CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-289「バッド・ウェイヴ」(アメリカ)

2017年10月08日 00時36分16秒 | アメリカ映画
下着を重ねておけ
 ロサンジェルスのリゾート地ヴェニスビーチで私立探偵を営むスティーブは、ひょんな成り行きから凶暴なドラッグ・ディーラーのスパイダーの恨みを買い、愛犬のバディを誘拐されてしまう。
 さっそくバディを取り戻すべく奔走するスティーブだったが。(「allcinema」より)


 ブルース・ウィリスが4年ぶりに主演したというクライム・アクション。

 ここのところ、「レッド・ダイヤモンド」「コードネーム:プリンス」など、脇役で悪役の多かったブルース・ウィリスが、ロス近郊のヴェニスビーチで私立探偵を営むスティーブを演じる。

 冒頭、素っ裸でヴェニスの街をスケボーで逃げ回ったり、忍び込んだモーテルの部屋で捕まり、女装させられたりと、体を張って、笑いを誘っている。

 頭に来ることはあっても年相応で、腕っ節にも自信があるわけでもなく、結構至る所で殴られて終わっている。

 そんなスティーヴが、ピザ屋の友人の頼みで盗まれた車を取り返すことをきっかけに、様々な依頼や難問が降りかかり、何とか全てを解決しようと奮闘する姿が描かれる。

 一番力を注ぐ仕事は、盗まれた愛犬、バディを取り返すこと。

 様々な難問が降りかかるということで、ある意味ツイていない男ということになるのかな。


 銃撃戦なども展開されるが、舞台となるヴェニスの街の天気に合ったような、カラッとした雰囲気で展開するアクション・コメディである。

 結構下ネタもオンパレード。

 スティーブの助手のジョンが語り部のような役割をしていたが、彼が活躍するかというと、それ程でもなく、やっぱり主役はスティーブである。

 複雑に絡み合った依頼や事件であったが、スティーブと、友人で離婚で落ち込むデイヴが決死の行動を取り、事態は収束していく。


 軽めのアクションと笑いで楽しませてくれる、軽いノリで観られる作品だったな。

 ラストは全て解決してハッピー・エンドになるのかと思ったが、まだまだ恨みは買っているよう。
 続編はあるのかな。

/5

監督:マーク・カレン
出演:ブルース・ウィリス、ジョン・グッドマン、ジェイソン・モモア、ファムケ・ヤンセン、ウッド・ハリス
    クリストファー・マクドナルド、ステファニー・シグマン、トーマス・ミドルディッチ、エリザベス・ローム
於:新宿バルト9

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