CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-138「リミット・オブ・アサシン」(アメリカ・中国)

2018年06月18日 00時23分37秒 | アメリカ映画
もう帰ってくるんだよね
 組織のために尽くしてきた凄腕の暗殺者トラヴィスだったが、その組織に見捨てられ、家族を失い、自らも命を落としてしまう。しかし組織は彼が得た情報を聞き出すために彼を蘇生させる。
 一瞬の隙を突いて脱出したトラヴィスだったが、彼に残された時間はわずか24時間だった。
 腕に埋め込まれたカウンターが残り時間を刻む中、たった一人で組織に立ち向かうトラヴィスだったが。(「allcinema」より)


 任務の最中、命を落としてしまった暗殺者のトラヴィス。

 しかし、組織が密かに研究していた蘇生手術によって生き返るのだが、それもわずか24時間の間。

 トラヴィスは自分を見捨てようとする組織に対し、復讐のため立ち向かう。


 トラヴィスは1年前に妻子を亡くし、傷心の日々を送っていたが、かつての仲間から仕事を持ちかけられ、それを請ける。

 それは組織を裏切ろうとしている者の暗殺。

 しかし、仕事の最中にターゲットを守るインターポールの刑事に射殺されてしまうトラヴィス。

 組織の蘇生手術を受けたトラヴィスは、自らを切り捨てようとする組織に対するため、インターポールの刑事と組織を裏切ろうとする者を助けるという行動に出る。

 そして、最後の時を賭けて、組織に立ち向かっていく。


 全てを失ってしまった男の孤高の戦いを描いた話というところか。

 蘇生手術によって蘇った命というのは、ちょっとSFっぽい話ではあるが、それによる24時間という限られた時間ができ、その中で戦いに挑むという緊迫感が生まれている。

 妻子を亡くした痛みのため、インターポールの女性刑事とその息子を助けるトラヴィス。
 
 トラヴィスを演じたのは、「マグニフィセント・セブン」等のイーサン・ホーク。

 個人的には何となくヘタレ役が多いというイメージがあるのだが、心に傷を抱え、限られた命の中で戦うという、憂いを帯びながらのアクションがなかなか良かったな。

 妻子の元へ帰るというイメージの中で最後の戦いに挑むトラヴィス。

 クライマックスは予想できるような展開ではあったが、ラストはまさかのシーンで終わったな。

 アクションとしては充分に楽しめる作品だった。

/5

監督:ブライアン・スムルツ
出演:イーサン・ホーク、シュイ・チン、ポール・アンダーソン、リーアム・カニンガム、ルトガー・ハウアー
於:新宿バルト9

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 18-137「ミッドナイト・ラン... | トップ | 18-139「トウキョウ・リビン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事