CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-091「探偵なふたり:リターンズ」(韓国)

2019年04月14日 19時49分01秒 | 韓国映画
お前も妻に嘘を重ねているからな
 推理オタクの漫画喫茶店長カン・デマンと広域捜査隊のレジェンド刑事ノ・テスは、ついに韓国初の探偵事務所をオープンさせてしまう。しかし現実は厳しく、依頼主が全く現われず、生活は苦しくなるばかり。
 ようやく迎えた初の依頼は、なんと成功報酬5000万ウォン。気合い十分で調査に乗り出すデマンとテスだったが。(「allcinema」より)


 推理オタクと刑事がコンビを組んで事件を解決する「探偵なふたり」の続編。

 推理オタクのカン・デマンは漫画喫茶の店長を辞め、ノ・テスは刑事を休職し、二人は探偵事務所をオープン。

 しかし、なかなか依頼人が現れず、生活が更に苦しくなっていく中、買い物に出かけたまま戻ってこない婚約者の行方を捜してほしいという依頼が舞い込む。

 すぐに婚約者は電車に轢かれて死亡していたことが確認されるが、状況に不審なところを感じたデマンとテスは調査を開始する。


 前作に続き、デマンとテスが掛け合いしながら事件に挑んでいく展開。

 加えて、今回は元サイバー捜査隊だというハッキングの天才、ヨチが登場し、調査の力になると共に、それ以上に笑いの力になっている。

 行方知れずで死亡されたとされる婚約者に加え、自殺や事故で亡くなった人物が、ある養護施設にいたことが判り、調査に赴く二人。

 その養護施設には各界の大物も関わっている模様。
 そこからも何か裏に怪しげなことが隠されているような感じがする。

 テスが休暇中に新たにチーム長となった男が、かなり厳格で、事件への対処も形式的。
 こちらも事件に関係しているのかと思わされる。

 そんな中、事件の核心に近づいていくデマンとテスであるが、彼ら自身のみならず、家族にも危険が及び始める。


 深刻な殺人事件の調査に笑いの要素を交えて興味惹かれる内容となっている作品。

 探偵事務所開業最初の事件で手柄を上げる二人の姿を描き、最後はもしかすると続編に繋がる映像かと思ったが、序盤から言及されている事柄に繋がるものだったんだな。

/5

監督:イ・オンヒ
出演:クォン・サンウ、ソン・ドンイル、イ・グァンス、ソ・ヨンヒ、チェ・ドクムン
   イ・イルファ、ナム・ミョンニョル、ソン・ダムビ、チョン・ヨンジュ
於:シネマート新宿

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