毎年恒例になった 「 三人旅 」ワタシ達夫婦と長女・お姉たんの旅です。
いつもの事ながら 距離感欠乏症の旦那さんが運転手なので、大変ハードな内容。
そして一日目が悪天候・・・・ って事もあるあるです。
今回の旅は 去年の三人旅で向かった長野県、その前にと、立ち寄った 新潟県・西福寺。
ここで 日本のミケランジェロと呼ばれた 石川雲蝶さんの彫刻に出会ってしまった・・。
去年ワタシ達が訪れた時 本堂では おめでたくも副住職様の結婚式。
それでも開山堂の素晴らしい彫刻を 懐中電灯を使いながら説明して下さる方がいて、
その素晴らしさに感嘆・・・。
でも目的地は長野県だったので 他にも石川雲蝶さんの彫刻があるお寺が有ると知りつつ
後ろ髪を引かれる思いで 新潟県を後にしました・・。
なので・・・
今回は 石川雲蝶さんの彫刻を訪ねる 新潟県・3回目の旅! ( 1回目は2017年9月 )
まず向かったのは 長岡市にある林興庵。
唐獅子牡丹の彫刻を楽しみに伺いましたが まさかのお留守・・。
拝観する事が出来ませんでした。
残念。 気を取り直して 進みます。
お昼時はどこも混雑してたので 道の駅で売っていた
新米コシヒカリのおにぎり、キノコ汁、炭火で焼いた岩魚を購入。
これが 超美味しかった! アタリだ!!
林興庵を見れなかった事の ガッカリ感が消えました。 単純。 笑
今回 一番楽しみにしていた 天女の彫刻がある 永林寺。
ご法事だった為に 少し待って中へ・・・。
仕事を依頼した当時の弁成和尚が ばくち好きだったと言う雲蝶に賭け勝負を持ち掛け、
「 雲蝶が勝ったら金銭を支払う。和尚が勝ったら永林寺の本堂一杯に力作を手間暇惜しまずに制作する 」
と約束したそうで・・・。
負けちゃった雲蝶さん、13年もの年月を永林寺の本堂に掛けて100点もの作品を制作したそうです。
13年かぁ・・・ 本当に素晴らしい彫刻がいっぱい!!
欄間の天女の透かし彫りが とっても美しかったです。
そこから 龍谷寺へ。 チョット予想外の外観。
白い観音堂はインドグプタ王朝の様式で独特な雰囲気。
渡り廊下の下は池。 ここから本堂 → 妙光堂。
もちろん 中は撮影禁止。 パンフレットです。
観音堂も本堂ももちろん素晴らしかったのですが 思わず声を上げてしまったのが、妙光堂。
120体余の仏像が整然と並んでました。
大正時代に活躍した仏師・竹内勝山師の御作で よく知られている仏様のほとんどが泰安されているそうです。
美しい仏像が 静かに佇んでおられました。 ずっとそこに居たくなるような 良い空間でした。
初日 最後に向かったのは南魚沼市の 雲洞庵。
越後一の寺です。
「 雲洞庵の土踏んだか 」 といわれがあるそうです。
この赤門の参道の下には 法華経が一字一石にしるし深く埋められているとか・・。
今の住職だか? 何代か前の住職だったか? 本当なのかと確かめるために掘り返した事があったそうです。
本当だったそうです。
お掃除をしていた方が説明してくださいました。
罪業消滅・万福多幸の御利益にあずかれるように 踏みしめてお参りしました。
綺麗なお庭を散策しながら歩いて行くと・・・・・。 ん?
むむむ。 苔生した石仏さんが・・・・。
兄に似てる・・・。 こんなに丸顔ではなかったけれど・・・・。
「 兄ちゃん。 ここに居たのか・・・。 」 思わず話しかけちゃって・・・。
「 似てるかぁー?? 」 って 旦那さんとお姉たんには同意得られず…。
ワタシには 兄に見えた と 言う事で。
逢えて良かった・・・ って事で。
ここはカメラ撮影禁止では無かったので あちこち撮りました。
亡くなってから節目 節目で 裁きを受けるのだそうです。
兄もうまく進めたのだろうか・・・・。
きっと大丈夫だ・・・。 うん。 そうだ。
長くなったので 今回はこの辺で・・・。
御朱印も頂いております。
別カテゴリーに載せておきます。
それでは まだまだ続く 旅の備忘録。
またね。
雪の重みで こうなっちゃうのかい?