おやじボクサー(57歳。 19年間ボクシング)   3.11宮城県ボランティア11年間実費参加・『津波』に遭った生き証人

元車椅子。右足首金属ボルト接続。『おやじファイト』優勝。東京での試合は?10戦7勝3引分(39〜44歳)TV放送2回有り

2013年12月22日、宮城県復興ボランティアバス @ 石塚観光 <#写真追加12/31>

2013年12月31日 09時34分50秒 | 3.11ボランティア 茨城県水戸から宮城県11年間参加<<社会福祉協議会>>

12月22日、

石塚観光さんの宮城県復興ボランティアバス

 

2013年最終号に参加して来ました!!!!

 

最終集合地の那珂中央公民館前、

予定より10分遅れてボランティアバスがやって来ました!!!

 

◆午前3:40◆

 

 

さすがに今回は「最終便」らしく、

初めての満車なのです。

それで少し遅れてしまったんでしょうね。

まずは(仮眠で)発車です。

バス車内は、

完全消灯ではないけれど、、、、

十分に眠りにおちることの出来る暗さとなります。

 

 

既に守谷(県外からの参加者)からも合流を済ませて、

水戸市内からの合流も終えています、 

最後の乗車地が那珂中央公民館前、

すぐ高速道路(常磐自動車道・那珂IC)に入ります。

 

 

 

 

◆高速道路◆

国見PA下りにてトイレ休憩。

雪が残っていますね!!!

チラホラと小雨とみぞれも降ってました。

 

◆午前7:30頃◆

 

 

 

国見、

春日とトレイ休憩を挟みつつ現地着です。

 

 

 

◆現地に午前9:30頃到着◆

 

バス隣にブルーシートを広げます、

そこに各自の荷物を置きながら、

作業用の靴に各自履き替えて、

着替えが必要な人は着替えます。

 

 

僕は冬の東北を想定して、

ツナギの下に更にズボン2本を重ね履き(笑

着過ぎかって?くらいに。

万全の防寒対策です!!

 

 

 

 

宮城県東松島市のJR東名駅近く。

 

 

◆午前中の作業◆

ここの丘陵地に植えた芝桜の手入れと雑草刈り取りが作業内容。

 

この地道な作業は、

正直楽ではありません。

 

丘陵地なので思ったより疲れるんです、

でも皆さんは黙々と従事しています。

何度もこの辺りは作業に入っているので、

最初の頃と比べると見違えるほど整いました。

 

季節の違いもあると思うんだけど、

背丈ほどのボウボウとした雑草も「今」は減りました。

半年前は伸びきった雑草を刈り取るのも重労働、

更に刈り取った雑草を運ぶのもなお重労働。

 

そんな場所でした。

 

来年、

ここの芝桜が一面の花を咲かせる時は、

どれだけ綺麗なんだろう。

芝桜やアーモンド(花言葉は「希望」)も植えてあります。

*石塚観光さんボランティアブログ(H25年3月記事

 

今、

来年の満開の花を見るのが僕の夢です。

 

 

 

 

何度もここで記念写真撮ってますが、

JR東名駅ホームで。

駅の名残はこのホームの部分のみです。

 

 

 

ここはJR仙石線の線路が通っていた場所です。

ここは津波でみんな流された場所です、

今となっては線路跡の名残も見当たりません。

 

 

 

午前中の作業を終えて、

JR東名駅正面で子供と記念写真を。

 

JR東名駅。

近くは11月に舗装されて地元漁業組合の事務所も建てられました。

 

 

 

 

 

 

お昼は移動して縄文村歴史資料館へ。

ここでいつもの復興弁当を!!!!

子供と。

 

 

今日の復興弁当は、

いつもの「大徳」さんの美味しいお弁当!!!!

ご飯の盛りが超~~~~大盛り♪

僕はカレー味のハンバーグが良かったなぁ。

 

 

家族で外に出て食べようとしたものの、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

12月下旬の東北、

体を動かしているならまだしも、、、、、、

外でのお弁当はまるで修行の如くキツい!!!!(笑

 

 

ですが、、、、、、、、

あまりの(極寒の)風の吹く外はキツくてキツくて。。。。。。。

吐く息が白い・・・・・・・・・・・と言うよりも、

吐く息が凍る!!!

 

すぐさまバス車内に戻って

車中で食べるハメに(汗

 

大盛のご飯も問題なし!!!

がっつり食べさせて頂きました。

美味しかったぁ~

 

 

 

速効でお弁当を食べたには訳があります、

いつもなら「ゆっっっくり」と食べるんですが、

この日はお昼休みに、

この縄文村の隣にある景勝地「大高森 展望台」に登ることに!!!

奥さんと子供は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

寒いので「行かない!!!」とのことなので、

僕は他のボランティア参加の人達と一緒に登りました。 

 

◆大高森 展望台へ◆

こんな感じで登って行きます!!!

