く香菜(パクチー)風味のするピリ辛味で、手羽の空揚げは甘辛い味付け、ポテトはおなじみの味の物にタルタルソースにケチャップを加えたようなドレッシングを付けて食べました。すっかり中国風の味付けで、新鮮な驚きを感じながら楽しく食事が出来ました。また、今回の旅行ではホテルのバーラウンジ以外は食事も買い物も料金先払いでした。

飛行機で2時間しか離れていない日本と中国ですが食文化は相当違っていて、毎回食事のたびに驚きのある旅でした。また、最後に空港でお土産を買い込んだのですが、工芸茶・パンダクッキー・ウーロン茶などで1万円(700元)ほどになりました。空港ではアイス・カプチーノも1杯900円ほどしたので、日本の物価とほぼ同じ感じだと思います

以上、上海旅行で感じた「上海万博 物価事情」でした。

上海万博旅行の時に撮影した写真をホームページに掲載しています。

HP「上海万博 体験記」


上海万博 期間限定タイムマシン

2010-05-05 14:16:09 | 上海万博
5月1~3日に上海万博に出かけてきました。

例えば、半年間だけ40年前に移動できるタイムマシンが開発されたとして、過去へ旅する料金は数万円だとすると、是非タイムトラベルをしてみたいと思います。今回の上海万博旅行は、そんな思いで1年前から計画していました、入場券は去年の7月にインターネットで購入し、今年の3月上旬フリーツアーに申し込んで上海へ出かけてきました。

予想通り、今の上海は40年前の日本と同じ風景であふれていました。最新の建物や設備であふれ、今の時点で考え得る理想のまちづくり。そして、そのまちで活動する人達は、40年前の日本人と同じで、前向きな気持ちで、これから新しいルールや都市での生活習慣を一生懸命学ぼうとしている人達でした。

帰国翌日は、上海を思い出しながら、撮影した写真でホームページを作ってました。

HP「上海万博 体験記」

上海万博 体験記

2010-05-04 22:36:45 | 上海万博
上海万博に5月1~3日に行ってきました。

40年前の大阪で開催された日本万国博覧会の頃の日本を思い出した3日間でした。急速に整備された街並みと万博会場の賑わい、観覧に訪れた中国人来場者の熱気を感じるだけで楽しめる万博でした。

なにかと話題になっている中国館にも入館することが出来ました。1日目、2日目と会場案内ボランティアの方に話を聞いて情報を集めて、3日目にはたくさんの中国人来場者と一緒に予約券を手に入れて、待ち時間もなく入場出来て、ゆっくりと時間をかけて観覧出来ました。いろんな展示があって、最後には広大なパビリオンの屋上に広がる屋上緑化庭園に出てくる構成で、2030年に目標とする上海のまちづくりを見せていました。

屋上緑化は、緑が広がり、庭園の中には大きな池が水をたたえ、緑の中にはモダンな東屋が建ちパビリオンの屋上にあることを感じさせないきれいな庭園が作られていました。

また、上海のまち全体が万博に合わせて大改造されて、公共交通が急速に整備されて(15年前から作り始めた地下鉄は世界一の規模で整備されてました)、中心部を高層化して(30階程度のビルが見渡す限り広がっていました)、以前は11車線あった道路を4車線にして遊歩道を整備した「バンドエリア」には、これまで見たことのない風景が広がっていました。

万博見学を中心にした上海旅行は、とても楽しい旅行になりました。下記のホームページは、上海旅行中に撮影した写真と記事で作ったホームページです。

HP「上海万博 体験記」