＊～ワイン～＊

勤労感謝の日は夫が家に居たし、夕食は　また　お鍋にしました　。
材料を切っておけば　作りながら食べられるので　楽チンです

支度をしながら　台所でアルコールを飲むのが　好きです。

　　　モチロン、夫が居るときだけですけどね～

のんびりしてて　
休日の幸せな　ひと時って感じが　するんですよぉ～

その時々でいろいろ飲みますが　
23日は　ロゼワインにしました　

食事を始めたら　赤に替えて・・・
ワイン飲みながら　なんとなく
バァちゃんが退院してスグの頃を思い出しました。

あの頃・・・毎晩　１人で赤ワインを１本空けていました。
紙箱式のたくさん入ったもの時は・・・もっとかなぁ。

幸い（？）父に似て　顔にも出ず　そんなに　弱い方でもないようで～
二日酔いも悪酔いもしませんでしたが・・・・・

昨年９月１日に退院してから　
９日に老人保健施設「Ｔの郷」に入所するまで　
バァちゃんの状態は特にひどく
それまでの練習は何だったのか？！と思うほど　
信じられない事の連続で～

　　　退院してスグにバァちゃんの妹が来てくれた時
　　　背部分が手元操作で上がる介護ベッドを見て　
　　　彼女が　普通に「これは、いいね～」と言ってくれたのを
　　　バァちゃんが聞いて
　　　帰られてから「○○は　これでしたらええわよ～って言うた」
　　　（妹は、自分で起き上がらずにベッドの背を上げて起き上がったほうが良いと言った）と　言い
　　　自分で起き上がれないと　怒り・・・
　　　何とか1人で起き上がってくれるまで１時間半
　　　それから毎日起き上がりに　一苦労(私は絶対に手を貸さず、言葉の促しだけ）

昼間も
車椅子から　立ち上がれないから　
車椅子を動かして向こうに連れて行くようにと・・・
知らない人が見たら　
本当に立ち上がりは出来そうにないと思うほど　途中まで立ちかけては
「出来ん」と　椅子に戻り・・また、立ち上がりそうにしながら椅子に座り込み・・・

少しでも　手を貸すと　
「ほらごらん自分ひとりではできないでしょう？」　と、
言わんばかりにするから　本人にわからないように介助したり。
わざと　危なっかしく強引に　立たせようとしたり。
（自分で立った方が　良いと思ってもらえるように）
バァちゃんは、汗をかきながら　震えながら　
「はぁ・・はぁ・・」と　（大げさちゃうのというほど）肩で息をして・・


毎日、毎日、
朝から晩まで　
痛い痛い（言わないのは食べている時と眠っているときくらい）・・
バァちゃんの叫び声・・
行動の促しと待つことの繰り返し。

ワインは　そんな１日の　終わりの
救い（？）でした　

ふと、今の　少なくなった　酒量をみて

あの頃に　比べて　
ホントに　楽になったよなぁ・・・・・と
しみじみ　思うこの頃です　。