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73年前の丸帯で~袱紗と袋~

2010年02月07日 20時45分29秒 | 日記
その中に、美しい袱紗と小さな袋が入っていました。

この袱紗は、母が結婚する時に、祖母から譲り受けた丸帯(表も裏も同じ絵柄で作った帯)を
ほどいて作ったもの。母が冬の間に古い着物などを整理して、このまま置いても・・・というものから
手提げ袋や、座布団、クッションなどにリメイクしたものの一部です。

トップの袱紗になった丸帯の裏地を接ぎ合わせて、こんな袋も作ってくれました。
裏地なんて見えない場所なのですが、昔は、こんなふうに見えないところにも素敵な布をあつらえて
帯を作っていたのだと、今回ほどいて初めてわかったそうです。


73年前、祖母が嫁いでくる時にあつらえた帯が、祖母から母へ、そして形を変えて私の元に届きました(^^) 感謝します。

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8 Comments

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奇麗ですね (Sonic 885)
2010-02-08 08:09:41
見事な袱紗ですね・・・博多の明太子のブランドに
「ふくさ屋」がありますが(食べ物;

僕も2年前の夏、久しぶりに浴衣を着た事がありました。
是非ここウェールズでも着てみたいと思うのですが、
それにはまず帯の締め方を何とかしなければならないわけで・・・
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母から娘へ (グレース)
2010-02-08 11:18:24
zionさんいいお話ですね~。。。
73年!
丹念に織られた帯の美しさがそのまま生きていますね!気品のある輝きにうっとりです。
そして母の愛が心に響きます~。

代代大切に守られた丸帯がよみがえりましたね。
寒い長野の冬にそっと針を通されるお母さまの姿が目に浮かびます。
可愛い袋たちはモダンな感じです!名古屋帯のクッション色も柄も素敵ですね!
あ~みんな長い時を刻んだ素晴らしい贈り物ですね~。。。
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Sonic 885さんへ (zion)
2010-02-08 17:19:24
博多の「ふくさ屋」さんの明太子、ご飯が進みます(^^)

ウェールズで、浴衣、いいですね~。
今は、帯もいろんなタイプがあるようですから、ぜひ挑戦なさってください!
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グレースさんへ (zion)
2010-02-08 17:23:32
畳んであった帯なので、折りじわや、少し傷などもありますが
それも、年を重ねた布、という感じでいいかな~と思っています。

書かなかったのですが・・・母は裁縫能力0でして^_^;
今回、縫って下さったのは、専門の方でした。一緒に柄袷だけしたようです。
クッションも、我が家のリビングは壁紙もカーテンもソファーも
色が淡いベージュなので、ポイントになってちょうどよくはまりました。
帯、というイメージから想像できない雰囲気です。
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Unknown (トマコ)
2010-02-08 21:25:58
お祖母様の帯が、綺麗なままで残っていた事にも驚きますが
その帯が、こんな素敵に生まれ変わってzionさんの元にあるなんて
とっても素敵なお話しを聞かせて頂きました♪
そんなに前のものとは思えないほど、輝いていますね。
お祖母さまもお喜びでしょうね(^^)
私は亡くなった母の着物も、母が揃えてくれた着物も
殆ど袖を通してないばかりか、たまに開いて見る事もしてないんです(^^ゞ
たまには出して、せめて無事かどうか確認してみようと思います。
大切に受け継がれていくって、本当に素敵なことですね。
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受け継がれること (れぃん)
2010-02-09 00:03:46
zionさん 素晴らしいことですね
そのように古くからの帯がこんなに綺麗に持ち続けられているんですね
袱紗って、年がいけばいくほど使う機会が増えてきます
とても格調高いお品ですね
ポーチもろうけつ染めような風合いです
和の素適なお色です.:*・゜

そしてこのように引き継がれていくことがとても感動的に思います
そのおうちの歴史で文化ですね.:*・゜
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トマコさんへ (zion)
2010-02-09 07:32:59
帯は畳んであったので、少し畳みじわや傷がありましたが
それも、味かな~と、そのままで袱紗に生まれ変わりました。
せっかちな母が、洗剤をつけてこすった跡の方が汚いくらい^_^;
祖母が嫁いだ時に、この帯が新品だったかどうかもわからないので
もしかしたら、もう少し古いものかも?と想像は遡ります。

私も、なかなか着物を着るチャンスがありません。
トマコさんも、着物、ながめる機会があるといいですね(^^)
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れぃんさんへ (zion)
2010-02-09 07:40:35
私のところに袱紗となって届いた丸帯で、母は手提げの袋を作ってもらったそうです。
皆さんに誤解を与えてしまったのですが、縫ったのはプロの方です。
母は、お料理はしますが、裁縫の能力0でして、、、雑巾もあやしいのでした^_^;
おかげで、小さい頃から自分でチクチクしておりました。

裏地からのポーチも、作る方が上手に繋いで下さって
素敵に出来上がってきて、嬉しいです。裏地は今回ほどくまで
こんな柄入りの美しい布が使われていること、見えませんから、母も知らなかったそうです。
昔の人の方が、心が贅沢だったのかもしれませんね。
見ていただいて、ありがとうございます。
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