CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-135「キラーソファ」(ニュージーランド)

2020年08月01日 08時12分40秒 | ニュージーランド映画
私は男性を魅了してしまう
 フランチェスカは、事件に巻き込まれて行方不明になった知人が所有する一人掛けのソファを譲り受ける。だが、そのソファは呪われていた。
 変わった男たちを魅了するフランチェスカに恋をしたソファは、彼女の身も心も独占しようと、殺人鬼と化して家を訪れる人間に次々と襲いかかる。つぶらなボタンの瞳、快適な座り心地からは想像できない残忍な手口、そして想像を超える機動性……。
 果たして、悪夢のようなこの恐怖から逃れることはできるのか?(「KINENOTE」より)


 タイトルからして、ソファが人を殺すということが想像出来るホラー。

 やっぱり、座ったものを嚙み殺したりするのではないかと想像するのだが、全く裏切られる展開だったな。

 フランチェスカが譲り受けるソファは、背もたれのところにボタンのようなものが二つあり、それが目玉のよう。
 そして、その下には口になるのでは、と思わせるようなへこみもあり。

 しかし、座る者を食い殺すということではなく、自ら動き出して、狙った相手を追い回したりして、殺めていくという展開。

 まあ、設定からするとB級ホラーである。

 ソファが窓から外を見つめる姿や、ソファを燃やそうとフランチェスカが点けるマッチの火を息で吹き消すなど、ユーモラスなシーンも多々。

 ソファは持ち主であるフランチェスカを狙うわけではなく、彼女に近くにいる男や言い寄る男たちを標的にしていく。

 ソファが人を殺すようになった裏には、呪いがかかっているということで、その解決に動き出そうとする者たちもいる。

 果たして、殺人ソファをフランチェスカたちは止めることが出来るのか。

 クライマックス、意外な正体が明らかになるが、そこでことは終わりではないという展開。

 ラストは、やや曖昧な感じで終わったかなという印象ではあったが、やっぱりユーモラスな雰囲気が勝るホラーであったな。

/5

監督:バーニー・ラオ
出演:ビイミオ・メイ、ジェド・ブロフィー、ナタリー・モリス
   ジム・バルタクセ、ステイシー・キング、アンジェリカ・トーマス
   ジョーダン・リヴァース、ハーレー・ネヴィル、グラント・ケリアマ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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