勝手に「黄金時代」と書きましたが、1960年代の後半、シルヴィ・ヴァルタンやフランス・ギャルなどの女性歌手が日本を席巻しました。レナウンのコマーシャルも『イエイエ』娘・・・でしたねぇ。
今では『フレンチ・ロリータ』などとちょっと揶揄されているようですが・・・
そのご、1970年代は男性歌手が多く出てきました。これまでも、エルヴェ・ヴィラールやパトリック・ジュベ、パスカル・ダネルなどを取り上げてきました。アラン・バリエール、ユーグ・オーフレ、ギイ・マルデルなどは1960年代の中盤に出てきた歌手ですから、5~10年若い世代になるでしょうか?
ずっと取り上げてきた『午後のシャンソン』がFMに移って時間も短縮し次第に終了も間近になってきた1975年11月16日(日)14:00「音の仲間たち」~若きフランスの旗手たち~と言う番組で紹介された曲をいくつか取り上げます。
先ずは、アラン・シャンフォーです。1949年の生まれ、現在68歳で現役の歌手です。
はじめLES MODSというバンドで活躍していました。ジャック・デュトロンとの出会いがさらなるきっかけになりましたが、ヒットには恵まれなかったようです。はじめはAlain Legovicと言う名前で1968年に「L’harmonica」というレコードを出しています。
余り詳しいことは分からないので、ご存じの方に是非教えて頂きたいのですが、1972年にAlain Chamfort に名前を変え「Dans les ruisseaux」というシングルを出して以来は順調にヒットを飛ばしているようです。
日本では、「La Musique Du Samedi 」(邦題:そよ風のセレナーデ)と「Bonjour Omemesan」 (邦題:Bonjour お目、目さん)のカップリングのレコードが出ています。後者は、この当時はやったジャポニズムなんでしょうか?エルヴェ・ヴィラールも「サヨナラ」という曲を出したり、アダモも日本語で「雪が降る」を歌った時代なので、日本受けを狙ったのでしょう、余り印象に残らない曲ですね。
それに比べると、この「La Musique Du Samedi 」(邦題:そよ風のセレナーデ)はポップな分かりやすい曲で、フレンチポップスをお好きな方はきっと聞いたことがあると思います。
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惑星モルファス

山ちゃん
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