 

 

登っている途中の景色。

 

 

なかなか急な登り坂ですが、

トレーニングだと思って敢えて走ってみたりする。

考える発想が常に「鍛える」しか頭にない・・・・・・・・・・・・

アホです。

 

 

展望台まであと少し!!

 

 

展望台到着!!

やったー!!

 

一般の方がいましたが、

一番乗りは(ボランティアの中で)気持ち良い~(^^)

 

 

後から皆さんも到着です。

やっぱり寒いですが、

松島湾を望めるこの展望は良いです!!

 

 

 

何度も来ている方は(同じくボランティア参加者)

結構詳しくて説明などもして下さいます。

 

 

 

海には牡蠣養殖が再開されている様子も見えたり、

船も沢山停まっていたり、

変わりつつある風景も確認出来ました。

 

展望台で記念に撮って頂きました!!

(岐阜県から参加されているご家族のお父さんに)

 

写真の左端。

津波で流されてしまった街は「更地」になって見えます。

遠目に映るのは、

そんな更地が沢山。

砂浜に見えるけど・・・・・・・「更地」なんです。

 

 

 

 

お昼時間も僅か、

一旦バスへ戻ります。

 

 

 

 

◆バスに戻る◆

ボランティアバスに参加されていた方。

皆さんを和ますために?

サンタさんとトナカイさん仕様!!!!!の女性が2人。

クリスマスも近いしね~

何だか僕だけ「作業員」ですが(爆

 

一緒に写真をお願いしましたよ~

(奥さんと子供は車内でぬくぬく♪していました)

 

 

 

 

 

◆移動◆

お昼を終えて午後の作業場へ移動の為、

バスに乗り込みます!!!!

 

 

 

 

今回の参加された方で、

一番遠くからの参加者は岐阜県からご家族3名(子供さんは中学一年生)

色々とお話しをお聞きしました!!!

ボランティアに対する取り組み・信念。

 

素晴らしいご家族の皆さんでした。

遠方からのご参加は、

3日間必要との話に納得です。

「来る」のに一日、

「ボランティア当日」に一日、

「帰る」のに一日。

僕達はそれだけでも、

どんなに恵まれていることか、

ボランティア前後の労力が皆無です。

ありがたいと改めて感じました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

◆午後の作業は野蒜(のびる)海岸です◆

9月以来の作業で入りますが、

防波堤の建設の為に一般の立ち入りが、

向こう2~3年は不可(海水浴等)となる海岸なのです。

9月に訪れた時は、

流木や建物の一部建材等、

凄い量が打ち上げられていました。

(足の踏み場もないくらいに)

 

その時と比べて、

今日ははるかに綺麗な海岸でした。

まだこの時間帯は晴れていたのですが、、、、、、

あと少しで急変します。

 

 

 

重い鉛色の空となり、

更に凍える風が吹き、

冷たい雨も。。。。。。。。。。。。。ぽつぽつと。

 

 

 

 

気持ち早目に作業を切り上げて、

海岸線で記念写真でした。

 

当日の日帰りバス一台が満車の皆さんと、

前日から一泊二日でボランティアに出発していた人達と一緒に。

 

同じく石塚観光さんです。

こちらはUP写真です。

サンタさんもトナカイさんも♪

 

 

 

◆野蒜海岸で家族と◆

野蒜(のびる)海岸で家族と。

手が凍える寒さ、

冷たい雨に体温を奪われるのも瞬く間。

師走の海は超~~~寒いです!!!!

 

 

今回は僕達家族をいつも撮って下さった男性の方、

本当にお世話になりました!!

お名前もお聞きせず、

ただお世話になるだけでした、

次に再度お会い出来ることを祈ってます(^^)

 

 

 

 

 

今日は目に見えて綺麗になりました。

 

 

 

 

 

今日の海岸線は、

とんでもない大きさの流木等はほぼなくて、

どちらかと言えば、

細くて細かい木ばかり。

 

家庭用の洗剤(容器)やペットボトル等はまず見かけませんでした。

 

僕は9月以来の海岸清掃でしたが、

継続的に掃除されていたのかな。

 

 

 

◆海岸の集積所◆

海岸線の端っこの集積所(海岸で拾い集めたものをココに集めます)

9月以降からの蓄積したものもそのまま積み重なっていた様子。

そこへ今回の拾い集めたものが、

加わります。

 

 

これだけのものが、

砂浜に打ち上げられているのです。

 

9月に比べて、

今日は格段に少なくなりましたが、、、、、、、、、、、

それでもいまもなお、

砂浜に流れ着いて来ます。

 

多分、

今日綺麗にしたところにも、

また来週には新たに流れ着いてくるものがあるんだろうな。。。。。。

と痛感します。

 

 

 

さて。

一日の作業を終えて、

雨も少し強めになって来ました。

急いで用具を持って片付けて撤収です。

 

 

 

午後14時。

 

 

 

バスに乗り込む前には、

着替える人はバス車内で(女性陣)カーテンが引かれます。

 

男は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外で着替えです(笑

一部・・・・・・・・・・女性でも車外で着替えている人も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

僕は面倒なのでそのままでしたが、

極寒の外で着替えている男性陣も多かったなぁ~(^^;

凍えるっっっっっ

 

皆さん、

終われば服装にも気を使いますね~

僕は何でも良いや(笑

 

 

 

 

 

◆松島観光物産館◆

帰りに必ず立ち寄る「松島観光物産館」

トイレ利用とお土産購入です。

前回も焼き牡蠣食べました、

今回も奥さんと子供が食べたいっっって!!!

