CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-142「ダークサイド」(アメリカ・カナダ)

2018年06月25日 00時14分47秒 | アメリカ映画
砂漠でコーヒーを飲むなんて
 事故で幼い娘を亡くした夫婦レイとマギーは、田舎のモーテルを買い取り、そこで新生活を始める。
 ある日レイは、10号室の壁につながる隠し通路を見つけ、マジックミラー越しに室内が丸見えなことを知る。
 そんな中、10号室にいたレズビアン・カップルの1人が死体で発見され、レイに疑惑の目が向けられるのだったが。(「allcinema」より)


 幼い娘を亡くし、気分一新のため田舎町のモーテルを買い取り、経営を始めたレイとマギー。

 しかし、レイがそのモーテルで隠し通路を見つけ、10号室を覗けることを知ったことから怪しげな出来事に巻き込まれてしまう様を描くサスペンス・ミステリー。

 レイを演じるのは、「ヒューマン・ハンター」など小品への出演が続くニコラス・ケイジ。

 
 レイたちが買い取ったモーテルにいわくありげな客がやって来たり、近所の人々も怪しげであったり、何かが起こりそうな雰囲気を漂わせる。

 更にレイが隠し通路と客室のマジック・ミラーを見つけ出したことによって更に雰囲気は怪しげなものとなる。

 しかし、実際には何が起きているのか判りづらい展開だったな。

 レイが覗いた10号室でSMプレイに興じていた女性が殺害されるという事件が発生するが、その遺体はモーテルで発見されるものではない。

 その代わりにモーテルのプールに豚の死骸が放り込まれたりする。

 今回起こった殺人事件と過去に起こった殺人事件が絡み、更にどこか精神的に苦痛を抱えているレイは追い詰められていく。

 モーテルに立ち寄る保安官も怪しげではあるが、もしかするとレイ自身も怪しいのではないかと思わせる。

 しかし、何か事件らしきものが積み重なっていくものの、ハッキリとした目的も判り辛く、更にエンディングを迎えてもこれまでの出来事についてハッキリさせていないことも多く、モヤモヤした気分で終わった作品だったな。

 結局何が事件で、犯人は何をしたんだろう。

/5

監督:ティム・ハンター
出演:ニコラス・ケイジ、ロビン・タネイ、マーク・ブルカス、アーニー・ライブリー、キャシア・コンウェイ
    ジャック・グレイ、ビル・ボレンダー、ジェイソン・ウィクソン、バリー・ミノフ
於:シネマート新宿

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