CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-092「アンノウン・ボディーズ」(ベルギー)

2019年04月15日 00時13分33秒 | ベルギー映画
ヤツは直感で動く、下半身の直感でなければいいが
 6人の女性の死体が同時に見つかる。女性たちは一様に全裸で、血を抜かれ、指紋は酸で焼かれており、頭部は持ち去られていた。
 はみ出し者のベテラン刑事フレディと冷静沈着なボス、フィンケが事件を担当することになるが、失踪時期や場所、職業、外見など被害者たちに共通点が見られず、捜査は難航。そんな時、記憶を失ったリナという女性が発見される。
 フィンケら上層部の反対をよそに、犯人の元から逃げてきたと思われる彼女を突破口に独自捜査に突き進んでいくフレディだったが。(「KINENOTE]」より)


 同じ場所から6体の死体が発見される。
 
 しかも全て頭を切られた女性の死体。

 そんな衝撃的な事件で始まるサスペンス・ミステリー。

 冷静沈着な刑事、フィンケが指揮を執ることになるが、手がかりは無し。

 そんな中、通報現場の近くで半裸でさ迷っていた女性、リナを保護した刑事のフレディは彼女が事件の手がかりになると感じ、フィンケの忠告を押し切り、彼女に近づいていく。


 頭部を持ち去られた6人の女性の死体の発見という猟奇的な事件を二人の刑事が中心となって捜査していく様を描いている。

 容疑者と思しき人物が次々と浮かび、フィンケたちは捜査の手を伸ばしていく。

 猟奇的な事件に次々と浮かんでくる容疑者と、なかなか興味深い展開。

 そんな中、フレディはリナが事件の手がかりになると感じ、彼女に近づいていくが、確かに彼女はどこか怪しげな雰囲気はふんぷんである。

 果たして、リナは事件に関わっているのか、それとも真犯人に狙われているのか。

 なかなか事件の真相、真犯人に突き当たらない中、その真相が気になるところ。

 クライマックスには二転三転する展開から真犯人が明らかになる。

 とりあえず、アッと驚く真相なのかなとは思うが、動機が判らなかったし、犯行もどのようにしたのかハッキリしなかったな。

 最後の真犯人の行動も今ひとつ真意が計りづらかった。

 
 真相は判りづらかったが、衝撃的な事件にそれを刑事たちが捜査する展開、次々と浮かび上がる容疑者とその真相が興味深い作品だった。

/5

監督:ヤン・フェルヘイエン
出演:ケーン・デ・ボーウ、ウェルナー・デスメット、マルセル・ヘンセマ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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