Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

劇場版「YATTER MAN」

2009-03-23 01:31:06 | 映画

タイトルをカタカナ表記にしないのは、今回もやはりファンに見られないほうが得策と判断したからですね。


言わずと知れた「竜の子プロ」の「タイムボカンシリーズ」実写版リメイク作。
自分たちがいる限りこの世に悪は許さないという強い決意をもった少年たちの戦いの物語です。
そんな説明は抜きにして感想を軽く書きますと、


まず、1号は、男目線だとなんであんなにもてるのかわからない。
他にイケメンがいないというだけでうぶな女の子たちを好き放題扱いやがって!と「いつだってジェラシー抱きしめていたい」気分でした。


2号は1号より頑張っていたから好印象だが、もう少し魅力を発揮してほしかったし顔の丸みも落として欲しかったかな。


そして彼らと一緒にいた女の子。
「お父さんに会いたい」連呼していたけど、こんな子も将来は「お父さん臭い」とか「イヤ、近寄らないで!」とか言い出すんだろうなと思うととても 泣ける気分でしたが、もしかするとこんなに愛されているお父さんであればいいお父さんでい続けて娘に嫌われることもないのかな、という可能性に賭けてみよ うと思う。


そしてお父さんやドクロストーンネタは去年見たインディジョーンズを彷彿とさせてよかった。


ボヤッキーとトンズラはバッチリですね。最高。
彼らがいるから他も許せる。


で、肝心のドロンジョ様。
辛口にいえば、ドロンジョになれてはいないな、と思う。だが、それがいい。
何か、演じ切れていないところがかわいい。結果は悪くとも頑張ったからいいと思う。


全体的にも、まあ好印象ですね。
当時の衣装そのままでも今の時代に恥ずかしくないほど着こなせていたし、終わった後「これはどういうことですか?」と聞きたくもなったが「これは気づきましたか?」と確認したくなるネタも多く、ファンが作ったなというのがわかる。
試験官として、たとえ不合格でも頑張って答案用紙にすべて答えが書いてあると印象はいいな。不合格でも自分は合格にしたいと思うし、なんとか補修を繰り返してでも成績が上がるようにしてあげたくなるな、という感じ。


逆に、さっぱり答えを書かずに答案用紙の裏に落書きを描いておいて、「試験中教室にいたからいいでしょ?」というような態度を取られるとそれはまったく認める気にならない。
それとか「自分はこういう問題だと解釈しました」と言ってまったく見当違いの答えを書いてくるとか。
これが何の映画を指しているかはご想像にお任せしますがね。
といってもこの映画については色々考えたこともあるんですけどね。まだ見ていませんが。

そういえば、主題歌には歌われていたが実際は「地球の裏表ひとっ飛び」というほどの機動力ではありませんでしたね。別にいいけど。


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