Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

小説版「STAR WARS」Episode 4~6

2009-07-04 14:48:34 | 本と雑誌

A long time ago. in a galaxy far, far away...
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…


惑星アースの辺境の地ジパングにて、帝国の罠により離れ離れにされたジェダイマスターから勧められた小説版「スターウォーズ」を入手した新たなるジェダイの騎士ザン=ザ・ザーンは、「エピソード4~6」を一気に読み、5年後を舞台にしたという「スローン3部作その1 帝国の後継者」上下巻ももうじき読み終わろうとしていた。



そんなわけで小説版「スターウォーズ」はなかなか面白いです。
映画にないシーンもありそうですかね。
「エピソード4 新たなる希望」でC-3POが「私を設計した人物はきっと驚いていることでしょう」と発言した時にはほろりときましたよ。
それと、周りの人に話すとよく驚かれるんですが、どうやらジェダイじゃなくても、フォースを使えなくても「光剣」ライトセイバーは使えるらしい。


で、そんな小説版についても、気になった点について考察してみたいと思いますが、


エピソード4を見た人は覚えているかと思いますが、レイア姫は前半で帝国に囚われていましたよね。
映画だと大人しく幽閉されていた感じですが、どうやら小説版だと共和国のアジトを聞き出すために拷問を受けていたらしい。そして拷問の担当をしたのが、なんとシスの暗黒卿ダースヴェイダー。
よく考えてみると、まあ、大人の漫画や、まじめな戦争物でも、戦争をしている相手国の女性の捕虜にする拷問と言ったら、だいたい決まっているわけで。
具体的な描写はなく想像を絶する拷問とだけあったがもしかして、ダースヴェイダーは自分が担当することでレイアをセクハラから守ったんですかねえ。
と、思いきや、「エピソード6 ジェダイの帰還(当時はジェダイの復讐)」だとどうやら暗黒卿は自分とレイアの関係については知らなかったらしい。
じゃあどうしていたんだ?「帝国の後継者」で妊娠しているが父親は、まさか!? そもそも暗黒卿は先の戦争でボロボロの体になっているしそういうこと出来なさそう。あ、でもフォースで妊娠させれるんだっけか。いくらダークフォースでも5年もたってはないと思うが。


ヴェイダーはレイアについてはわからなかったがルークについてはわかったのは、恐らくですがルークのフォースから読み取ったのかな、と思われる。
レイアは拷問にも強いようなので、そういうフォースで何かを読みとる能力を使い、嘘発見器的に情報を突きとめるつもりだったのかなと。
ヴェーダーももともとはジェダイだし、奥さん以外に対しては欲望をコントロールできるのかもしれないからレイアに対しても何もないでしょうね。うん、偉い。好きだぞヴェイダー。アナキンは嫌いだったけれども。


それに引き換えというかなんというか、オビ=ワン・ケノービもルークを「最後の希望です」とか言ってないでちゃんと見守ってもいないのだからその間に結婚して子供も10人くらい作っておけば、共和国側が圧倒的に有利になったと思うんですけどねえ。
純粋なジェダイはそういうのに興味なさそうですが、万が一を考えると限りなく安全策だと思う。
少しはアナキン・スカイウォーカーや範馬勇次郎を見習ってくれよと。これを読んでいる人は「お前が言うな」と言いたくなるんだろうけれども。
戸籍登録の際に帝国に目をつけられるのを避けたのでしょうかね。
実は子供を作っていたがジェダイの修業をしてる時にフォースをヴェイダーに読み取られて帝国に殺されてしまった。なんていう外伝があるといいかも。それならばルークに修業をさせなかった理由もわかるという物です。



しかしそれにしても、エピソード1~3のおかげですっかり忘れていたが、ちっちゃいころ一番好きだったスターウォーズシリーズ、やっぱり小説で読んでも楽しい。
アナキン・スカイウォーカーはあまりにも内面の弱さを強調しすぎだしパドメとイチャつきすぎだしでなかなか共感ができなかったが、ルークとソロを見ていると自分もその仲間になった気分で感情移入できまくりですね。


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