goo blog サービス終了のお知らせ 

ラヂオ惑星モルファス

国葬に思うこと(その2)

7月に「国葬に思うこと」と題してブログに上げましたが、その時は思ってみなかった事態になりました。

ご存じのとおり、英国(正式名称は長いので略称)のエリザベス二世が崩御されました。勿論葬儀は「国葬」です。細かくは省略しますが、「朝日新聞のGLOBE+」の記事を読むと、イギリス下院では国葬または国民葬の事例などを的また資料を公表しており、国葬は基本的に国王に限られるようですが、国王、議会、首相が関わるとのこと。つまり、費用の支出を決める権限は国会にあるから、国葬といえど必ず議会に諮るようです。また、国王以外で国葬となったのはナポレオン戦争の英雄であるウエリントン公爵やネルソン提督、科学者アイザック・ニュートン、政治家ではチャーチル元首相などで、極めて稀なケースのようですね。

イギリスは、こうした過去の事例や経緯なども公開しているし、きちんと議決を得て予算を執行するなど、たとえ国王の葬儀といえど公明正大ですし、国王以外は国王が議会に動議を提出して議決を得る・・・民主主義の先輩に相応しいやり方でしょう。

テレビの映像を見ても、エリザベス女王を悼む国民の姿がまさに「国葬」なんだな・・・と感じられます。ご遺体も国葬が終わるまで王冠を頂いた棺が公開されるのですね・・・。

さてさて、我が国の「国葬」とやらはどうなんでしょう。前回も書きましたが、国民に嘘をつき、自分の利益ばかり考え、政治懸案には何の解決も出来ず、「右翼」なのに日本や天皇を侮辱してはばからない旧統一協会に祖父以来深く関わったあげくに「家庭平和連合」に家庭を破壊された男に銃撃を受けてしまった元首相に国葬の資格はあるのか?国権の最高機関であり国民の代表で構成される国会にも諮らないで拙速に決めてしまった現首相に国家・国民を代表する資格はあるのか?

弔意は個人の考えによる・・・らしいので、是非、政治家の「自主的判断」を期待したいと思います。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「日々の随想録」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事