アニパラ音楽館EｘｔｒｅｍｅLｉｖｅ2006

影山ヒロノブ、遠藤正明、サイキックラバー、そして今年からレギュラーの近江知永さん出演の「アニパラ音楽館」という番組の「ＥＸＴＲＥＭＥ　ＬＩＶＥ　２００６」が、9/17に日比谷のメルパルクホールでありました。

１曲目はこの「アニパラ音楽館」の新オープニング曲
「Go Go Paradise」
影山さん作曲で残りのメンバーが作詞。
アップテンポで、裏の八分のビートもあってよかったです。ドラムばかり見てしまった。それと、なによりジョーのギターソロ。短いけどやっぱり素晴しい！
近江知永ちゃんってバラードのイメージで固定されていたのでアップテンポも歌えるのを見直しました。

そして各メンバーのソロコーナー
２曲目はサイキックラバーが
「特撮メドレー」
　（特捜戦隊デカレンジャー　呪文降臨～マジカル・フォース　冒険者ON THE LOAD）
サイキックラバー、去年も戦隊メドレーやってたけど、俺はJOEのギタープレイを期待してるので、ソロが見れないメドレーはあんまりやって欲しくないですね。他の人的には歌いたいほうかもしれないですが 。

３曲目は
「完全無欠のGOファイター〈Theme Of Endoh〉」遠藤正明
オリジナル曲ですね。他に歌って欲しい歌がいっぱいあるんですが、この番組ならではの選曲ではあったのでしょうか。といっても「Theme Of Endoh(遠藤のテーマ)」という副題だけに本人には外せない曲かもしれません。

４曲目
「Float～空の彼方で～」近江知永

そして５曲目は
「Cold Rain」影山ヒロノブ
これも、他に歌って欲しい歌がいっぱいあるんですけど。ま、ご本人お気に入りの曲でしょうしね。他のイベントでは歌えない曲でもあるだろうし。

ここで番組で使っていると言うソファーでのトーク。
最初のゲストはクローバー。
メンバーの斎藤桃子さんが影山さんに「変な声の子」といじられまくってました。
６曲目
「マジスキMAGIC」
このクローバーがまた、アイドル街道まっしぐらでしたよ。
短い時間だと「いいなあ。かわいいなあ」で済むが、ずっとこういう子達ばっかり見ているとなると、ちょっと俺は大丈夫か心配なのですが。周りのノリについていけなくなります。

そして次のゲストは奥井雅美さんと野川さくらさん。
レギュラー陣である知永さんのプロデュースを奥井さんがしていて、影山さんが野川さんのプロデューサーと言う関係でのゲストです。
奥井さんは服の店とか色々知っているそうで、さくらちゃんと知永ちゃんはとても頼りにしているそうでした。
そして、さくらちゃんは今度「葉ノ香」とかいうアニメでのキャラクターソングを奥井さんに作ってもらうのですが、さくらちゃんはそれがすごい嬉しいそうで、大喜びで話しながら普段プロデュースしている影山さんを見て「あ、すみません」と言った瞬間影山さんがガクゥッと仰け反ったのが面白かった。
アニメの仕事をする女性にとって奥井さんは憧れの存在らしいです。
で、そんなやりとりのあとこの師弟コンビと師弟混合ペアで３曲やることになり、
影山さんがさくらちゃんとちょっと距離を置いた言い方で「野川さん」と呼んでいたのがまた笑えました。
７曲目は
奥井雅美・近江知永で「空にかける橋」
８曲目は
野川さくら・奥井雅美で「KAKERA」
で、９曲目がなんと！
影山ヒロノブ・野川さくらで「CHA-LA HEAD-CHA-LA」歌いましたよ！
すごい嬉しかったんですけど！

ここで女性は着替えのため退場。で、男性たちでの楽屋アコギコーナー。
「DANZEN！ ふたりはプリキュア」
「タッチ」
「薔薇は美しく散る」
「銀河鉄道999」
プリキュアはやたら盛り上がってましたね。そういえば、999はゴダイゴなのかいさおさんなのか忘れちゃった。

そして、サイキックラバーも退場し影山ヒロノブ・遠藤正明の２人で
「アコギな二人旅だぜ!!」
この２人にきただにひろしさんを加え、
「BRAVE HEART」
も歌いました、がダニーが準備もできないうちに２人が演奏を始めるのでやたら焦るダニー。それを何度か繰り返し、ダニーが準備できたら「じゃ、ゆっくり喋ろうか」といじりまくり。
ダニーはポッキー社長から「まもなくアニパラのレギュラーだね」と言われて何年もたつのにいまだレギュラーになれていないらしいです。
先日３人で遠藤さんの故郷に出前アコギをしたんですが、それもだいぶご無沙汰だそう。そんなやり取りをしてました。このときのダニーは他のゲストよりはるかにテンション高く喋るのでよかった。

