CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-329「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」(アメリカ)

2017年11月18日 23時07分56秒 | アメリカ映画
人が人を殺し、俺たちを殺す
 平和を望み共存の道を探ってきたシーザーの願いもむなしく、猿と人類が全面戦争に突入してから2年。
 猿の群れを率いるシーザーは、冷酷非情な大佐の奇襲によって愛する妻子を殺されてしまう。大佐への憎しみに駆られ、わずかな仲間と共に復讐の旅へと出たシーザー。その道中で口のきけない人間の少女と出会い、エバと名付けて一緒に旅を続けることに。
 やがて大佐のアジトである巨大な要塞に辿り着いたシーザーたちだったが、冷静さを失っていたためにあっさりと敵に捕まってしまう。しかもその施設には、多くの仲間たちが捕らえられ、過酷な重労働を強いられていた。
 そんな絶体絶命の状況の中、リーダーとしての責任の重さを痛感するシーザーだったが。(「allcinema」より)


 「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾にして、最終作。
 ラスト・シーンを観れば、本当に最後かどうかはハッキリする。

 前作で人類と全面戦争に入ったエイプス。

 シーザーは人類との共存を願っていたが、そんな想いも届かず、人類はエイプスに対し決死の攻撃を仕掛けてきて、ついにシーザーの妻と息子が殺されてしまう。

 復讐への怒りに駆られるシーザー。
 リーダーとして、息子が見つけ出してきた、新たな居住地に皆を連れて行かねばならない責任の中、シーザーは家族を殺した大佐を見つけ出すため、わずかな仲間と共に別の道を行く。


 本作では、人類が滅亡に向かい、猿の惑星になるまでを描いている。

 人類には不思議な病気が蔓延し始め、言葉が喋れなくなる、退化していく様子が描かれる。

 シーザーたちが大佐を見つけ出す旅をしている途中、その病気にかかり、言葉の喋れない少女と出会い、一緒に旅をすることになる。

 その少女はその後ノヴァと名付けられるが、この少女がオリジナルでも出てくる女性となるのだな。

 シーザーが大佐を見つけ出し、復讐するのかというのが気になるところであったが、この大佐が狂気を帯びた様子で、ウディ・ハレルソンが演じており、さすがに雰囲気がよく出ていたな。

 大佐に捕まってしまうシーザーであったが、大佐から驚きの事実を聞く。

 そして同じく捕まって、強制労働させられている仲間たちを救うために動き出す。


 終着点がある程度判っている話であったが、そこに至るまでを、うまくオリジナルに繋げていっているかなという印象。

 途中で出てくるバッド・エイプというキャラがなかなか面白かった。

 ある程度予定調和な話のため、衝撃的な出来事などはほとんどなかったが、展開的には緊迫感もあり、面白い作品だった。

/5

監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、アミア・ミラー、スティーヴ・ザーン、カリン・コノヴァル
    ジュディ・グリア、テリー・ノタリー、ガブリエル・チャバリア、タイ・オルソン、マイケル・アダムスウェイ
於:TOHOシネマズ日劇

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