東海地震に対する意識を高めるブログ

東海地震への防災・減災意識を高めるため東海・東南海・神奈川周辺で発生したM3以上の有感地震を眺めるシンプルなブログです。

今週のまとめ - 『東海地域の週間地震活動概況(No.44)』など

2016年10月28日 | 今週のまとめ
     
                  (気象庁HP「東海地域の週間地震活動概況 No.44」より)


東海地域でここ1週間に発生した地震をまとめた 『 東海地域の週間地震活動概況 No.44 』が
28日、気象庁から発表されました。

具体的には、次のように述べられています。(※抜粋。下線は管理人)

<概 況>
「 24日から26日にかけて、想定震源域より西側の愛知県西部のプレート境界深部において「短期的ゆっくりすべり」が発生している。
なお、平成25年はじめ頃から浜名湖付近のプレート境界で発生している「長期的ゆっくりすべり」は、
平成27年半ば頃からは、やや緩やかになっている*。
 」
 * 平成28年10月地震防災対策強化地域判定会会長会見資料 (PDF) 参照

【東海地域】
  [地震活動]
「・ 特に目立った活動はなかった。」(上図参照)

  [深部低周波地震(微動)活動]
「・ 24日から26日にかけて、愛知県西部から東部(領域a)を震央とする深部低周波地震(微動)を観測し、
東海地方に設置されている複数のひずみ観測点で地殻変動を観測している。(別紙1、2参照)」 *2

  ( *2 別紙1より抜粋 
「 10月24日から26日にかけて、愛知県西部から東部を震央とする深部低周波地震(微動)を観測している。
また、これに同期して、東海地方に設置されている複数のひずみ観測点で地殻変動を観測している。
これらの現象は、東海地震の想定震源域より西側の愛知県のプレート境界深部において発生した「短期的ゆっくりすべり」に起因すると考えられる。
 今回の活動域では、2016年10月16日から20日にかけても、まとまった深部低周波地震(微動)活動が見られ、
東海地方に設置されている複数のひずみ観測点で地殻変動を観測した。今回の活動域は、10月16日から20日の活動域よりやや北東側で発生している。
ひずみ変化より推定した「短期的ゆっくりすべり」の断層モデル候補も10月16日から20日よりも北東側に求まっている。」 )

【その他の地域】
「・ 21日14時07分に鳥取県中部の深さ11kmでM6.6の地震が発生し、鳥取県で震度6弱、岡山県で震度5強、島根県で震度5弱を観測し、
関東地方から九州地方にかけて震度4~1を観測した。」

この発表は、気象庁HP 『 東海地域の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。





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