正直全部痛かった
大怪我を負い一線から退いていたスタントマンのコルトは、復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、監督を務める元恋人ジョディと再会する。
そんな中、長年にわたりコルトがスタントダブルを請け負ってきた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪。
ジョディとの復縁と一流スタントマンとしてのキャリア復活を狙うコルトはトムの行方を追うが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。(「作品資料」より)
スタントマンの男が、消えた主演俳優を捜しているうちに危険な状況に陥る様を描いたアクション。
コルトは、撮影中の大怪我でスタントの仕事を辞め、彼女の前からも姿を消す。
プロデューサーのゲイルから元カノ、ジョディの初監督作のスタントを頼まれ、復帰。
更にゲイルは消息を絶った主演俳優、トムの捜索を依頼してくる。
主演俳優がいなければ、せっかくのジョディ監督作が頓挫してしまうということで、コルトはトムを捜し始める。
しかし、コルトは予想もしなかった事態に陥ってしまう。
コルトが危機に陥る様とそれを脱するべく奮闘する姿をコミカル・テイストを含んだアクションで見せてくれる。
命まで狙われることになるコルトであるが、それに立ち向かっていったりする。
スタントマンということで、格闘の心得もあるということか、結構相手を打ちのめしていく。
そして、カー・チェイスも繰り広げられるが、正にスタントをしているような激しいシーンが見せられる。
最終的には、殺人の濡れ衣を着せられたコルトがスタントを使って晴らそうとする展開。
ちょっと簡単だなと思ったが、そこは気にする部分ではないのかも。
映画ネタを挟みながら、アクションが繰り広げられる展開で、楽しめるエンターテインメントであった。
ちなみに作中でジョディが監督する「メタルストーム」は、実際1983年に製作、日本では1987年に公開された作品で、大コケしたらしい。
最後にこの作品に主演俳優として、ある俳優がカメオ出演している。
/5
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラント、ウィンストン・デューク、アーロン・テイラー=ジョンソン、ハンナ・ワディンガム、ステファニー・スー
於:グランドシネマサンシャイン池袋
いかにもでした(笑)