バァちゃんと一緒

バァちゃん…2005年9月~在宅介護。2010年1月、近所の特養に入居。2018年11月~在宅介護 再び(^^)v

○~人でなしの私~○

2006年12月11日 23時20分31秒 | ・退院から 数ヶ月の間
前にコメント欄にも書いたような気がしますが、改めて
・・・・・アップする事にしました 

昨年3月22日に転院してきてから 毎日 病院に通った。
多い日は 三往復した。
9月1日に退院し
9日に 病院に隣接する老人保険施設(Tの郷)に入所した。
また 毎日 通った。

10月5日。
とうとう 休んでしまった日の 送信メール
「学校から帰って、生協したら、何だか非常に疲れてしまい、
今日は清水の舞台から飛び降りたつもりでf^_^;
施設に行くのは止めます。
A子の迎えもあるし…あ~!!
3月22日からの皆勤記録が・・・惜しい気もするべ・・・」
  その日から、たまには 休んでもいいんだと思えるようになった。

Tの郷には
3ヶ月の予定で入所したが10月14日退所。
在宅日数が自由になる、Tの郷ショートステイと
近くの施設から来てくれる訪問入浴を併用しての暮らしに切り替えた。

ショートステイ中も ほとんど 毎日
バァちゃんとこに 通った(当時はそれが普通だと思っていた)。

今から思えば 私は 普通ではなかったのだと思う。
いつも、いつも、いつも
私の中には 親戚の方の、言動があった。
常に顔が浮かび、夢にも見た。
それに、怯えていた。
それに、腹が立っていた。
それに、対抗していた。

親戚の方は、病院にもショートステイにも  
1日おきくらいに お見舞いされた。
バァちゃんを 引き取って看ることが出来ない(気がない?)分
会えたときには 一生懸命バァちゃんの喜ぶ事をしてあげてた。
もちろん、バァちゃんは
手放しで彼女が好きで 
時に駄々っ子のように 彼女に甘えた。
私は 
彼女はいつも、「良いトコ取り」ばかりするとひがんでいた

12月 うちにリフトが付くのを待ちかねたように
(リフトが付いて車椅子ごと下に降りれるようになれば
 近くの施設が利用できるようになるから)
Tの郷の ショートステイを 止めた。
12月26日からのショートステイをキャンセルしてのことだった。
Tの郷が 嫌だったわけではない。
毎日、リハビリもあるし 皆さんとても よくしてくれた。

   ショートに私が会いに行くと、
   バァちゃんは いつも、親戚の方が来て良くしてくれたと話した。 
   優しい優しい親戚の方のイメージを引きずって帰宅しないように 
   せめて、帰宅当日は お見舞いに行かないで
   と 夫からお願いしてもらったけど聞いてもらえず・・
   結果 帰宅したバァちゃんは
   ショートに出かける前とは 違うバァちゃんになって帰ってきた。

  12月12日に帰宅したとき
  もうだめだ!と 思った。
  それほど その時は ひどかった・・・
  それで、キャンセルを お願いした。

バァちゃんの精神的な自立が 
全ての自立(?)に繋がると 
リハビリを進めていた私と親戚の方とのギャップは 
バァちゃんにも 影響を与えていたようだ。

たびたび 親戚の方のことを 言っていた。
だんだんに それもひどくなっていった。

いつも、彼女と私を比べていた。
親戚の方は 良くしてくれた。と、ほめる事から
彼女の家に 送っていくように。言われるようになった。

私は 彼女の家には 車椅子のバァちゃんは入れないと
ジェスチャー交じりで説明した。
(本当は、彼女のところに行っても 看て貰えないでしょって言いたかった
 ・・いえ、たった1度だけ、そんなことを言ってしまった。)

ある日、ボチボチ、お昼やで~って言った時
「今から、○○ちゃん(親戚の方)のトコへ行ったら 飯も良うしてくれると 思うんじゃけど
あんた、クル(車)で ちょっと、いて(行って)くれんかな」

「バァちゃん ここでも昼ごはんチャンとしてるやろ!
なんで ○○ちゃんトコへ行かなあかんねんな


これはもう、本人から 
「うちには来てもらうことはできない」とバァちゃんに言ってもらうしかない
と、夫に説明し
その後、親戚の方がうちに来てくれたとき 話してもらうことにした。

当日、彼女が帰る頃 夫に 話してもらった・・・
が・・・ またしても あやふやになりそうだった

とうとう、私が口出してしまった。
前のお昼ご飯のことも話した。
親戚の方も、夫も、 バァちゃんの前に立って
これまでにない 雰囲気の中 バァちゃんに話してもらった。
バァちゃんは その時は 理解できたのかどうかわからなかったが

それ以降 親戚の方の家に送っていくようにとは
言わなくなった。
私のすることを見て ○○ちゃんは・・ということもなくなった。

  昨年、2月1日に始まって
  ずっとずっと 重くのしかかり 時に暴れまわり
  時には 潰されそうにもなった ものから
  この頃、やっと私は解放されたような気持ちがする。

もしかして、バァちゃんは 
私ではなく 親戚の方に 看てもらいたかったんやないかと思う。
いえ・・お前なんかに 看てもらわんでも 
○○ちゃんとこへ 行ったら 看てもらえるんやから・・
と、思っていたのかもしれない

