ラヂオ惑星モルファス

添削と推敲…俳句の苦心



蹲の底の揺らめき薄紅葉

現在、二つの句会に所属していますが、コロナの影響で一つの句会はほぼ一年間紙上開催です。もう一つ、近所の公民館で開く句会は、昨年の7月から12月の間は開くことが出来ましたが、現在はこちらも紙上開催です。
後者の句会は小さな同人誌の傘下にありますので、奇数月に発行される同人誌に句が掲載されます。句会で指導者の助言添削をいただいた句を7句提出しますが、編集にあたってその指導者の方がさらに添削されて7句のうちの5句が誌面に掲載されます。
ですので、同人誌が届いて自分の句を見ると、思いがけない添削が入り、自分の句ではないような気分になります。もちろん私のようなごく初心者の犯しがちな、文法や言葉遣いの間違い、三段切れや季が動くなどの修正をしていただいていますので・・・・・

最初に作った句です。かつての茶会の様子を思い出して作りました。

 客立ちて紅葉ひとひら蹲に

どうも面白くありません、これは俳句ではありませんね。で、句会には

 蹲の底の揺らめき紅葉かな

と直して提出しました。

しかしながら・・・・その結果、同人誌には初めに掲げたとおりの句に添削の上掲載されました。しかし、どうも私が思ってもみなかった「薄紅葉」の言葉が気に入らなくて・・・もう一度・・・

蹲の底の揺らめき桐一葉

に直してみました。どうかなあ~

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