そして女性達の着替えが終了
キャンディーズの「微笑がえし」を奥井さん・さくらちゃん・知永ちゃんがキャンディーズの衣装だった銀色のフリフリ？で首に赤青黄色の奴巻いて歌いました。

14曲目「Poppin' Heartはひとつだけ？」　クローバー
これを見て思ったんですが、あれですね。４人揃って同じ踊りしてると足の角度やリズムの乗り方等でやる気の差が見えますね。誰が、とは特に言いませんが。モーニング娘。とかもその辺に気をつけて見てみようかな、と思いつつ全く見ていません。

そして
15曲目
「Dual Love on the planet～葉ノ香～」野川さくら
16曲目
「Still Love」近江知永
17曲目
「WILD SPICE」奥井雅美
18曲目
「魔弾戦記リュウケンドー」きただにひろし
19曲目の
「JUMP!」サイキックラバー
この歌はかつてアニパラ音楽館のエンディングだったんですね。

そして20曲目！
須藤さんがピアノを「ポロロン」と弾いた時点で
遠藤さんの「勇者王誕生！」だ！って気づいた俺ってすごくありません？遠藤正明さんのソロライブ見れなかったけど、ここで聴けて嬉しかったです。

そして本編最後はレギュラー陣での「ソルジャードリーム（聖闘士神話）」ですよ！
超狂喜でした。
ちなみに近江ちゃんが「目指す希望の彩は」の部分を何故か「大らかなペガサスよ」と歌う。別に２番でもそこを歌ってるわけじゃないと言うのに。
自分の出番でもない歌詞を歌ってしまうというのは、今にして思えば自分のパートだけを覚えていたわけではないということでしょうね。普段から好きで歌っていたのかも。仮に好きだとしたら暗記して欲しいですが。

アンコール
１曲目はアニぱら音楽館オールスターズ（遠藤ベース、近江ギター、ヨッフィもギター、影山ドラム、ジョーがキーボード）
バンマス的だった遠藤さんが各メンバー紹介。
ダウンタウンブギブギバンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を真似て「ちょっと前まで～、今じゃすっかり～」という紹介のあっと、「あんた、あの子のなんなのさ」の部分でソロ演奏。
基本的に各演奏はオチャらけ気味。ジョーも出だしカッコよかったが後半つまづく。
ヨッフィが紹介された後「フェヘヘヘヘヘ」と笑って軽く弾いた「蝋人形の館」が良かった。あなたホントにジャパメタ好きね。
影山さんのドラムもカッコよかったですよ。樋口さんみたいに上に投げてキャッチを何度も挑戦し、失敗するたびに暖かい笑いを誘ってました。
そしてこのバンドで「学園天国」をやりました。
彼らは作業服を着ていたんですが、振り返ると背中に影山さんなら「影」という風に名前の頭文字。ヨッフィは「よっ」だった気がします。
そしてアンコール２曲目はオープニングでもあった
「Go Go Paradise」

そして最後はオールキャストでこの番組の初代オープニングだった
「宇宙は僕らを待っている」
でした。

ちなみに、余談ですがこのイベントのしばらく前に、影山さんのデビュー当時のバンドLAZYのベーシスト、ファニーこと田中宏幸さんが亡くなっています。
これは俺もすごく悲しかった。
昔好きだっただけでなく、これからもいい作品を作ってくださることを大いに期待していた方ですからね。悲しいと言うより、惜しいです。
こういう時よく「今までありがとう」って言うけど、なかなかそういう気持ちにはなれない、なにかを恨みたい気持ちになる出来事でした。
そして、誰よりつらかったであろう影山さん。この日はちょっと心配しながら見に行ってました。

でも影山さん元気いっぱいでしたよ。ちょっと想像すると切なかったですが。
その後の本人の日記で、「忙しいのが今は救い」とか宏幸さんに「ええやん！って言ってもらえるような音楽作る」とか、けっこう痛々しかった。このライブよりアコギライブのほうがつらそうでしたね。
そんな中での大成功のライブ。影山さん本人にとっては思い出深いイベントかもしれないですね。