彼女が・・・理由が どんなもので あろうと
私は、無理やりに 引導を渡させてしまった。
親戚の方にも バァちゃんにも 私は人でなしな ことをしたと
・・していると思っている。
いつもいつも それは 私の 心の中にある。

   でも、常にバァちゃんを看てるのは 私なんやからという、
   えらそうな(?)気持ちも 心の中にある。

今でも、親戚の方は 来てくれるが
単独ではなく 他の方と一緒の時にだ。

人を看るのは
汚いこと 恐ろしいこと 張り裂けそうな事も 
多分に乗り越え(?)ないと いけないのかもしれない。

そんなの、私だけかもしれないが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

書いているうち ドンドンドンドン増えてしまい
とんでもなく 長いものになってしまいました。

でも、今回は 分けずに 
1つのものとして アップさせてもらいました。
ごめんなさい。

わかりにくいところも 多くあるかもしれません。
(ご質問がもし、あれば どうぞ お願いします)

いつも、つたない文章を読んでくださってありがとうございます。

特に今回・・・・ありがとう 
ごめんなさい・・・            


 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゆっくりんさん~ (じじママ)
2006-12-13 23:21:56
ありがとう~

本当のところね、
やっと「負い目」と思わずにしよう・・・って
考えられるように なってきたころ

人に話したんですよ。
だいたいの経緯とか、親戚の方にはあまりきてもらってない・・ってこと。
その時、彼女が言ったの。

「そんなこと、やめたら?!」
「好きなときに 好きなように
 会わしてあげたら いいやんか!」って。

年配者ではなく 同年代の人に言われたのが
いろんな意味で、ショックでした。
それから、事あるごとに
考えてしまいます。


あ・・・・・・・
もしかしたら、彼女は 
私が負い目に思うようなこと は
もう 止めて、楽になれば?
ってことを 言いたかったのかな・・・

 
返信する
介護って。。 (ゆっくりん)
2006-12-13 21:37:54
主介護者さんが1番辛いんですよね。。

悪いけど同居してない親戚、たまに来る親戚は
その時だけだから
いい顔もできる!
優しくだけしていればいい!

後の事も考えなくていい!
無責任でいい部分ありますよね。。。
私もそれで泣いている主介護者さん見て来ました。

じじママさん負い目感じる事ないですよ。
優しいから
時には厳しく言って少しでも自分でできる事
増やして欲しいと思うのですよ。
返信する
チーちゃん (じじママ)
2006-12-13 08:52:56
ありがとう 

親戚の方の対応は おとさんの 時とは
まるで違っててね~
おとさんには、
たまに、嘘でしょ~?!
ってほど あっさり(?)してたんです

あの時、同じTの郷に入所してたんですけどね~

小さい頃からの いろんな想いとかが
あるのかもしれない 
事故に遭う前から おばあちゃんだけ、かわいそうっていってたから

一生懸命、お世話してるし~って思って、
割り切ったつもり でも
どこかで、二人を引き裂いた(?)って
負い目は ずっとあって消えない

最近、負い目があったほうが いいかもな~
なんて思ったりすることも ありますよ~

返信する
引導渡すのも愛情・・・ (チーちゃん)
2006-12-12 22:58:34
じじママさんのジレンマ解る気がするよ!
バァちゃんに引導渡すのも愛情だと思う
うちのバ~バもチー家に来た頃は小姑の家のことやその孫のことを「うちの家では・・・」とか「うちの孫は・・・」ってよく言っててチーも時々カッチーンって頭に来てたもん 
正直「バ~バは見捨てられてうちに来たんだよ!」って言ってやりたい時があったよ 
幸いうちは小姑もだんだん足が遠のいて来なくなったからバ~バもあきらめモードになったけどいつまでも引きずるようなら言わなきゃ・・・って思ったよ! 
バァちゃんにも誰が面倒を見てるのか自覚させる方がお互いのために良かったと思う 
今のじじママさんのような介護は他の人には絶対に出来ないんだから自信持ってバァちゃんに「世話をしてるのは私だよ 」って胸はって言ってやろう  
返信する
あかねさん (じじママ)
2006-12-12 06:26:08
初めまして~

ありがとうございます

そうですね~ 
出来る事なら身内の 自分が看てあげたいと
思ってるんでしょうね・・・

せめて、会った時だけでも・・ってのは
私も、よくわかります

全てが うまくいく 介護ってのは
難しいですね~

私がした事は 
これからも
バァちゃんと一緒に暮らすうえで
私が暴走して、心底 人でなし(?)に 
ならないようにって しっかり 心に留めておかないといけない「釘」なのかもしれません。

あかねさん、
「人でなしではない」言ってくださって
ありがとう 

返信する
じじママさんへ (あかね)
2006-12-11 23:51:55
初書き込みですお邪魔します。
じじママさんは人でなしではないですよ~
それが書きたくてコメントしました。
親戚の方の気持ちも良く解る記事でした。
「良く解る」というのは同調の意味ではなく
おばあちゃんの前でいい顔をしてしまうその気持ち(原因)です
後ろめたいんですかね~見てあげれなくてゴメンと
いう気持ちも少しはあるのだと思いますよ
でもじじママさんは人でなしではないです。
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