『宮城県復興ボランティアバス（石塚観光さん） 1月30日号 ＠ 大川小学校の校内清掃
『宮城県復興ボランティアバス（石塚観光さん） 1月30日号 ＠ 大川小学校の校内清掃 ②
ちょっと話が脱線して③です、
バス車内で（綿引社長さんからの）聞いていたお話です。
まずは新聞にも発表されていた内容ですが、
以下ネット記事を引用です。
第８８回選抜高校野球（３月２０日開幕・甲子園）の出場校選考会が、
２９日大阪市内で行われ出場３２校が決定。
東北地区の県立釜石（岩手）が選ばれ、
１９９６年以来２０年ぶり２度目の出場を決めた。
東日本大震災で被害を受け、
今も仮設住宅から通学する部員もいるが、
甲子園では地元で応援してくれる人たちのためにも元気なプレーで勝利を目指す。
２４人の部員の３分の１以上が東日本大震災で自宅を失い、
現在も仮設住宅から通う部員もいる釜石高校。
そんな中、秋季県大会で準優勝。
「鉄とラグビーのまち」に甲子園出場の明るい話題が届いた。
出場の知らせを部員らに伝えた互野恭治校長は
「彼らは震災の時、小学５、６年生。見事な避難で知られている『釜石の奇跡』の子どもたちなんですよ」
と目を細める。
佐々木偉彦（たけひこ）監督（３１）は
「震災から５年たったが、復興は思うように進んでいない。
自分たちが出場することで、みなさんにもう一度被災地を見てほしいという思いもある」
と話した。
エース右腕岩間大（２年）の母成子さん（当時４４）は、
津波に流されて今も行方不明だ。
小さいころから必ず応援に来てくれた母。
「今日の発表をずっと楽しみに待っていた。きっとお母さんも同じ。
だから今朝は（母の）写真に行ってくるよとあいさつしました」。
野球を続けてこられたのは母のおかげといい、
「甲子園に出るだけじゃなくて、被災地の人に元気を与えていきたい。
２１世紀枠の過去最高はベスト４と聞いているので、それを乗り越えたい」と抱負を語った。
仮設住宅から通う菊池智哉主将（２年）も
「憧れの舞台というだけでなく、釜石の方々に恩返しができるプレーがしたい」
と前を向いた。
ボランティアに参加した翌日、
新聞に掲載された記事を見た。
バス車内でのお話はこの話だったんだ!!!!
そして、
今現在も当たり前のように仮設住宅があります。
復興・復興と言う世間の言葉に、
被災地の全てが「おおかた元通り」になっていると思われている。
元々、
「仮設」と言う名の通り簡易住宅なので、
長年使用することを想定していない耐久構造です。
今現在、
痛みが発生している仮設住宅には雨漏り・隙間風が入り込むと聞きました。
それでも仮設住宅に住んでいる人達が未だに多く、
石巻に行った1月30日もこの目にして来ました。
選抜出場が決定した県立釜石高等学校・野球部24人中、
7人が今も仮設住宅で暮らしています。
僕も個人的に（知人と一緒に、
2度ほど仮設住宅に直接お邪魔させて頂いたことがあります。
（現在は抽選に当たって民間APに引っ越しされてます）
家族で暮らすには到底無理がある狭い・小さい構造で、
体育館等での集団避難生活と比べれば「マシ」と言えるだけです。
そこで長年暮らすと言うことは、
家族間でのプライバシーも一切無しの生活。
空間のゆとりもなし、
大変なストレスを味わう居住空間です。
（実際に目で見て住宅に上がって感じた）
約5年を迎えようとしている現在も、
仮設住宅で生活している人達がいます。
そんな生活を送っている人達が多く、
その事実を!!!
知って欲しいと思って紹介させて頂きました。
by おやじボクサー
追伸
TVでしか応援出来ないけれど、
この子達の姿を見て応援させて欲しい。