CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-146「M3GAN ミーガン」(アメリカ)

2023年06月18日 00時28分22秒 | アメリカ映画
あなたを二度と傷つけないと約束する
 おもちゃ会社の研究者ジェマは、まるで人間のようなAI人形「M3GAN(ミーガン)」を開発している。
 ミーガンは子どもにとっては最高の友だち、そして親にとっては最大の協力者となるようプログラムされていた。交通事故で両親を亡くした姪ケイディを引き取ることになったジェマは、あらゆる出来事からケイディを守るようミーガンに指示する。
 しかし、ミーガンの行き過ぎた愛情は思わぬ事態を招いてしまう。(「作品資料」より)


 おもちゃ会社の研究者であるジェマ。

 姉夫婦が事故で亡くなり、生き残った姪のケイディを慰めることと、彼女の相手をさせるためにAI人形のミーガンを開発する。

 ミーガンが相手をしてくれることにより、元気になっていくケイディ。

 しかし、ケイディを護ることをプログラムされていたミーガンは、ケイディへの愛情が暴走し、思わぬ行動に出る。

 そんなAI人形が引き起こす惨劇を描いたサイコ・スリラー。

 人形が惨劇を起こすという作品では、「チャイルド・プレイ」「ベニー・ラブズ・ユー」など、これまでにも幾つかあったな。

 ミーガンはAI人形で見た目も精巧、そして自ら学習していくという知能も持っている。

 そんなミーガンはいるだけでも、ちょっと恐怖感を感じさせなくもないし、表情も変わらずに凶行に及んでいくところも怖かったな。

 しかし、よくよく見ると、ミーガンは人間が演じているのだろうなという感じである。

 四つ足で追っかけるシーンや、ダンスのシーンなども、何となくそれが判ってしまうかな。

 ジェマがケイディを引き取ることになったものの、その相手をミーガンにさせようとも考えたことから惨劇が起こってしまう。

 人の声色を真似したり、他の電気機器を操ったりと最凶であるミーガン。

 果たして、ジェマはミーガンの凶行を止め、ケイディを自ら護ることが出来るのか。

 ミーガンの凶行とその行き着く先が気になる展開で、面白いサイコ・スリラーであった。

/5

監督:ジェラルド・ジョンストン
出演:アリソン・ウィリアムズ、ヴァイオレット・マッグロウ、ロニー・チェン
   ブライアン・ジョーダン・アルバレス、ジェン・バン・エップス、ロリ・ダンジー、ステファヌ・ガルヌ=モンテン
於:TOHOシネマズ池袋

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