震災から一年。
悔やむことも、
祈ることも、
哀れむことも、
できることには限りがあると感じるだけの一年でした。
そこで、
できることと言えば、
これくらい。
震災後に個人的にキツいこともあったためか、
余分なことを何も考えないように、
この一年は「財」を「散」らすことに没頭してきたように思う。
お金がないときは時間をつかった、
というか、
あるだけのお金と時間をつかったように思う。
とても充実していた。
とっても個人的な意見だけど、
30代初めのこのときにこういう想いができて良かった。
正直、
家族やまわりの人々のためには全くと言っていいほど何もつかえなかった。
つかおうとも思っていなかった。
ぼくのまわりの人々は、
ひとのために(まだ見ぬひとのために)自分の大切なものを賭せるひとばかりだと思っているから。
昨年出会った、
尊敬できるひとが震災の数日後に言った。
「まずは街頭で募金をしよう、
そのあとは長期戦になる」
本当にその通りだと、
あらためて思います。
できることは限られていて、
とてもシンプル。
毎日を100%つかいきって精一杯生きること。