米マサチューセッツ州のリベラル派の大学教員メリッサ・ジムダース(Melissa
Zimdars)は大統領選挙の直後、人々が信じるべきでない偽ニュースのウェブ
サイトとして100以上をリストアップして発表した。その多くが、リベラルに
対抗する右派のサイトだった
日本では非主流のニュースサイトがない。日本語のネットの有名評論サイトの
ほとんどがマスコミと変わらぬプロパガンダ垂れ流しだ。だから日本人はマスコ
ミを軽視するしかなく悲惨で低能だ
米国で、大統領選挙が終わると同時に「偽ニュース」(フェイクニュース、
fake news)をめぐる騒動が始まっている。ことの発端は、大統領選挙でクリン
トン支持の政治団体やマスコミが、フェイスブックなど大手ソシャルメディアが
偽ニュースへのリンクを規制しなかったので、クリントンが不正に負けてしまった
と(負けおしみ的に)批判したことだ。
http://www.debka.com/article/25785/Faceless-monitors-judge-fake-news-on-social-media
Faceless monitors judge fake news on social media
http://www.washingtontimes.com/news/2016/nov/24/using-fake-news-against-opposing-views/
Using fake news against opposing views
クリントン支持者によると、選挙戦の末期にかけて、クリントンが病気である
かどうかなど、事実無根なことを書いた報道文や報道解説文の体裁をとった偽ニ
ュースのページがウェブ上に出現し、それがフェイスブックなどを通じて猛烈に
拡散され、米有権者の中にそれを信じる人が増えた。偽ニュースの多くは、ロシ
ア人や米国人などのトランプ支持者が書いており、選挙不正なのでフェイスブッ
クなどは偽ニュースのページへのリンクを禁じるべきだったのにそれをせず、不
正なトランプの勝利を看過したと、クリントン支持勢力が主張している。
http://www.nationalreview.com/corner/442472/fake-news-post-truth-and-all-rest
`Fake News', `Post-Truth' and All the Rest
http://www.huffingtonpost.com/entry/facebook-zuckerberg-fake-news_us_5830b25de4b058ce7aab7f9f
Facebook's Mark Zuckerberg Finally Details Fake News Countermeasures
偽ニュースの執筆者は、クリントンを落選させるためでなく、偽ニュースのペ
ージに広告をつけ、広告収入を得ることが目的だったという指摘もある。今回の
米大統領選挙では、米マスコミのほとんどがクリントン支持で、トランプを誹謗
中傷する傾向も強かったため、トランプ支持者はマスコミを信用できなくなり、
マスコミ以外のネット上の書き込みなどを情報源として重視した。ソシャルメデ
ィアで誰かが紹介した偽ニュースのページビューは異様に急増し、執筆者は多額
の広告収入を得た。
http://www.dailykos.com/story/2016/11/25/1603978/-Fake-news-network-tried-to-write-fake-news-for-liberals-but-they-just-never-take-the-bait
Fake news network 'tried to write fake news for liberals ― but they just never take the bait.'
フェイスブックからリンクされた外部ページの広告からの収入は、外部ページ
の執筆者とフェイスブックの両方が得る折半方式になっている。偽ニュースはネ
ットでしか読めないため、人々が驚くような内容だと、本物のニュースに比べて
クリック数が急増する。偽ニュースは、本数でみると少なくても、クリック数に
比例しがちな広告収入が多くなる。選挙期間中のフェイスブックのニュースの閲
覧数は、偽ニュースと本物ニュースがほぼ同じで、このためフェイスブックは偽
ニュースへのリンクを切らなかったのだと指摘されている。
さらに、11月24日には、ワシントンポストが大々的な扱いで、ロシア政府
系と、親露的な米国右派のニュースサイトが偽ニュースを流しまくった結果、ト
ランプが勝ってしまったと指摘する記事を出した。記事は「専門家たちがこのよ
うに指摘している」という体裁で書かれており、その「専門家集団」の一つとし
て「プロパオアネット(プロパガンダじゃないのか) www.propornot.com 」と
いうサイトが引用されている。同サイトは、RTやスプートニクといった露政府系
サイトや、ゼロヘッジ( zerohedge.com )、ロンポール( ronpaulinstitute.org )、
ポールクレイグロバーツ( paulcraigroberts.org )、グローバルリサーチ
( globalreserch.ca )、ワシントンズブログ( washingtonsblog.com )、
infowar.com、veteranstoday.com、activistpost.com といった、主に米国の
右派系の著名なニュース解説サイトを、偽ニュースを流しトランプを不正に勝たせ
