男の不思議

もともとオタ傾向のある旦那さまが最近はまっているのは、
ゲーセンにある三国志をネタにしたトレーディングカードゲーム。
一緒にゲーセンについていくと、オタクのにおいのプンプンする一帯に
そのゲーム機はある。
旦那さまもすっかり馴染んでる。ミナミは結構キツイ。

最近は毎日のようにゲーセンに通う。
『痩せなきゃ』が口癖のようになってる旦那さまだが、
こんなんじゃその言葉さえも信じられん。

しかも、このカードゲーム１回300円もする。
決して潤沢ではないお小遣いを使ってまで毎日何ゲームもする。
家で夕飯を食べてから、また外に出て行ってまでやりに行く。
ゲーセンの閉店時間までやっている。翌日仕事でも・・・

やっぱり強いカードとかあるらしく、キラキラのカードが出ると
ルンルンで帰宅する。
敗北したり、弱いカードしか出ないとガックシして帰ってくる。
家の中にはカードがどんどん増えていく。
ミナミには価値が全くわからないカードがどんどん増えていく。
カードゲームでの一喜一憂に巻き込まれたくないから、
旦那さま帰宅の前にベッドに入るミナミ。
よって、このカードゲームのおかげで夜の夫婦生活は最近は全くなし！！

朝、ミナミが先に起きて準備をしていると、
後から起きてきた旦那さまはこう言う。

『ああ良かった。起きたらミナミがいないから、
　　オレに愛想つかせて出て行っちゃったかと思った。』

自覚してるんなら、やめりゃいいのに。ホント何考えてんだか。

はまるんだったら、ビリーズブートキャンプにしてくんないかなあ。
で、結婚式までにタキシードの似合ういい男になってくんないかなあ。

はあ、今日も帰ってきたらゲーセンに行くんだろうな。
男ってどうしてああゆうゲームにはまるんだろうか？
家庭を壊すかもしれないという危険を感じていても、
やめられないものなのだろうか？