CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-265「奈落のマイホーム」(韓国)

2022年12月01日 00時57分47秒 | 韓国映画
電波が飛んでるかも、その前に首が飛ぶ
 平凡な会社員ドンウォンは11年の節約生活の末、ソウルの一等地にマンションを購入する。念願のマイホームに家族と引っ越した彼は同僚を招いてパーティを開くが、大雨でシンクホールが発生し、わずか1分でマンション全体が飲み込まれてしまう。
 反りの合わない隣人マンスや同僚たちと共に地下500メートルにまで落下したドンウォンは脱出するべく手を尽くすが、さらなる大雨によって穴は水で満たされていく。(「作品資料」より)


 サラリーマンのドンウォンは、11年越しにソウルのマンションを購入。夢のマイホームを手に入れる。

 しかし、入居一週間後、シンクホールにマンションは陥没。
 地下500メートルへと落ちたマンションに取り残されたドンウォンと隣人たちは、何とか生き延び、脱出しようと奮闘する。

 日本では福岡駅前の交差点に大きな陥没穴が出来たことが記憶に新しいが、地下の空洞が発達することによって起きるシンクホールという現象。

 そこにマンションごと落ちてしまうドンウォン。

 あまりそりの合わない入居者、マンス、そして引っ越し祝いにやって来た同僚のキム代理とインターンのウンジュと共に、シンクホールへと落ちたドンウォンは脱出のために奮闘する。

 入居してからの様子は、マンスとの出会いと絡みで笑いを誘うシーンが多い。

 陥没してからのサバイバルでも、結構笑いを誘うシーンは多かったな。

 コメディ要素満載のディザスター・パニックである。

 ドンウォンが一緒に落ちてしまったと思われる息子を救出しようとする緊迫感ある展開も見せられるが、コメディ要素もあるためか、そんなものが出てくるかというシーンもあったりする。

 コメディでもあるので、巻き込まれた人物、皆助かるのかなと思っていたが、残念ながら犠牲になってしまう人物もいるという展開。

 未曽有の出来事にサバイバルを強いられる展開と共に、全体的にコミカルな要素が漂う作品で、最後まで惹き込まれる作品であった。

/5

監督:キム・ジフン
出演:チャ・スンウォン、キム・ソンギュン、イ・グァンス、キム・ヘジュン
於:池袋HUMAX CINEMAS

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