親父記者の育児日誌

2人の子どもをもつ新聞記者の育児日誌

ピーターマン

2005-11-16 14:29:11 | Weblog
 2歳になったZは最近、ウルトラマンに凝っている。と言ってもまだうまく舌がまわらず、彼のしゃべるウルトラマンは「ピーターマン」。DVDを見せると、急ぎ足でソファによじ登り、これでもかというほど目を広げて画面に釘付けになる。保育園からあまりテレビ、特に戦闘モノは見せないでください、と言われているのに、たまにはいいか、とつい借りてきてしまう。右手には必ず100円均一で買ったおもちゃの鉄砲をもって、怪獣が出てくるとちょっとだけ逃げるように背中をそらし、鉄砲を画面に向けて撃っている。なにがZの心をそこまでつかんだのか、見た後は任侠映画を見て肩をいからせている大人たちのように、両手を前で交差させ、目つきがぐっと険しくなる。近づこうものなら、すかさずチョップの雨を降らせてくる。確かに自分もウルトラマンが好きで、毎回食い入るようにテレビを見ていた記憶がある。たまに兄弟勢揃いする時など興奮して鼻息が荒くなったほどだ。それにしても最近のウルトラマンは特撮がすごく、内容も大人向け。本当に子どもに理解できるのか、と思ってしまうのだが、あれだけ集中して見ているのだから、ちゃんと分かっているのだろう。