「現金支払機」の 増税デフレ
2013年9月23日 (月)
熱血感動クリエーター
西田ひでき氏 ブログ転載
http://challengers777.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/20130923-fea0.html
「現金支払機」の 増税デフレ
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昨日(9/22)の産経新聞オピニオン欄「日曜経済講座」に、
こんな話が載っていました。
本日のセミナー講師、産経新聞編集委員・田村秀男氏の文章です。
こんな内容でした。
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18日昼、安倍晋三首相が苦悩の末、消費税増税を決断したと聞いたとき、
ふと、「9月は日本にとっての因縁の月か」と思った。
「平成バブル」へと日本を導いたプラザ合意(昭和60年)、米中が裏で
示し合わせてアジア通貨危機対策での日本の主導権を葬り去った国際通
貨基金(IMF)・世界銀行香港総会(平成9年)、そして日本のデフレ不況を
加速させたリーマン・ショック(20年)も9月の出来事である。
日本はそのつど、国運を狂わせてきた。
リーマン・ショック直後に財務相に就任したのは故中川昭一氏で、
20年10月10、11の両日にはワシントンで先進7カ国(G7)
財務相・中央銀行総裁会議などを精力的にこなした。
以下は氏から直接聞いた秘話のメモである。
10日、ポールソン米財務相、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)
議長らに対して公的資金投入による金融危機対策を厳しく迫った。
11日にはブッシュ大統領主催のホワイトハウスでの歓迎パーティに出席。
そこに飛び込んできたのは、北朝鮮に対する米国の「テロ国家指定解除」
という重大ニュースだった。
中川さんはそれを耳にするや、前日にも会って面識のあるブッシュ大統領
に走り寄った。
「大統領、どうしてですか。日本人などの拉致問題をどうするのか」と
詰め寄る。
大統領は「あそこにいるコンディ(コンドリーザ・ライス国務長官)
に聞いてくれ」と逃げ出した。
中川さんは帰国後、訪ねてきた米共和党の要人に向かって、口頭で
ホワイトハウスへの伝言を託した(筆者はこの場に居合わせた)。
内容は、「いくら世界のためだ、黙ってカネを出せと言われても、日本は
キャッシュ・ディスペンサー(CD、現金自動支払機)に
なるつもりはない」。
遺言だな、と今思う。
筆者が知る限り、国際金融の舞台での致命的とも言える日本の弱さに
いらだちを強く感じ、激しく行動した政治家は、中川さんしかいない。
消費税増税問題を国際金融の次元でとらえ直すと、日本は増税によって
米欧のための「キャッシュ・ディスペンサー」の役割を確約したといえる
かもしれない。
(以下、省略)
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今日の田村秀男氏の講演DVDは、先日、幸福実現党・党本部にて特別に
お話頂いた門外不出の内容らしく、江夏総務会長が持ち歩いておられる、
極めて貴重な映像です。
そろそろこの消費税増税問題に関しては、
「誰が正しいのかではなく、何が正しいのか」をはっきりと見抜き語れる
自分になろうではありませんか。
貴重な救世運動の時間を有意義に使っていくためにも、マスコミに踊らされず、
このあたりで、真実の話をしっかりと聞いておきましょう。
熱血感動クリエーター
西田ひでき