意外と焼いてしまうと小さくなってしまいます(汗

「え~~~っっこんなに小さいのっっ」みたいな大きさ。

1つが小さい餃子くらいのボリュームです、

3ケで500円。

あっという間に食べ終えてご馳走様♪

 

バスに乗り込む前に子供と。

 

 

 

◆帰りの東北道◆

帰りに安達太良SA上り線にて。

 

2度目(今日はここが最後の)トイレとお土産購入も。

午後17:30頃。

 

 

 

日帰りバス一台と、

前日の一泊二日で運行しているバス一台と一緒に帰路に着きます。

 

 

 

 

今日は帰路のトイレタイム2回のみ。

(「松島観光物産館」と高速道路では「安達太良SA上り線」のみ)

休憩が少ないと戻る時間が30分間くらい早いです。

 

 

 

◆茨城県・那珂中央公民館前◆

一番最初の下車地(那珂中央公民館前)

午後19:30頃。

 

石塚観光さんの綿引社長さんと!!!!

(写真をお願いしました)

#今回は「行き」と「帰り」で車内での添乗員さんが交代されました。

 

「帰り」が綿引社長さんが担当して下さいました。

(「行き」は磯崎様)

 

 

やはり話が上手で、

とても惹き込まれてしまいます。

ボランティアに関する講演活動にも注力されているようです、

いつも感じる事なのですが、

本当に凄い方です。

 

マンパワーが絶大で、

僕と年齢がさほど違わないのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

人生そのものの密度が雲泥の差。

 

ふと、

どうしたら綿引社長さんのようになれるのだろう、

と言うか、

どうしたらほんの少しでも近づけるのだろうか?

人としての器の大きさ、

尊敬の念が絶えません。

 

本当に「ほんの」少しでも近づけられたら?

と本気で考えてしまいます。

 

働く対価など気にせず生きて行けるのなら、

(そもそも僕にそんな対価など有り得ませんが)

お手伝いしていくことを人生の目標としたいくらいです!!

 

 

 

那珂中央公民館から、

守谷(県外の参加者の皆様)への便と、

水戸駅に向かう便に分かれます。

 

ほんどの方はここの那珂中央公民館前で下車しました。

 

 

一日終わってみると、、、、

あっと言う間でした。

 

 

 

 

◆今年最後のボランティア◆

毎回毎回、

勉強になることが多くて、

今回も例外なく「泣かされました」

 

綿引社長様の(講演の)VTRの中で、

被災地で津波に飲まれたご夫婦の話。

助かった奥様が、

まだ帰らぬご主人様への思いを綴った手紙。

 

綿引社長様の朗読に、

切々と語られる想い、

そして現実。

声にならない号泣をさせられました。

 

今日一番、

効きました。

胸がやぶけ千切れるくらいに痛かった。

 

本当に、

震災以来考えることが多くなりました。

今交わす言葉が「さいご」の言葉になるなんて、

誰しも想像していなくて。

 

明日がやってくる保証なんてどこにもなくて、

明日がやって来ることが奇跡と同じくらいの重みがあるって。

 

なのに時々は、

その奇跡が当たり前のように勘違いしてしまう。

 

今自分がココにあることが奇跡だと言うこと。

そのことを忘れてしまう。

 

 

今僕が出来ること、

家族と交わす言葉の一つ一つの大切さを忘れないこと。

わかっていても、

感情にまかせて冷たい言葉を発してしまうことも多々あって、

そんな言葉が、

最後に交わした言葉にならなかったことが唯一の救い。

今はまだ明日がやって来ると思っているから。

 

反省する時には遅いことだってある。

 

 

 

大切にしよう。

想いを伝えよう。

声にしよう。

愛おしい家族の為に。

 

 

そして、

亡くなった人の分まで生きようって。

 

一日の最後に交わす言葉の意味、

感謝の気持ちを伝えたい。

ありがとう、

と、

好き、

を伝えたい。

 

 

 

今回もボランティアに参加させて下さって、

ありがとうございました。

今年最後に行けることが出来て良かった。

 

心の底から叫びたいくらいに思う。

 

 

 

追伸

ボランティアに参加されている皆さん、

また2014年もお会いする時はどうぞ宜しくお願い致します!!

また初めての参加を考えている皆さん、

このブログが少しでも参考になれれば幸いです(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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