ミナミのAfter Dark

新たな気持ちで歩みだす33歳の悩める奮闘記。

マタニティマーク。

2012-09-27 14:48:45 | ミナミ評論
評判悪いみたいですね・・・。マタニティマーク。

1人目の時は、たしか5カ月で海外旅行に行ったときになぜか付けてたなあ。
が、旅行先でなくして、
それ以来、付けずに出産まで過ごした。
まあ、6ヶ月くらいからは、外見からも妊婦ってわかるようになるからね。
特に付けようとも思わなかったけど。
5年も前の話、どういう気持ちだったか覚えてないなあ。

今は・・・。

今年初めに流産してしまったこともあり、
母親がかなり神経質に私を心配してくれていて、
『マタニティマークは絶対つけなさいよ』と言われ、
一応つけてますが・・・。

なんだか居心地悪い

だから、ついマークの付いている方を内側にしたり、
マーク自体をカバンの中にしまっちゃったり。

あと一番の理由は、まだ3カ月で何が起こるか分からないから、
地元にい~っぱいいるママ友や、保育園の先生や、ご近所さんに知られるのが嫌。

通勤時の電車の中では、誰に会うことも基本的にはないから
つけててもいいかなあ、って思うけど。

実際のとこどうなんだろうね。

不妊期間があった私としては、非常に微妙な存在

ただでさえ不妊で辛いのに、
火に油を注ぐような。。。

余計に辛い気持になった、つい最近までの感覚が思い出される。

たぶん、マタニティマークに嫌悪感を示すのは、(女性限定)
・独身女性
・不妊治療経験者(←今の私)
・不妊治療中(←前の私)
・不妊治療はしていないが、子供のいない既婚女性

したがって、マタニティマークを何とも思わないのは、
上記にあてはまらない人。
すなわち、
・何の悩みも無く、結婚、出産をした既婚女性
ということになる。
言いかえれば、結婚、出産に関して、焦燥感や妬み等感じたことが無い幸せな部類の女性たち。

私も、1人目のときは、この幸せな部類の女性たちの仲間入りをしていたわけで、
だからこそ、マタニティマークをどうしていたか、ってこともほとんど覚えていないし、
他人のマタニティマークについて、何か特別な感情を持った覚えが全くない。

でも、長い間の不妊治療を経験した今、
マタニティマークに対する嫌悪感は、痛いほど良くわかるから、付けるべきか悩むんだな。

女性って難しいなあ

満員電車に乗って、通勤する妊婦が増えてきたからこその、マタニティマーク。
晩婚、晩産化が進んできたからこその、不妊治療。


これも一つの、現代社会がもたらす歪みなのでしょうか・・・。