たロシアのスパイとみなして列挙している。
Zimdars)は大統領選挙の直後、人々が信じるべきでない偽ニュースのウェブ
サイトとして100以上をリストアップして発表した。その多くが、リベラルに
対抗する右派のサイトだった
日本では非主流のニュースサイトがない。日本語のネットの有名評論サイトの
ほとんどがマスコミと変わらぬプロパガンダ垂れ流しだ。だから日本人はマスコ
ミを軽視するしかなく悲惨で低能だ
米国で、大統領選挙が終わると同時に「偽ニュース」(フェイクニュース、
fake news)をめぐる騒動が始まっている。ことの発端は、大統領選挙でクリン
トン支持の政治団体やマスコミが、フェイスブックなど大手ソシャルメディアが
偽ニュースへのリンクを規制しなかったので、クリントンが不正に負けてしまった
と(負けおしみ的に)批判したことだ。
http://www.debka.com/article/25785/Faceless-monitors-judge-fake-news-on-social-media
Faceless monitors judge fake news on social media
http://www.washingtontimes.com/news/2016/nov/24/using-fake-news-against-opposing-views/
Using fake news against opposing views
クリントン支持者によると、選挙戦の末期にかけて、クリントンが病気である
かどうかなど、事実無根なことを書いた報道文や報道解説文の体裁をとった偽ニ
ュースのページがウェブ上に出現し、それがフェイスブックなどを通じて猛烈に
拡散され、米有権者の中にそれを信じる人が増えた。偽ニュースの多くは、ロシ
ア人や米国人などのトランプ支持者が書いており、選挙不正なのでフェイスブッ
クなどは偽ニュースのページへのリンクを禁じるべきだったのにそれをせず、不
正なトランプの勝利を看過したと、クリントン支持勢力が主張している。
http://www.nationalreview.com/corner/442472/fake-news-post-truth-and-all-rest
`Fake News', `Post-Truth' and All the Rest
http://www.huffingtonpost.com/entry/facebook-zuckerberg-fake-news_us_5830b25de4b058ce7aab7f9f
Facebook's Mark Zuckerberg Finally Details Fake News Countermeasures
偽ニュースの執筆者は、クリントンを落選させるためでなく、偽ニュースのペ
ージに広告をつけ、広告収入を得ることが目的だったという指摘もある。今回の
米大統領選挙では、米マスコミのほとんどがクリントン支持で、トランプを誹謗
中傷する傾向も強かったため、トランプ支持者はマスコミを信用できなくなり、
マスコミ以外のネット上の書き込みなどを情報源として重視した。ソシャルメデ
ィアで誰かが紹介した偽ニュースのページビューは異様に急増し、執筆者は多額
の広告収入を得た。
http://www.dailykos.com/story/2016/11/25/1603978/-Fake-news-network-tried-to-write-fake-news-for-liberals-but-they-just-never-take-the-bait
Fake news network 'tried to write fake news for liberals ― but they just never take the bait.'
フェイスブックからリンクされた外部ページの広告からの収入は、外部ページ
の執筆者とフェイスブックの両方が得る折半方式になっている。偽ニュースはネ
ットでしか読めないため、人々が驚くような内容だと、本物のニュースに比べて
クリック数が急増する。偽ニュースは、本数でみると少なくても、クリック数に
比例しがちな広告収入が多くなる。選挙期間中のフェイスブックのニュースの閲
覧数は、偽ニュースと本物ニュースがほぼ同じで、このためフェイスブックは偽
ニュースへのリンクを切らなかったのだと指摘されている。
さらに、11月24日には、ワシントンポストが大々的な扱いで、ロシア政府
系と、親露的な米国右派のニュースサイトが偽ニュースを流しまくった結果、ト
ランプが勝ってしまったと指摘する記事を出した。記事は「専門家たちがこのよ
うに指摘している」という体裁で書かれており、その「専門家集団」の一つとし
て「プロパオアネット(プロパガンダじゃないのか) www.propornot.com 」と
いうサイトが引用されている。同サイトは、RTやスプートニクといった露政府系
サイトや、ゼロヘッジ( zerohedge.com )、ロンポール( ronpaulinstitute.org )、
ポールクレイグロバーツ( paulcraigroberts.org )、グローバルリサーチ
( globalreserch.ca )、ワシントンズブログ( washingtonsblog.com )、
infowar.com、veteranstoday.com、activistpost.com といった、主に米国の
右派系の著名なニュース解説サイトを、偽ニュースを流しトランプを不正に勝たせ
たロシアのスパイとみなして列挙している。